最終更新日:2025/11/04

『百貨店』,『デパート』

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元となった辞書の項目

department store

名詞

『百貨店』,『デパート』

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私は百貨店に行って新しい服を買いました。

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解説

以下では、英単語(フレーズ)「department store」について、できるだけ詳しく解説していきます。


1. 基本情報と概要

単語: department store

品詞: 名詞 (countable noun: 可算名詞)


  • 英語での意味: A large retail store that is divided into departments, each selling a specific type of merchandise.

  • 日本語での意味: 百貨店、大型店(洋服、化粧品、食料品、家具など、それぞれの部門に分かれて商品を販売する大型店舗)

「department store(百貨店)」は、洋服や食品、日用品など、さまざまな種類の商品を部門(デパートメント)ごとに分けて販売している大型ショップです。日本語では「デパート」とも呼ばれることがあります。

活用形

「department store」は複合名詞なので、動詞のような活用形はありません。複数形にする際は「department stores」となります。

他の品詞形


  • 「department」(名詞): 部門、部署

  • 「store」(名詞/動詞): 店、蓄える(動詞)


    • 例: “to store items” (物を保管する)


CEFRレベル(目安)

B1(中級): 「department store」という語は日常的な話題(買い物など)で頻繁に出てきますが、Aレベルよりは少し広い語彙力が必要とされるため、中級レベル(B1)程度の単語と見なせます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • department: 「部門」や「部署」を意味する名詞。“depart” (離れる) + “-ment” (名詞を作る接尾語) が組み合わさった語。

  • store: 「店」や「蓄える」という意味の名詞・動詞。

これらが組み合わさり、「複数の部門(department)を有する店(store)」という意味を形成しています。

関連語や派生語


  • department → departmental (形容詞): 部門の

  • store → storage (名詞): 保管、貯蔵

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ10選


  1. “department store chain” → 「デパートチェーン」

  2. “shop at a department store” → 「デパートで買い物をする」

  3. “department store sale” → 「デパートのセール」

  4. “go to the department store” → 「デパートへ行く」

  5. “department store catalog” → 「デパートのカタログ」

  6. “leading department store” → 「一流の百貨店」

  7. “flagship department store” → 「旗艦店(大規模店舗)」

  8. “traditional department store” → 「老舗百貨店」

  9. “department store clerk” → 「デパートの店員」

  10. “department store counter” → 「デパートの売り場カウンター」


3. 語源とニュアンス


  • 語源

    「department」はフランス語 “département” を由来とし、「分けられた範囲」や「部門」を指します。19世紀中頃から「いくつもの専門部門が集合した店舗」として “department store” が登場し、近代的な買い物の中心地となりました。


  • ニュアンス・使用時の注意点

    デパートは広範囲の商品を扱うため、ショッピングモール(mall)と区別するときに使われます。ショッピングモールは複数の独立した店舗が集まる施設、department store は一つの組織として運営される大型店舗です。

    口語でも文章でも日常的に使われる言葉ですが、あまりフォーマルな文脈で使う場合は「百貨店」の方が書き言葉としては硬い印象を与えられます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞 (countable noun)

    “a department store” / “two department stores” のように、単数・複数形で用いられます。


  • 使用シーン


    • 口語でも書き言葉でも使われる一般的な名詞。

    • ビジネス文書や記事などでもよく見られます。


  • 一般的な構文例


    • “I went to a department store yesterday.” (昨日デパートに行きました)

    • “They decided to open a new branch of their department store.” (彼らは新しいデパートの支店を開くことを決めました)


  • イディオム

    特定の定型イディオムは少ないですが、上記のように「at the department store」「department store shopping」などのフレーズでしばしば登場します。



5. 実例と例文

日常会話での例文 (3例)


  1. “I’m going to the department store to buy some new shoes. Do you want to join me?”

    (新しい靴を買いにデパートに行くけど、一緒に行かない?)

  2. “The department store downtown has a great food court on the top floor.”

