最終更新日:2025/10/14

〈動いているもの〉‘を'止める / 〈供給など〉‘を'停止する / …‘を'阻止する,やめさせる / 〈自分がしていること〉‘を'やめる,中断する / 〈穴・口など〉‘を'ふさぐ,〈びんなど〉‘に'せんをする / 〈動いているものが〉止まる,停止する / 〈仕事・話などが〉中断する;〈雨などが〉やむ / 〈人が〉仕事(話など)をやめる,手を休める

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元となった辞書の項目

stop

動詞

〈動いているもの〉‘を'止める / 〈供給など〉‘を'停止する / …‘を'阻止する,やめさせる / 〈自分がしていること〉‘を'やめる,中断する / 〈穴・口など〉‘を'ふさぐ,〈びんなど〉‘に'せんをする / 〈動いているものが〉止まる,停止する / 〈仕事・話などが〉中断する;〈雨などが〉やむ / 〈人が〉仕事(話など)をやめる,手を休める

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解説

1. 基本情報と概要

単語: stop

品詞: 動詞 (主に)、名詞としても使われる場合あり

意味(英語)


  • to cease movement or action; to halt

意味(日本語)


  • 「止まる」「やめる」「停止させる」という意味の動詞です。

    たとえば、走っているのをやめる、行動や作業をやめる、といった場面で使われます。

    「止まれ」という命令や、通りかかったときに誰かを「停止させる」、というニュアンスも含みます。

「stop」は、A1(超初心者)レベルから学習する頻出単語です。日常会話でとてもよく使う、基本的で重要な単語です。

活用形


  • 現在形: stop

  • 過去形: stopped

  • 過去分詞: stopped

  • 現在分詞: stopping

  • 三人称単数形: stops

他の品詞での用例


  • 名詞: a stop (「停止」「停留所」「休憩箇所」などを指す)

    例) The bus made a quick stop.(バスが短い停留をした)

2. 語構成と詳細な意味

「stop」は接頭語接尾語を持たない、シンプルな語構造の単語です。

派生語としては、たとえば「stopper」(栓、栓をするもの)などがあります。

よく使われるコロケーション10選


  1. stop + doing something

    → 何かをするのをやめる

    (I stopped smoking.「タバコを吸うのをやめました」)


  2. stop + to do something

    → 〜するために止まる

    (I stopped to check the map.「地図を確認するために立ち止まりました」)


  3. make a stop

    → 停止(停留、立ち寄り)をする

    (We made a stop at the gas station.「ガソリンスタンドに立ち寄った」)


  4. stop short of …

    → あえて〜するところまではしない

    (He stopped short of calling her a liar.「彼は彼女を嘘つきだとまでは言わなかった」)


  5. stop crying

    → 泣くのをやめる

    (She tried to stop crying.「彼女は泣くのをやめようとした」)


  6. stop working

    → 作業(仕事)をやめる

    (We should stop working and take a break.「作業をやめて休憩をとるべきです」)


  7. stop someone from doing something

    → 誰かが〜するのを止める

    (I couldn’t stop him from leaving.「私は彼が去るのを止められなかった」)


  8. come to a stop

    → 止まる、停止する

    (The car came to a stop at the red light.「車は赤信号で停止した」)


  9. stop by

    → 立ち寄る

    (I’ll stop by your office later.「後であなたのオフィスに立ち寄ります」)


  10. stop + Noun (as a command)

    → 「やめろ」「止まれ」の命令

    (Stop the bus!「バスを止めて!」)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 古英語の“stoppian”や“stoppan”などに由来し、「詰める」「塞ぐ」といった意味がありました。そこから転じて「動きを止める」「やめさせる」という意味になりました。

  • ニュアンス: 物理的な動きが「止まる」だけでなく、行為や状態を「やめる」という幅広い用法があります。

    口語やカジュアルな場面でよく使われますが、「Stop.」と単独で命令形として使うと、ややきつい響きを与える場合もあります。フォーマルな文章で「停止する」「中断する」を表すときにも幅広く用います。

4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞・自動詞両方として使えます。


    • 自動詞: I stopped at the traffic light.(自分が停止する)

    • 他動詞: I stopped the car.(目的語の車を停止させる)


  • 「stop + doing〜」と「stop + to do〜」で意味が変わります。


    • stop doing〜:〜するのをやめる

    • stop to do〜:〜するために立ち止まる


  • 「stop from …」構文で、誰かを何かから阻止するときに使います。


    • They stopped me from entering the building.(私が建物に入るのを止めた)


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “Please stop talking and listen to me.”

