最終更新日:2025/10/13

窓 / (銀行などの)窓口 / (店の)飾り窓 / 窓ガラス(windowpane) / 窓状の物 / (封筒のあて名を見えるようにした)窓

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

window

名詞

窓 / (銀行などの)窓口 / (店の)飾り窓 / 窓ガラス(windowpane) / 窓状の物 / (封筒のあて名を見えるようにした)窓

このボタンはなに?

私は新鮮な空気を入れるために窓を開けました。

このボタンはなに?
解説

名詞 “window” の徹底解説


1. 基本情報と概要

英単語: window

品詞: 名詞(n.)

意味(英語): An opening in a wall or door that usually contains a sheet of glass.

意味(日本語): 壁やドアに開けられた穴(多くはガラスがはめ込まれている)を指し、「窓」を意味します。

「window(ウィンドウ)」は、日常でよく目にする“窓”を指す単語で、家・車・ビルなどの建物や乗り物に設置されているガラス付きの開口部を表します。日常会話のみならずビジネスなどの場面にも登場する、ごく基本的で頻繁に使われる名詞です。


  • 活用形:


    • 単数形: window

    • 複数形: windows


  • 他の品詞形:


    • “windowed” (形容詞): 例) a windowed wall(“窓”が付いた壁)

    • “to window” は通常あまり使われませんが、ソフトウェアなどの特殊な文脈で “windowing” という形が使われることがあります。


  • CEFRレベル: A2(初級)

    A1(超初心者)の方でも学び始めの早い段階で目にするかもしれませんが、文脈や使用頻度を考えるとA2レベル(初級)程度の英単語と言えます。



2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成:

    “window” はもともと古ノルド語 “vindauga” (vindr + auga = 風 + 目)からきています。直接的に「風の目」というイメージがあり、そこから「外気や光が入ってくる開口部」を意味するようになりました。

    したがって、現代英語としては接頭語・接尾語という形は特に持たず、単独の語形として成立しています。


  • 詳細な意味:


    1. 建物や車などに設けられた窓

    2. 比喩的な使い方としての「window of opportunity」(好機やチャンスの時間的窓)など

    3. パソコン画面の「ウィンドウ」を指すことも多い


  • よく使われるコロケーション(10個):


    1. open the window(窓を開ける)

    2. close the window(窓を閉める)

    3. window frame(窓枠)

    4. window glass(窓ガラス)

    5. window seat(窓側の席)

    6. window shopping(ウィンドウショッピング)

    7. window of opportunity(機会の窓=好機)

    8. browser window(ブラウザのウィンドウ)

    9. ticket window(チケット売り場の窓口)

    10. window cleaning(窓掃除)



3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    “window” は古ノルド語の “vindauga (vindr = 風, auga = 目)” に由来します。もともと「風の通り道となる穴」や「風の目」という意味があり、後にガラス枠のある窓を表すようになりました。


  • ニュアンス:

    “window” は日常的な意味での「窓」という直接的なイメージが強いですが、“window of opportunity” のように比喩的に用いられるときは「(ある目的に対する)一時的なチャンスを示す期間・瞬間」を伝えます。ややフォーマルな文脈でも、カジュアルな日常会話でも広く使えます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 文法特性:


    • 可算名詞: a window / two windows

    • 単純に窓の数を数えることができます。

    • 比喩的な表現でも可算名詞として扱われます。(e.g., “There is a small window of opportunity.”)


  • よく使われる構文:


    1. “There is a window in the wall.”(壁に窓がある。)

    2. “We installed a new window.”(新しい窓を取り付けた。)

    3. “I see a window of opportunity.”(チャンスの窓が見える=好機があるように思える。)


  • イディオム:


    • “window shopping”: 商品を買わずにウィンドウ越しに見るだけの買い物行為

    • “window of opportunity”: 好機

    • “out the window”: 無駄になる、放棄される(口語表現)


  • フォーマル/カジュアル:


    • “window” 自体はあらゆるシーンで使われる一般的な単語なので、フォーマル/カジュアルの区別なく使用可能です。



5. 実例と例文

A. 日常会話


  1. “Could you open the window, please? It’s getting hot in here.”

