〈C〉(水洗式の)『便器』 / 〈C〉(水洗式便器のある)洗面所,化粧室,浴室;トイレ,便所(アメリカでは「restroom」や「bathroom」と言い換えた呼び方が普通)〈U〉〈C〉化粧,身じたく / 〈U〉〈C〉《文》服装,衣装
toilet
〈C〉(水洗式の)『便器』 / 〈C〉(水洗式便器のある)洗面所,化粧室,浴室;トイレ,便所(アメリカでは「restroom」や「bathroom」と言い換えた呼び方が普通)〈U〉〈C〉化粧,身じたく / 〈U〉〈C〉《文》服装,衣装
1. 基本情報と概要
単語: toilet
品詞: 名詞 (countable noun: 可算名詞)
意味(英語): A fixture used for defecation and urination, often found in a bathroom or lavatory.
意味(日本語): 排泄のための設備(便器)を指す言葉です。一般的には「トイレ」という意味で使われます。「トイレ自体」や「トイレの部屋」を指します。主に日常生活で使われる、身近な単語です。
- こういう場面で使われる: 日常会話でトイレを探すときや、トイレの設備について説明するときに使われます。
- ニュアンス: 公共施設や家庭内での便器や、その設備全体を表すための単語で、フォーマル・カジュアルどちらでもよく使われます。
活用形:
- 《単数形》toilet
- 《複数形》toilets
他の品詞形:
- no direct verb form: 「トイレに関する動詞」は “to use the toilet” などで表現。
- 形容詞形 (非公式): toileted (めったに使われません)
- “toilet” から派生した別の品詞はあまり一般的ではありません。
CEFRレベル目安: A2 (初級)
- A2: 初級学習者が日常生活の基本的な語彙として覚えるレベル。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 「toilet」自体、接頭語・接尾語が付いた形はあまりありません。もともとはフランス語由来で、古い形の “toilette” が短縮された形です。
派生語や類縁語:
- “toiletries” (洗面道具、化粧道具など) … “toilet” から来た語にも思えますが、“toilette” から派生した別形態です。
- “toilet paper” (トイレットペーパー) … “toilet” + “paper” の複合語。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ (10個)
- public toilet (公共トイレ)
- toilet paper (トイレットペーパー)
- toilet seat (便座)
- toilet brush (トイレブラシ)
- flush the toilet (トイレを流す)
- clean the toilet (トイレを掃除する)
- toilet bowl (便器のボウル部分)
- toilet lid (トイレの蓋)
- toilet training (トイレトレーニング)
- go to the toilet (トイレに行く)
3. 語源とニュアンス
語源:
- 元はフランス語の “toilette” が語源で、もともとは「身支度をするための小さな布」や「化粧台まわり」の意味でした。そこから転じて「洗面所」→「便所」の意味で広く使われるようになりました。
ニュアンス・注意点:
- アメリカ英語だと「bathroom」や「restroom」という表現もよく使われます。イギリス英語では「loo」や「WC」など、より口語的な言い方もあります。
- 場面によっては「toilet」というよりも「restroom」や「lavatory」といった言い方のほうがフォーマルに感じる場合もあります。
使用時のシーン:
- 口語でも文章でも比較的幅広く使われますが、公共施設の案内などでは “toilet” や “restroom” などが標準的。
- カジュアル: “Where’s the toilet?” など。
- フォーマル: 公共案内や正式な書き言葉でも問題なく使えますが、アメリカでは “restroom” や “bathroom” の方が好まれることも。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞 (countable noun): a toilet, two toilets
- 「toilet」は単独で「トイレ」という施設や便器を指し、可算扱いされます。
- 「toilets (複数形)」として、複数の便器や複数のトイレがある場合を表現。
一般的な構文・イディオム:
- “to go to the toilet” (トイレに行く)
- “to use the toilet” (トイレを使う)
- “flush the toilet” (トイレを流す)
フォーマル/カジュアルの違い:
- フォーマルなシーンでは “lavatory,” “restroom,” “WC” などを使うことが多いですが、“toilet” でも十分伝わります。
- イギリスやオーストラリアでは「toilet」という言い方が一般的で、アメリカでは「bathroom」や「restroom」の方がよく使われます。
5. 実例と例文
5.1 日常会話での例文 (3つ)
- “Where’s the toilet? I really need to go.”
「トイレはどこですか?すごく行きたいんです。」 - “Don’t forget to flush the toilet after you use it.”
「使った後はトイレを流すのを忘れないでね。」 - “We ran out of toilet paper. Could you buy some on your way home?”
