policewoman
名詞 “policewoman” を徹底解説
1. 基本情報と概要
単語: policewoman
品詞: 名詞 (countable noun)
意味(英語): A female police officer.
意味(日本語): 女性の警察官。警察組織に属し、法の執行や市民の安全のために職務を行う女性を指します。男性形は “policeman”、性別を問わない言い方は “police officer” になります。
「police」の部分は「警察・警察官」、 「woman」の部分は「女性」を指し、この2つが合わさって「女性の警察官」という意味になります。日常会話から新聞記事まで広く使われる表現で、比較的ニュートラルな語感があります。とはいえ、現在では男女を区別しない “police officer” という呼び方も一般的です。
- CEFRレベルの目安:
- A2(初級)~B1(中級)
多くの学習者はこの単語に早い段階で触れる機会が多いと思われます。
- A2(初級)~B1(中級)
活用形や関連品詞
- 単数形: policewoman
- 複数形: policewomen
- 他の品詞例:
- “police” が動詞になると「取り締まる」という意味。例: “to police the area” (その地域を取り締まる)
- ただし “policewoman” 自体は一般的に名詞のみで使われます。動詞・形容詞としての派生はありません。
- “police” が動詞になると「取り締まる」という意味。例: “to police the area” (その地域を取り締まる)
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: 特にはありません。
- 語幹: “police” (警察)
- 接尾語: “-woman” (女性、〜の女性形)
もともと “police” と “woman” を組み合わせた合成語です。英語では職種名 + man/woman という合成語が昔から存在します (例: fireman / firewoman, postman / postwoman など)。近年ではジェンダーニュートラルな表現として “police officer” や “firefighter” などが使われることも増えています。
他の単語との関連性(派生語や類縁語)
- police officer: 性別を問わず「警察官」を意味する一般的な呼び方
- policeman: 男性の警察官
- policing (動詞): 取り締まること、警戒すること
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(例:10個)
- a dedicated policewoman
- 献身的な女性警察官
- 献身的な女性警察官
- a newly appointed policewoman
- 新しく任命された女性警察官
- 新しく任命された女性警察官
- the first policewoman in the district
- その地区で初めての女性警察官
- その地区で初めての女性警察官
- plainclothes policewoman
- 私服の女性警察官
- 私服の女性警察官
- off-duty policewoman
- 非番の女性警察官
- 非番の女性警察官
- experienced policewoman
- 経験豊富な女性警察官
- 経験豊富な女性警察官
- policewoman on patrol
- 巡回中の女性警察官
- 巡回中の女性警察官
- decorated policewoman
- 表彰された女性警察官
- 表彰された女性警察官
- resilient policewoman
- たくましい女性警察官
- たくましい女性警察官
- undercover policewoman
- おとり捜査中・潜入捜査中の女性警察官
- おとり捜査中・潜入捜査中の女性警察官
3. 語源とニュアンス
- 語源:
- “police” はフランス語 “police”(ラテン語 “politia” 由来)から来ており、「公的秩序」「行政」を意味する言葉でした。
- “woman” は古英語 “wīfman” に由来し、「女性」を意味します。
- “police” はフランス語 “police”(ラテン語 “politia” 由来)から来ており、「公的秩序」「行政」を意味する言葉でした。
- 歴史的な使用:
- 20世紀初頭ごろから、本格的に女性が警察官として従事し始めた際、自然と “policewoman” という呼称が用いられるようになりました。
- 20世紀初頭ごろから、本格的に女性が警察官として従事し始めた際、自然と “policewoman” という呼称が用いられるようになりました。
- 使用時の注意点:
- 性別を強調しない場合は “police officer” と呼ぶのが一般的です。とくに現在ではジェンダー表現に配慮し “police officer” で言い換えることが多くなっています。
- 口語では問題なく使われますが、公式文書などフォーマルな文脈では “police officer” が好まれる傾向にあります。
- 性別を強調しない場合は “police officer” と呼ぶのが一般的です。とくに現在ではジェンダー表現に配慮し “police officer” で言い換えることが多くなっています。
4. 文法的な特徴と構文
可算名詞
“policewoman” は人を指す可算名詞なので、単数・複数形の区別があります。- 単数形: a policewoman
- 複数形: policewomen
- 単数形: a policewoman
用法の特徴:
- フォーマル度: ややカジュアル~中程度。公式文書では “police officer” がより望ましい。
- カジュアルな会話や新聞記事などでは比較的よく目にする表現です。
- フォーマル度: ややカジュアル~中程度。公式文書では “police officer” がより望ましい。
イディオムや一般的な構文
- 「become a policewoman」(女性警察官になる)
- 「serve as a policewoman」(女性警察官として勤務する)
特にイディオム的な使い方はありませんが、職業名の一つとして他動詞・自動詞などの文脈(主語や目的語)と共に用いられます。
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)での例文
“I saw a policewoman directing traffic near the station this morning.”