    (窓を開けてくれませんか?ここ、暑くなってきました。)


  2. “I love sitting by the window and watching the rain.”

    (窓際に座って雨を眺めるのが好きです。)


  3. “Make sure you close the window before you leave.”

    (出かける前にちゃんと窓を閉めるようにしてね。)


B. ビジネスシーン


  1. “Let’s schedule the meeting when we have a window of at least two hours.”

    (少なくとも2時間の時間的余裕があるタイミングにミーティングを入れましょう。)


  2. “I have a small window between my presentations to check emails.”

    (プレゼンの合間に短い空き時間があるので、その間にメールを確認できます。)


  3. “They believe the current economic window of opportunity won’t last long.”

    (現在の経済的な好機は長く続かないと彼らは考えています。)


C. 学術的な文脈


  1. “The architectural design focuses on maximizing natural light through large windows.”

    (その建築デザインは、大きな窓を通して自然光を最大限取り入れることに重点を置いている。)


  2. “Researchers use a small temporal window to measure the brain’s response.”

    (研究者たちは脳の反応を測定するためにごく短い時間枠を用いる。)


  3. “In software development, a pop-up window is often used for alerts.”

    (ソフトウェア開発では、アラートのためにポップアップウィンドウがよく使われる。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語 (Synonyms):


    1. “opening” (開口部)

    2. “aperture” (開口部、専門的)

    3. “casement” (開閉可能な窓、やや古風な表現)


ただし、日常的に建物の「窓」を表すには、ほとんどの場合 “window” が使われます。“opening” や “aperture” は文脈によっては窓以外の開口部も含むため注意が必要です。


  • 反意語 (Antonyms):


    • 明確な反意語はありませんが、閉じている壁全体や扉のない壁を想定すると “wall” のような単語が対照的な存在になります。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA:


    • イギリス英語 (BrE): /ˈwɪn.dəʊ/

    • アメリカ英語 (AmE): /ˈwɪn.doʊ/


  • 強勢(アクセント):


    • 第1音節 “win” にアクセントがあります。

    • UK: “WIN-doh” (最後の音は「ドウ」という感じ)

    • US: “WIN-doh” (同様に「ドウ」という感じ)


  • よくある発音の間違い:


    • 最後の母音 “ow” を「オー」や「アウ」としてしまうこと。正しくは “doʊ” や “dəʊ” と発音します。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “windwow”, “windw” など、入力ミスが起こりやすいので注意。

  • 同音異義語との混同: “window” は特に同音異義語はありませんが、「wind(風)」と間違えやすい場合があります。

  • 試験対策: TOEICや英検などでの出題では、単語そのものよりも “window of opportunity” や “window seat” などフレーズでの理解・使い方が問われることもあります。設問中の選択肢や文脈をよく読み、適切に答えるようにすると良いでしょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語源,“風の目” でイメージする

    “window” は “wind” + “eye” から派生したという「風の通り道・目」というイメージで覚えると印象深く残ります。

  • 身近な光景とリンクする

    自宅や学校、職場の「窓」をイメージすると、スペル・意味ともに定着しやすくなります。

  • テクニック:


    • “win + d + ow” と3つに区切って口に出して練習するとスペリングミスが減ります。

    • ウィンドウズ(Windows)OSなど、「window」という単語が含まれる製品やサービス名も多いので、見かけるたびに単語を再認識するのも学習に効果的です。



以上が “window” に関する詳しい解説です。日常からビジネス、比喩表現まで幅広く使われる重要な単語なので、しっかりと覚えておきましょう。

意味のイメージ
window
意味(1)

;(銀行などの)窓口;(店の)飾り窓

意味(2)

窓ガラス(windowpane)

意味(3)

窓状の物;(封筒のあて名を見えるようにした)窓

和英選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★