「トイレットペーパーがなくなっちゃった。帰りに買ってきてくれる?」
5.2 ビジネスでの例文 (3つ)
- “The toilets are located at the end of the hallway on each floor.”
「各フロアの廊下の奥にトイレがあります。」 - “Please note that the restrooms will be closed for cleaning from 2 pm to 2:30 pm.”
「午後2時から2時30分の間、トイレは清掃のため閉鎖されますのでご注意ください。」 - “We’ve installed new toilet facilities to accommodate more employees.”
「従業員数の増加に対応するため、新しいトイレ設備を導入しました。」
5.3 学術的・公的文脈での例文 (3つ)
- “Adequate toilet facilities are essential for maintaining public health standards.”
「公衆衛生基準を維持するには、十分なトイレ設備が不可欠です。」 - “Data indicates improved sanitation through the provision of more toilets in rural areas.”
「田舎の地域にトイレを多く設置すると、衛生状態が改善されるというデータがあります。」 - “The study examines the impact of toilet accessibility on school attendance rates.”
「この研究は、トイレの利用環境が学校の出席率に与える影響を調査しています。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms):
- bathroom (アメリカ英語で使われることが多い、浴室を兼ねる意味合い)
- restroom (公共のトイレ、アメリカ英語でフォーマル)
- lavatory (飛行機や公共交通機関など、形式的な呼称)
- WC (イギリスやヨーロッパでの表記、Water Closet)
- loo (主にイギリスの口語表現)
- 使い方の違い:
- “bathroom”: アメリカ英語では家や店でのトイレを指すときによく使う。
- “restroom”: 公共施設やフォーマルな場面で使う。
- “loo”: 砕けたイギリス英語。
- “WC”: 看板などの表示向け、口語よりは表示や文書で見かける。
- “bathroom”: アメリカ英語では家や店でのトイレを指すときによく使う。
反意語 (Antonyms): “toilet” に直接的な反意語はありません。ただし「キッチン (kitchen)」や「リビング (living room)」など、家屋の別施設の単語は対比として挙げられるかもしれませんが、厳密な反意語ではありません。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
- アメリカ英語(GenAm): /ˈtɔɪ.lət/ (「トイ・レット」に近い)
- イギリス英語(RP): /ˈtɔɪ.lɪt/ (アメリカ英語とほぼ同じ発音ですが、末尾が「リット」に近い響き)
強勢(アクセント)の位置:
- 第一音節 “TOI” にアクセントがあります。
米英の違い:
- アメリカ英語: /-lət/ にややシュワー(曖昧母音)気味になる傾向
- イギリス英語: /-lɪt/ のように「イ」の音がややはっきりする傾向
よくある発音の間違い:
- “toilet” の第一音節 “toi-” を “toy-” と読んでしまう場合がありますが、実際は “toy” と同じ音です。ただし、その後の “-let” をしっかり発音すると自然になります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “toliet” や “toiliet” と間違えやすいので注意。正しくは “toilet”。
- 同音異義語との混同: 特に “toil” (骨折って働く) とは綴りも発音も異なります。
- アメリカ英語・イギリス英語の違い: “bathroom” や “restroom” と混同しやすいですが、イギリスや他の国でも “toilet” は広く通じます。アメリカでは「bathroom」と言う方が自然な場合もあるので、場面に合わせて使い分けるとよいです。
- 試験対策: TOEICや英検などで直接 “toilet” を問う問題は多くありませんが、公共施設やオフィスの説明文などで出てくることがあります。リスニングの場面では「bathroom」「restroom」「toilet」など、同じ概念を表す単語のバリエーションを知っておくと便利です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “toilet” の “toi-” を “toy” (おもちゃ) の音と似ていると覚える。
- 「トイレットの “トイ”」と日本語の「トイレ」が似ていて覚えやすい。
- 身近なものなので、実際にトイレを利用するときに英語で「This is a toilet.」などと言ってみることで覚える。
「toilet」は日常会話でも頻出する重要単語なので、スペルや発音に気をつけて覚えておくと便利です。アメリカ英語では “bathroom” や “restroom” とも置き換えられるため、文化・地域による使い分けも合わせて身につけましょう。
〈C〉(水洗式の)便器
〈C〉(水洗式便器のある)洗面所,化粧室,浴室;トイレ,便所(アメリカでは「restroom」とか「bathroom」と言い換えた呼び方が普通)〈U〉〈C〉化粧,身じたく
〈U〉〈C〉《文》服装,衣装