    (話すのをやめて、私の話を聞いてください。)

  2. “I’ll stop by the supermarket on my way home.”

    (家に帰る途中でスーパーに立ち寄ります。)

  3. “I can’t stop laughing at that joke.”

    (あの冗談が面白すぎて笑いが止まらない。)

ビジネスシーンでの例文


  1. “Let’s stop this approach and consider another strategy.”

    (このやり方はやめて、別の戦略を考えましょう。)

  2. “We need to stop the production line for routine maintenance.”

    (定期メンテナンスのため、生産ラインを止める必要があります。)

  3. “Could you stop by my office before you leave?”

    (退社する前に、私のオフィスに寄ってもらえますか?)

学術的な文脈での例文


  1. “The experiment had to be stopped due to safety concerns.”

    (安全上の懸念から、実験は中止されなければならなかった。)

  2. “We need to find a way to stop the spread of the virus.”

    (ウイルスの拡散を食い止める方法を見つける必要があります。)

  3. “Research often involves trials that may be stopped prematurely.”

    (研究では、時に試験が早期に中止されることがあります。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. halt (停止する)


    • “halt”は「きびすを返して即座に止まる」という意味合いが強いので、ややフォーマル。


  2. cease (停止・中断する)


    • 「何かが継続していた状態を完全にやめる」というフォーマルな表現。


  3. pause (一時停止する)


    • 完全にやめるというより、一時的に止まるニュアンス。


反意語 (Antonyms)


  1. continue (続ける)

  2. start (始める)

  3. go (行く)

「stop」は「続行」の反対として使われるため、「continue」との対比がよく見られます。

7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA)


    • イギリス英語: /stɒp/

    • アメリカ英語: /stɑːp/


  • アクセント: 一音節語なので、特別な強勢の移動はありません。「st-」の子音クラスタに気をつけましょう。

  • よくある間違い: 日本語的に「ストップ」と母音を伸ばしすぎたり、/o/を/ɒ/や/ɑː/でしっかり発音しないと通じにくくなることがあります。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • 「stop doing」と「stop to do」の使い分けを混同しやすいので注意が必要です。

  • 過去形や過去分詞は stopped で、pを2回書き、edで終わることを忘れないようにしてください。

  • 同じく進行形も stopping とpが重なるのでスペルミスに気をつけましょう。

  • 「stop + from ~」で誰かを阻止するときの用法もよく英語の試験で出題されます(TOEIC・英検など)。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「stop」のスペリングは「st + op」で短い単語ですが、過去形・過去分詞のときには p が二重になるルールを意識すると覚えやすいです。

  • 「ストップ」ボタンを押すイメージを想起できるので、機械の停止スイッチなどを連想すると記憶しやすいです。

  • 「stop to do」と「stop doing」の違いは、「to」が「〜するため」なので「わざわざ立ち止まる」、対して「doing」は「している動作をやめる」。日本語でイメージすると混乱しにくくなります。


以上が「stop」に関する詳細な解説です。ぜひ例文やコロケーションを参考に、自然な使い方を身につけてください。

意味のイメージ
stop
意味(1)

〈動いているもの〉‘を'止める

意味(2)

〈供給など〉‘を'停止する

意味(3)

…‘を'阻止する,やめさせる

意味(4)

〈自分がしていること〉‘を'やめる,中断する

意味(5)

〈穴・口など〉‘を'ふさぐ,〈びんなど〉‘に'せんをする

意味(6)

〈相手の一撃など〉‘を'かわす;〈相手〉‘を'打ち負かす,ノックアウトする

意味(7)

〈楽器の弦・穴〉‘を'指で押さえる,〈音〉‘を'指で押さえて出す

意味(8)

〈動いているものが〉止まる,停止する,立ち止まる

意味(9)

〈仕事・話などが〉中断する;〈雨などが〉やむ

意味(10)

〈人が〉仕事(話など)をやめる,手を休める,一息つく

意味(11)

《話》(…に)滞在する,とどまる《+at+〈場所〉,+with+〈人〉》

意味(12)

止まること,停止,中止,中断

意味(13)

(旅先での)短期間の滞在,立ち寄り

意味(14)

(道路の)停留所

意味(15)

(穴などを)ふさぐこと…(びんなどの)せん

意味(16)

(パイプオルガンなどの)ストップ,音栓(肝先)

意味(17)

句読点,(特に)終止符

意味(18)

(レンズの)絞り

意味(19)

閉鎖音([p][b][k]など)

和英選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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