(…への)門,通用門《+to(of)+名》;(門の)とびら / (ダム・運河などの)水門 / (競技場・劇場などの)[有料]入場者数 / (またgate money)総入場料
gate
(…への)門,通用門《+to(of)+名》;(門の)とびら / (ダム・運河などの)水門 / (競技場・劇場などの)[有料]入場者数 / (またgate money)総入場料
1. 基本情報と概要
単語: gate
品詞: 名詞 (countable noun)
意味(英語): A movable barrier or structure that can be opened or closed to allow or prevent entry or exit.
意味(日本語): 出入りを許可・制限するための開閉式の扉や門のこと。庭や敷地、空港などの入り口などで見られます。簡単に言えば、「門」「ゲート」を指す単語です。
「gate」は、庭や敷地の入口の“門”を指す場合や、空港の搭乗口を指す場合にも使われます。このように、具体的な場所や出入口となる物のイメージで使われます。
活用形
- 単数形: gate
- 複数形: gates
別の品詞としての形
- 動詞: to gate(主に英国の学校で、生徒に外出禁止の処分を科す意味などで使われることがあります)
- 形容詞形の派生語はありませんが、「gateway(門戸、入り口)」という名詞派生語があります。
難易度目安(CEFRレベル): A2(初級)
多くの学習教材や旅行などでも登場する比較的身近な単語なので、初級に位置づけられます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- gate はシンプルな語源から成り立つ単語で、接頭語・接尾語がついているわけではありません。
- 語幹: gate(“開閉式の門”を表す古英語からの形)
関連語・派生語
- gateway (名) - 出入口、入り口
- gated (動詞の過去形、過去分詞形) - “gate”の動詞形が用いられた場合の形
よく使われるコロケーション(共起表現)10個
- front gate(正門)
- garden gate(庭の門)
- gate keeper(門番)
- security gate(セキュリティゲート)
- airport gate(空港の搭乗口)
- palace gate(宮殿の門)
- closing the gate(門を閉める)
- open the gate(門を開ける)
- electronic gate(電子式のゲート)
- toll gate(料金所ゲート)
3. 語源とニュアンス
語源:
「gate」は古英語の“geat”から来ており、「開口部」「通り道」を意味していました。ゲルマン語系の単語に由来し、長い歴史の中で「通るための開閉式の構造」を指す意味に定着しました。
ニュアンス・使用時の注意:
- 基本的には物理的な「門」「入り口」を指しますが、空港のゲートやイベント会場の入口にも使われるように、比喩や広義で“入り口”を示す場合も多いです。
- フォーマル・カジュアルどちらでも上手く使えますが、強いて言えばカジュアルな会話で耳にする機会も多い単語です。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞 (countable): a gate, the gate, gates など、可算名詞として使います。
- フォーマル/カジュアル両方で使用可能。特に制限はありません。
- 「gate as a verb」(to gate)は学校などで生徒を外出禁止にする、あるいは「~を阻む」といった限定的な使われ方をしますが、日常的にはあまり一般的ではありません。
イディオムや構文例
- “when one door closes, another gate opens”
- 「一つの扉が閉まれば、別の入り口(チャンス)が開く」(door と gate を置き換えて言うことがある)
- 「一つの扉が閉まれば、別の入り口(チャンス)が開く」(door と gate を置き換えて言うことがある)
- “keep the gate locked”
- 「門に鍵をかけたままにする」という通常の表現
- 「門に鍵をかけたままにする」という通常の表現
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
- “Could you please close the gate behind you?”
「後ろの門を閉めてもらえますか?」 - “I’ll meet you at the garden gate at 6 p.m.”
「午後6時に庭の門のところで会いましょう。」 - “Be careful not to leave the gate open, or the dog will run out.”
「門を開けっぱなしにしないように気をつけて、犬が逃げちゃうから。」
ビジネスでの例文(3つ)
- “Make sure the security gate is functioning properly before the event starts.”
「イベントが始まる前にセキュリティゲートがちゃんと動作しているか確認してください。」 - “Employees enter the facility through the main gate.”
「従業員は正門を通って施設に入ります。」 - “We plan to install an electronic gate system next quarter.”
「来期に電子ゲートシステムを導入する予定です。」
学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)
- “In medieval architecture, the castle gate was often fortified with iron bars and a drawbridge.”
「中世の建築において、城の門はしばしば鉄格子や跳ね橋によって強化されていました。」 - “Access to the restricted research area is controlled by a secure gate mechanism.”
「制限区域の研究エリアへの出入りは、安全性の高いゲート機構によって管理されています。」 - “The city’s historical gate has been preserved as a cultural heritage site.”
「その都市の歴史的な門は、文化遺産として保存されています。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- door(ドア)
- 一般的には建物の出入口に取り付けられた扉を指す。より内側の出入口に使われる。
- 一般的には建物の出入口に取り付けられた扉を指す。より内側の出入口に使われる。
- entrance(入り口)
- 広義で場所や建物への入り口を指すが、カバー範囲が広い。
- 広義で場所や建物への入り口を指すが、カバー範囲が広い。
- portal(門、入口)
- 文学的または壮大な建物の入口などに使う、ややフォーマル・文学的表現。
- 文学的または壮大な建物の入口などに使う、ややフォーマル・文学的表現。
反意語
厳密な反意語はありませんが、「exit(出口)」は対義的な位置づけで語られることがあります。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /ɡeɪt/
- アクセント: 一音節しかないので “gate” の “ga” の部分をはっきり発音します。
- アメリカ英語: [ɡeɪt]
- イギリス英語: [ɡeɪt](ほぼ同じ発音)
- よくある間違いとして、同音異義語の “gait” (/ɡeɪt/ 「歩き方」) とスペルを混同しやすいので注意しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “gate” と “gait” は同音異義語です。意味が全く違うので注意。
- 同音異義語: gait(歩き方)
- TOEICや英検などでは、空港シーン(boarding gate)に関するリスニング問題や、施設の説明文などで出題される可能性があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- ヒント: 「ゲートボール」(gateball) の「ゲート」をイメージすると覚えやすいでしょう。ゲートを通るイメージが重なり、日本語でも外来語として定着しています。
- イメージ: 「G + ate(食べた)」というスペル連想もたまに使われますが、実際の意味とは直接関係はありません。ただし、覚えやすいダジャレとして頭に残りやすいかもしれません。
“gate” は日常でも海外旅行などでよく使われる単語ですので、空港で“Gate 5”と言われて「搭乗口5番」という意味だとすぐにわかるようにしておくと便利です。
(ダム・運河などの)水門
(競技場・劇場などの)[有料]入場者数
(またgate money)総入場料
(…への)門,通用門《+to(of)+名》;(門の)とびら