(今朝、駅の近くで女性警察官が交通整理をしているのを見たよ。)“My neighbor is a policewoman, and she’s always ready to help.”
(近所に女性警察官がいて、いつも助けてくれるんだ。)“I never expected to be pulled over by a policewoman on my way home!”
(帰宅途中に女性警察官に止められるなんて思ってもみなかったよ!)
ビジネス(ややフォーマル)での例文
“The event featured a panel that included a senior policewoman discussing community safety measures.”
(そのイベントでは、地域の安全策について話し合う上級職の女性警察官がパネルに参加していました。)“We invited a policewoman to our company’s security seminar to share her insights.”
(私たちは会社のセキュリティセミナーに女性警察官を招き、意見を共有してもらいました。)“A policewoman has been assigned to cooperate with our internal security team.”
(女性警察官が私たちの内部セキュリティチームと連携するように任命されました。)
学術的・公的文脈での例文
“The study examined the challenges faced by a policewoman in a predominantly male workforce.”
(その研究では、男性中心の職場で働く女性警察官が直面する課題を検証しました。)“A policewoman’s role in community engagement can greatly influence public trust.”
(地域との交流における女性警察官の役割は、一般の信頼に大きな影響を与えうる。)“According to statistics, the number of policewomen has increased significantly over the past decade.”
(統計によると、この10年で女性警察官の数は大幅に増加している。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- “police officer” (警察官)
- 性別を限定しない最も一般的な呼び方。
- “policeman” (男性警察官)
- 男性を指す職業名。
- “cop” (警官・警察官) ※口語
- 性別を問わないくだけた表現。
- “police officer” (警察官)
反意語:
- 職業名としては直接的な「反意語」はありません。もしどうしても対になる言葉が必要であれば “criminal”(犯罪者)などが考えられますが、職業名の反意語としては適切ではありません。
ニュアンスや使い方の違い
- “policewoman” は女性であることを強調した職業名。
- “police officer” は性別を強調せず中立的。あらゆる場面で使いやすい。
- “cop” は口語的でカジュアル。ふだんの会話でよく使われる。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /pəˈliːsˌwʊmən/
- イギリス英語: /pəˈliːsˌwʊmən/
- アメリカ英語: /pəˈliːsˌwʊmən/
強勢(アクセント):
- “po-LICE-wo-man” のように “liːs” の部分に主要なアクセントが置かれ、その次に “wo” が続きます。
- “po-LICE-wo-man” のように “liːs” の部分に主要なアクセントが置かれ、その次に “wo” が続きます。
よくある発音ミス:
- “po-lice” の “o” を強く読みすぎたり、 “woman” の “wo” を「ウー」や「オー」と言ってしまうことがあるので注意。
- “woman” の a は /ə/(シュワー)に近い音になるので気をつけましょう。
- “po-lice” の “o” を強く読みすぎたり、 “woman” の “wo” を「ウー」や「オー」と言ってしまうことがあるので注意。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “policwoman” や “policewomen” と混同してしまうことがある。単数形と複数形を正確に区別しましょう。
- 性別の誤表現: 性別を強く意識したくない場面などでは “police officer” を使うとよい場合があります。
- TOEICや英検での出題傾向: 職業名に関する問題、または可算名詞の複数形問題で登場する可能性があります。単数・複数の使い分けを問う問題などで注意が必要です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “police” + “woman” の合成語だと覚えましょう。頭の中で「ポリス」と「ウーマン」を組み合わせれば自然に思い出せます。
- 近年は “police officer” という表現をよく使うので、あわせて覚えておくと実践的です。
- スペルは “man/woman” で書き分けがあるので “-man” → “-men” / “-woman” → “-women” の複数形変化をしっかり意識しておくと混乱しにくくなります。
以上が “policewoman” の詳細です。女性であることを特に強調する場合に使われますが、現代ではより中立的な “police officer” が好まれる時代背景があります。文脈によって使い分けましょう。
婦人警官