最終更新日:2025/11/28
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元となった辞書の項目

pepper

名詞

〈U〉こしょう / 〈C〉コショウ科の植物 / 〈C〉こしょうの実 / …‘に'こしょうをかける / (繰り返し…を)…‘に'振りかける《+名+with+名》

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私はピザにこしょうをふりかけるのが好きです。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: pepper

品詞: 名詞 (一部、動詞としても使われる)

意味 (英語): A spice made from the dried berries of the pepper plant, commonly used to add flavor and heat to food. It can also refer to various kinds of peppers (including chili peppers, bell peppers, etc.)

意味 (日本語): コショウ(黒コショウなどのスパイス)やピーマン、唐辛子といった“ペッパー類”を指す総称です。主に料理の味付けや風味付けに使われることが多い単語です。

「pepper」は、料理で使う黒コショウなどを指すほか、ピーマンや唐辛子など“ペッパー”と呼ばれる食材全般を指すこともあります。とても一般的な単語で、料理や日常会話で頻繁に使われます。

活用形


  • 名詞: pepper (通常は数えられない名詞として扱われるが、種類を区別する場合は「peppers」と複数形で使われることもある)

  • 動詞: to pepper (「~にコショウをかける」「(言葉などを) 散りばめる」など)

他の品詞での使用例


  • 動詞: “He peppered his speech with jokes.” (彼はスピーチにジョークを散りばめた)


    • 意味: (何かを)ばらまく、ちりばめる


CEFRレベル


  • A2(初級): 食材や簡単な料理について話す場面で使用する程度ならA2ちょうどです。


2. 語構成と詳細な意味

「pepper」は、ラテン語の「piper(コショウ)」に由来します。英語では古くから「pepper」という形で使われてきました。


  • 接頭語: 特になし

  • 語幹: “pep(p)er” (pep 自体は英語で「元気づける」などの単語に含まれますが、語源的には直接的な関係は薄い)

  • 接尾語: “-er” (この場合、具体的な意味を付与するよりはラテン語から流入した形)

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. black pepper (黒コショウ)

  2. bell pepper (パプリカ、ピーマン)

  3. pepper shaker (コショウ入れ)

  4. salt and pepper (塩とコショウ)

  5. pepper mill (コショウ挽き器)

  6. chili pepper (唐辛子)

  7. hot pepper sauce (辛いペッパーソース)

  8. pepper spray (催涙スプレー)

  9. cracked pepper (粗挽きコショウ)

  10. freshly ground pepper (挽きたてのコショウ)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の「piper」→古英語の「piper」→中英語の「peper」→現代英語で「pepper」に変化してきました。

  • 歴史的推移: 大航海時代には貴重なスパイスとして高価だったため“古くからの歴史ある調味料”というニュアンスを持ちます。

  • ニュアンス:


    • 名詞として: コショウ(スパイス)やピーマンなどを指し、料理には欠かせない調味料。

    • 動詞として: 何かを「散りばめる」イメージで使われます。


  • 使用時の注意:


    • 「pepper」は料理だけでなく、「pepper spray」など危害を与えうるものも指します。文脈によって適切に見極めましょう。


  • 口語・文章: 口語・文章問わず頻繁に使われる一般的な単語です。料理番組や日常会話でよく登場します。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞(不可算/可算):


    • 不可算名詞として: 一般的には「pepper」は調味料として量的に扱われるため不可算扱いされます。例: “Could you pass the pepper?”

    • 可算名詞として: ピーマンや唐辛子の「個体数」を指すときは可算形(peppers)で使われます。例: “There are three peppers in the fridge.”


  • 動詞:


    • 他動詞的に使われ、「何かにコショウをふりかける、散りばめる」という意味。例: “I peppered the salad with black pepper.”


  • 一般的な構文


    1. “(主語) pepper (目的語) with (要素)” → 「~に…をちりばめる」

    2. “Add salt and pepper to taste.” → 「味を見て塩コショウを加える」



5. 実例と例文

日常会話での例文(3例)


  1. “Could you please pass me the pepper?”

