最終更新日:2025/11/20
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元となった辞書の項目

training

IPA(発音記号)
名詞

『訓練』,専門教育,調教,(運動選手の)トレーニング,養成

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私はトレーニングのためにジムに行きます。

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解説

名詞 “training” を徹底解説


1. 基本情報と概要

英語表記: training

品詞: 名詞 (不可算名詞として扱われることが多い)

活用形: 不可算名詞のため、複数形は通常ありません。

意味(英語)


  • The process of learning or teaching skills and knowledge to improve one’s performance or ability.

意味(日本語)


  • スキルや知識を高めるために行う訓練・トレーニングのことです。

  • 「スキルを伸ばすために意識して行う練習や指導」というニュアンスがあります。

この単語は「練習を積むこと」「教育・研修を受けること」という場面で使われます。職場の研修、スポーツの特訓、楽器演奏の練習など、さまざまな場面における「トレーニング」を幅広く指し示す語です。

他の品詞形


  • train (動詞): 「トレーニングする・訓練する」


    • 例: “I train every day.” (私は毎日訓練しています)


  • trainer (名詞): 「トレーナー、指導者」


    • 例: “He is my personal trainer.” (彼は私のパーソナルトレーナーです)


  • trainee (名詞): 「研修生、被訓練者」


    • 例: “She is a new trainee.” (彼女は新しい研修生です)


CEFR レベル

B1 (中級) もしくは B2 (中上級) の学習者がよく学ぶ単語です。


  • B1:中級 → ある程度の基礎を身につけた段階

  • B2:中上級 → 日常的にも幅広いトピックで使えるようになる段階


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: 「train」

  • 接尾語: 「-ing」 (動詞を名詞化する一般的な形)

「train (訓練する)」に名詞化の接尾語「-ing」がついたのが “training” なので、基本的には「訓練する(行為)」自体を指します。

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. “training session” → トレーニングセッション

  2. “training program” → トレーニングプログラム / 研修プログラム

  3. “on-the-job training” → 職業訓練(実地研修)

  4. “team training” → チームとしてのトレーニング

  5. “professional training” → プロとしての訓練 / 職業的訓練

  6. “intensive training” → 集中的なトレーニング

  7. “basic training” → 基本的な訓練 / 基礎研修

  8. “technical training” → 技術的なトレーニング / 技術研修

  9. “employee training” → 従業員研修

  10. “training schedule” → トレーニングスケジュール


3. 語源とニュアンス


  • 語源は「train(列車)」と同じつづりですが、列車の意味とは直接の関係はなく、中世仏語 trainer(引っ張る)やラテン語 trahere(引く)に遡るとされます。そこから「導く」「手ほどきする」という意味合いが派生しました。

  • “training” は、スポーツからビジネスまで幅広い分野で使われます。状況に応じて、フォーマルにもカジュアルにも使える便利な語です。

  • 基本的にはニュートラルな印象ですが、頻繁にスポーツやビジネスなどで使われるため、真面目な・向上心あるニュアンスを持つ場合が多いです。


4. 文法的な特徴と構文

可算・不可算

“training” は通常、不可算名詞として使われます(trainings と複数形にすることは珍しい)。例えば「研修・練習の一つひとつ」を数えたい場合は “training sessions” や “training programs” などの表現が使われます。

使用シーン


  • ビジネス文書、カジュアルな会話、どちらでも使用可能

  • 大学やセミナーの案内などフォーマルな文章でもよく見かけます

一般的な構文


  • “I need more training in (分野).”

  • “He received training for (目的).”

  • “They are doing some training on (教材や分野).”


5. 実例と例文

以下、日常会話・ビジネス・学術の3つの文脈別に例文を提示します。

5-1. 日常会話


  1. “I have football training every Wednesday.”


    • (私は毎週水曜日にサッカーのトレーニングがあります)


  2. “She’s been doing weight training to stay fit.”


    • (彼女は健康を保つためにウェイトトレーニングをしています)


  3. “I think regular training helps build discipline.”


    • (定期的なトレーニングは自制心を養うのに役立つと思います)


5-2. ビジネス


  1. “Our company provides regular training for new employees.”


    • (当社は新入社員向けに定期的な研修を行っています)


  2. “I’m responsible for organizing the staff training program.”


    • (私はスタッフ研修プログラムの企画を担当しています)


  3. “After completing this training, you’ll be able to handle customer inquiries.”


    • (この研修を終えた後は、顧客対応ができるようになります)


5-3. 学術的・専門的


  1. “The research focuses on how AI can enhance language training.”


    • (その研究は、AI が言語学習のトレーニングをどのように向上させるかに焦点を当てています)


  2. “Effective training methods significantly improve employee retention.”


    • (効果的な研修手法は、従業員の定着率を大幅に向上させます)


  3. “Training in cognitive behavioral techniques can benefit therapists.”


    • (認知行動療法のトレーニングはセラピストにとって有益です)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. practice (練習)


    • 一般的にスポーツや楽器演奏などの反復練習を指すことが多いが、ビジネス研修にはあまり用いない。


  2. coaching (コーチング)


    • マンツーマンやチームに対し指導者が指南する行為。より人間関係が強調される。


  3. drilling (反復練習)


    • 主に軍隊式の反復訓練に近いイメージ。


  4. instruction (指導)


    • 「指示」や「教え」の意味合いが強い。


反意語


  • 明確な反意語はありませんが、文脈によっては “neglect (怠る)” や “abandon (放棄する)” が対立概念として使われる場合があります。


    • 例: “He neglected his training.” (彼は訓練を怠った)



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˈtreɪ.nɪŋ/

  • アクセントは “tráining” の “tra” の部分に置きます。

  • アメリカ英語とイギリス英語で、大きく変化はありません。どちらも [treɪnɪŋ] のように発音します。

  • よくある間違いとしては、/eɪ/ の二重母音を /ɛ/ (エの音) と短く発音してしまうことなどが挙げられます。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “trainning” のように “n” を重ねてしまうミスがよくあります。正しくは “training” で、n は1回だけです。

  • 「trainings」と無理に複数形にしないよう注意。具体的な研修を数えるときは “training sessions” や “training programs” と言う方が自然です。

  • TOEIC、英検などのテストでは、「職場研修」「ビジネス研修」などの文脈でしばしば登場します。熟語として “on-the-job training” が頻出です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「列車 (train) が目的地に向かって進む」ように、「training」は目的に向かってスキルを引っ張り上げていくイメージで覚えるとわかりやすいです。

  • スペリングのポイントは “train + ing = training”。「列車のイメージ」で覚えると間違いにくいかもしれません。

  • 日頃からこまめに “practice” と “training” の違いを自然に身体で感じながら学習を進めると、覚えやすくなります。


以上が、名詞 “training” についての詳細解説です。スポーツやビジネス、あらゆる分野で頻出の汎用性が高い単語ですので、ぜひ積極的に使ってみてください。

意味のイメージ
training
意味(1)

訓練,専門教育,調教,(運動選手の)トレーニング,養成

英和選択問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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