    (街の中心部にあるデパートには、最上階に素晴らしいフードコートがあるよ。)

  3. “Department stores often have seasonal displays that are really fun to look at.”

    (デパートは季節ごとにディスプレイが変わって、見るのがとても楽しいよ。)

ビジネスでの例文 (3例)


  1. “Our company is considering partnering with a major department store chain to increase sales.”

    (当社は売り上げ拡大のために、大手百貨店チェーンと提携を検討しています。)

  2. “The department store held a grand opening event for its newly renovated cosmetics section.”

    (百貨店は改装したばかりの化粧品売り場で盛大なオープニングイベントを開催しました。)

  3. “We need to analyze department store consumer trends before launching our product.”

    (製品の販売を開始する前に、百貨店利用者の消費動向を分析する必要があります。)

学術的な文脈での例文 (3例)


  1. “Historically, the rise of the department store significantly influenced urban shopping culture.”

    (歴史的に見ると、百貨店の台頭は都市部の買い物文化に大きく影響を与えました。)

  2. “In economics, department store data can reflect consumer spending habits and economic health.”

    (経済学では、百貨店のデータが消費者の支出習慣や経済状況を反映することがあります。)

  3. “Studies on department store merchandising strategies reveal the importance of effective layout design.”

    (百貨店のマーチャンダイジング戦略に関する研究は、レイアウト設計の重要性を明らかにしています。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “mall” (ショッピングモール)


    • 建物の中に複数の独立した店舗が入っている形態。

    • 「department store」は一社運営、「mall」は複数店舗という違いがある。


  2. “shopping center” (ショッピングセンター)


    • ショッピングモールと同じく、各店舗が集合した商業施設。


  3. “chain store” (チェーンストア)


    • 一つのブランドで運営する多数の小売店舗。

    • 「department store」は1つの大型店舗に複数部門がある形態。


反意語

デパートの正反対という明確な反意語はありませんが、小規模店舗として


  • “boutique” (ブティック、小規模専門店)

  • “corner store” (小さな雑貨店)

    などが対比されることがあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA)


    • アメリカ英語: /dɪˈpɑːrt.mənt stɔːr/

    • イギリス英語: /dɪˈpɑːt.mənt stɔː/


  • アクセント

    “department” の第2音節 “-part-” に強勢があります: de-PART-ment

    “store” は1音節なので、強勢の位置は固定されています。


  • アメリカ英語とイギリス英語の違い


    • “store” の /ɔː/ の発音が、アメリカ英語ではやや /ɔr/ に近く聞こえる場合があります。

    • 大きな違いではないので、どちらで発音しても通じます。


  • よくある発音ミス


    • “de-part-ment” の [t] をはっきり発音しない場合があるので注意。

    • “store” を「ストア」ではなく「ストーア」のように伸ばしすぎないようにする。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペリングミス

    “department” の “a” と “e” の位置を間違えやすい (“depertment” など)。

  2. 同音異義語や類似スペリング**


    • “apartment” と混同しないように注意(apartment: アパート)。


  3. 試験での出題傾向


    • TOEICや英検などのリスニング・リーディングで、買い物や旅行シーンに関連して出題されることがある。

    • 大規模小売店を表す語として文脈問題に出てくる場合もある。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「デパート(dépāto)」という日本語外来語から想像しやすいように、「部門(department)がたくさんある店(store)」というイメージで覚える。

  • “depart(出発する・離れる)”とまったく同じ意味ではないが、「部門として切り離す」→「区分けする」→「部門」という流れをイメージすると、スペリングを覚えやすい。

  • おすすめ勉強法としては、海外旅行の際に実際に “department store” に行って、フロアガイド(案内図)を見ながら「デパートの各部門」を英語で言ってみると定着しやすいです。


上記の情報を参考に、「department store(百貨店)」は日常会話からビジネスまで幅広いシーンで用途のある単語です。買い物の話題に出てくる頻度も高いので、しっかり覚えておきましょう。

意味のイメージ
department store
意味(1)

百貨店,デパート

和英選択問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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