    (そのコショウを取ってくれる?)

  2. “I like to add a lot of black pepper to my soup.”

    (スープには黒コショウをたくさん入れるのが好きです。)

  3. “Let’s buy some bell peppers for tonight’s stir-fry.”

    (今夜の炒め物用にピーマンを買おうよ。)

ビジネスシーンでの例文(3例)


  1. “Our new product, the pepper grinder, has been selling quite well.”

    (新製品のペッパーグラインダーはかなり好調な売れ行きです。)

  2. “Could you prepare enough salt and pepper shakers for the conference room?”

    (会議室に十分な数の塩コショウ入れを準備してもらえますか?)

  3. “We’re considering adding chili pepper sauce to our company cafeteria menu.”

    (社食のメニューにチリペッパーソースを追加することを検討しています。)

学術的な文脈での例文(3例)


  1. “Several studies have focused on the antioxidant properties of black pepper.”

    (いくつかの研究では、黒コショウの抗酸化特性に注目している。)

  2. “The capsicum genus includes various types of pepper plants.”

    (トウガラシ属には様々な種類のペッパー植物が含まれる。)

  3. “Researchers observed how pepper’s pungent component, piperine, affects metabolism.”

    (研究者たちはコショウの刺激成分であるピペリンが代謝にどのように影響するかを観察した。)


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    1. seasoning (シーズニング): 料理に風味を加えるための調味料一般。pepperより広義。

    2. spice (スパイス): 香辛料の総称。pepperはその一種。

    3. capsicum/bell pepper (ピーマン/パプリカ): pepperの一種だが、野菜として扱われる。

    4. chili (chilli) / chili pepper (唐辛子): 辛みの強いpepperの一種。


  • 反意語:


    • はっきりした反意語はありませんが、「salt (塩)」は料理でよく「塩とコショウ」とセットで登場する対になる存在です。ただし意味としては反意語ではなく、しばしば補完的な関係にある単語です。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˈpɛp.ər/ (アメリカ英語)、/ˈpep.ə/ (イギリス英語)

  • アクセント: 最初の音節「pep」に強勢があります。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い


    • アメリカ英語: /ˈpɛp.ɚ/ (「アー」のような音)

    • イギリス英語: /ˈpep.ə/ (「ア」のような音)


  • よくある間違い: /ˈpiːp.ər/ (「ピーパー」)のように引き延ばしてしまうケース。短く「ペッパー」に近い発音です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “peper”や“pepperr”などと書き間違える。二重子音“pp”と“er”に注意。

  • 同音異義語との混同: 似た発音の単語はあまり多くありませんが、「paper (紙)」とは紛らわしいかもしれません。

  • 試験対策:


    • TOEICや英検などでは、料理や日常生活の文脈で「pepper」を出題する例があります。

    • 動詞として「~にコショウをかける」「~を散りばめる」という用法が出る場合もあるので注意。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方のコツ: “pep”が「元気を与える」「刺激を与える」という意味の語感を持つので、料理にちょっとした刺激を加えるのが「pepper」、とイメージすると覚えやすいです。

  • ストーリーやイメージ: 「pepper」は料理を作るときに“ピリッ!”としたスパイスを加える存在。スパイスの効いた味を想像しながら単語をイメージすると記憶に残ります。

  • 勉強テクニック: “salt and pepper”をセットで覚えると、両方の発音・スペル・意味を一度にマスターできます。


以上が名詞「pepper」の詳細解説です。料理から植物学まで幅広いキーワードなので、ぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
pepper
意味(1)

〈U〉こしょう

意味(2)

〈C〉コショウ科の植物

意味(3)

〈C〉こしょうの実

意味(4)

(繰り返し…を)…‘に'振りかける《++with+

意味(5)

…‘に'こしょうをかける

英和選択問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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