最終更新日:2025/10/09
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私は部屋に行きます。

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元となった辞書の項目

room

名詞

〈C〉部屋,室 / 〈U〉(人・物の占める)場所,空間(space) / 〈U〉(事を)受け人れる余地《+for+名(doing) / 《the room》《集合的に》部屋にいる人々,同席している人たち / 〈C〉《複数形で》(一部屋または数部屋ある)貨し間,下宿

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解説

1. 基本情報と概要

単語: room

品詞: 名詞 (主に可算名詞として「部屋」を指すが、不可算名詞として「空間」「余地」の意もあり)


  • 英語の意味: A space that can be occupied or where something can be done, usually referring to a part of a building separated by walls. It can also mean available space or capacity.

  • 日本語の意味: 「部屋」「空間」「余地」「余裕」などを表します。「家の中の部屋」や「スペース」「空き」のように、形ある部屋の意味だけでなく、抽象的に何かをする余地や心の余裕を表す場合にも使われます。

「room」は「部屋」という具体的な意味でも、「余地」「空間」という抽象的な意味でもよく使われます。日常会話からビジネスまで幅広く使われる、基本的で覚えやすい単語です。

CEFRレベル: A1 (超初心者)

初歩的な学習段階でもよく出てくる単語で、非常に基礎的かつ重要な単語です。


活用形

名詞なので時制による形の変化はありません。


  • 単数形: room

  • 複数形: rooms

他の品詞形

「room」は動詞として使われることもあります(例: “to room with someone”「ルームシェアをする」)。ただし、頻度はさほど高くありません。


2. 語構成と詳細な意味

語構成: 「room」は、明確な接頭語や接尾語を含まず、1語としての由来を持っています。

詳細な意味


  1. 部屋 (countable)

    「ベッドルーム」や「リビングルーム」のように、家や建物の中で壁などによって区切られた空間を意味する。

  2. 空間、スペース (uncountable)

    「空きスペース」「余地」といった意味で、抽象的に「物理的・心理的余裕」として用いられる。

関連する派生語・類縁語


  • bedroom (寝室)

  • living room (リビングルーム)

  • roommate (ルームメイト) : 「一緒の部屋を借りている人」(名詞)

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. make room for … / …のために場所を空ける

  2. have enough room / 十分な空間(余地)がある

  3. leave room for … / …のために余地を残す

  4. no room for doubt / 疑いの余地はない

  5. take up room / 場所を取る

  6. room to grow / 成長する余地

  7. room service / ルームサービス

  8. standing room only / (満席で) 立ち見しか空きがない

  9. spare room / 空き部屋、予備の部屋

  10. room for improvement / 改善の余地


3. 語源とニュアンス

語源

古英語の「rūm」(広々とした場所、スペース)に由来し、長い歴史の中で「部屋」の意味も担うようになりました。元々は「広さ」や「余裕」のイメージを持っていました。

ニュアンスや使用時の注意点


  • 具体的な部屋だけでなく、抽象的な「余地」「空間」を表す文脈でも使われます。

  • 「no room for〜」は非常に強い表現で、「〜の余地が全くない」というニュアンスを示します。

  • 日常会話ではカジュアルに使われ、ビジネスやフォーマルな状況でも幅広く通用する単語です。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 可算・不可算


    • 「部屋」を指すときは可算 (room / rooms)。

    • 「空間」「余裕」を指すときは不可算 (some room / enough room)。


  2. 一般的な構文


    • “There is no room for …” → 「…の余地がない」

    • “Do you have room for …?” → 「…を入れる余裕(余地)がある?」


  3. イディオム / 慣用表現


    • “make room (for)” → 「場所を空ける」「受け入れる余地を作る」

    • “room to maneuver” → 「行動の自由度」(特に戦略や選択肢について)



5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “Could you make room on the sofa for me?”

    (ソファに私が座れるようにスペースを空けてもらえますか?)

  2. “I need a quiet room to study.”

    (勉強するために静かな部屋が必要なんだ。)

  3. “Is there room in your bag for my water bottle?”

    (あなたのカバンに私の水筒を入れる余裕ある?)

ビジネスシーンでの例文


  1. “We need a larger conference room for the meeting tomorrow.”

    (明日の会議にはもっと大きな会議室が必要です。)

  2. “Let's leave some room in the budget for unexpected costs.”

    (想定外の経費に備えて、予算に余裕を残しましょう。)

  3. “There’s no room for errors in this project timeline.”

    (このプロジェクトのスケジュールにはミスの余地はありません。)

学術的な文脈での例文


  1. “The researchers observed that there was ample room for further investigation.”

    (研究者たちは、さらに調査を進める余地が十分にあると指摘した。)

  2. “This data set leaves room for various interpretations.”

    (このデータセットはさまざまな解釈の余地を残している。)

  3. “A designated lab room is essential for conducting safe experiments.”

    (安全な実験を行うためには、指定された実験室が不可欠です。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. space (スペース)


    • 「空間」「スペース」という意味では共通。

    • “space”は部屋の意味では基本的には使わないので、具体的な「部屋」を指すなら “room” を使う。


  2. area (エリア)


    • 「地域」「区域」「領域」のニュアンスが強い。部屋というより、「範囲」を示す場合が多い。


  3. chamber (チェンバー)


    • 「(特定用途の)部屋」。形式的、専門的、やや古風な響きがある。


反意語


  • 特に直接的な反意語はありませんが、「余地がない」という場合は “no room”。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ruːm/ または /rʊm/


  • アメリカ英語では /ruːm/ (ルーム) か /rʊm/ (ルム) の両方が聞かれます。


  • イギリス英語ではやや長めに /ruːm/ と発音されることが多いです。


  • アクセント: 英語の1音節単語なので強勢は特になし、単語全体を強く読むイメージ。


  • よくある間違いは日本語風の「ルーム」だけでなく、/r/ の発音に注意しましょう。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “room” はシンプルですが、ダブルオー “oo” を忘れたりして誤綴りになることがあるので注意。

  • 同音異義語との混同: 発音が似ている “loom” (機織り機、または迫り来る様子を表す動詞) や “broom” (ほうき) などと混同しないように。

  • TOEICや英検などでも、基本単語としてリスニング・リーディングでよく登場します。「空間・余地」の意味やイディオム “make room for …” を知っておくと、長文読解で役立ちます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「ルーム=部屋=空間」とイメージすると、応用して「スペース」「余地」という広い意味まで思い浮かべやすくなります。

  • 音のイメージ: “oo” が二つ続くところをしっかり意識して、長めの母音を意識し、「ルーm」と発音しましょう。

  • 勉強テクニック: 「住んでいる場所(部屋) + 物理的余地 + 抽象的余地」まですべて “room” で表せる、と複数の用法をまとめて覚えると便利です。

以上が名詞“room”に関する詳細解説です。ぜひ日常生活からビジネス、学術的な場面まで幅広く活用してみてください。

意味のイメージ
room
意味(1)

〈C〉部屋,

意味(2)

〈U〉(人・物の占める)場所,空間(space)

意味(3)

〈U〉(事を)受け人れる余地《+for+(do*ing*)

意味(4)

〈C〉《複数形で》(一部屋または数部屋ある)貨し間,下宿

意味(5)

《the room》《集合的に》部屋にいる人々,同席している人たち

英和例文問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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