最終更新日:2025/10/09

報告者,申告者 / 報道員,探訪記者 / 判決記録係

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元となった辞書の項目

reporter

名詞

報告者,申告者 / 報道員,探訪記者 / 判決記録係

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レポーターはスキャンダルの記事を書いた。

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解説

以下では、英単語「reporter」について、学習者の方にも分かりやすいように詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

単語: reporter

品詞: 名詞 (可算名詞)

意味(英語): a person who investigates, gathers, and writes or broadcasts news stories

意味(日本語): 新聞やテレビ、ラジオなどのメディアにおいて、ニュースを取材し、記事やリポートを作成する人。報道を担当する人。

「reporter」は、ニュースや出来事を調査し、記事や映像などを通して情報を伝える役割の人を指す言葉です。ジャーナリストの一種であり、現場に足を運んで取材を行ったり、情報収集をして、報道を行うというニュアンスがあります。

活用形

名詞ですので、単純な活用形(時制変化)はありません。ただし、数の変化として「reporters (複数形)」があります。

他の品詞への派生


  • report (動詞): 報告する、報道する

  • report (名詞): 報告書、レポート

  • reporting (動名詞・形容詞的用法): 報告すること、報告に関する


    • 例: “reporting style” (報告の仕方)


CEFRレベルの目安


  • B1 (中級)B2 (中上級)

    「reporter」はニュースなどでよく目にする単語ですが、職業や特定の専門分野に関わるため、B1-B2あたりを目安に学ぶことが多いです。


2. 語構成と詳細な意味


  • reporter は、


    • report (報告する・報道する) という語幹

    • + -er (人を表す接尾語)

      から成り立っています。


よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. investigative reporter(調査報道記者)

  2. news reporter(ニュース記者)

  3. war reporter(戦場記者)

  4. field reporter(現場レポーター)

  5. senior reporter(ベテラン記者・上級記者)

  6. freelance reporter(フリーランスの記者)

  7. sports reporter(スポーツ記者)

  8. crime reporter(犯罪事件記者)

  9. court reporter(裁判所担当の記者、または裁判所書記官)

  10. TV reporter(テレビリポーター)


3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    「report」の語源はラテン語の “reportare” (re=再び、portare=運ぶ) に由来し、「(情報などを)持ち帰って知らせる」という意味を持ちます。

    そこから英語の “report” が生まれ、さらに “-er” を付けて「報告する人、レポートする人」という意味を表す名詞ができました。


  • ニュアンス・注意点:

    「reporter」はニュースメディアで働くジャーナリストの一種をイメージさせます。口語でも文章でも幅広く使われますが、話し言葉で気軽に使う形容詞的表現「reporter-type person」はあまり一般的ではなく、どちらかというと「He’s a reporter for ~」のように仕事を説明する場面で使います。フォーマル、カジュアルどちらでも使える無難な単語ですが、専門的職業を指すため、状況に応じて表現を変えることがあります。



4. 文法的な特徴と構文


  1. 可算名詞

    “a reporter / reporters” として使われ、冠詞 (a/an、the) や複数形をとることができます。


  2. 一般的な構文


    • “(Someone) works as a reporter for (media).”

      例: She works as a reporter for a local newspaper.

    • “(Someone) became a reporter covering (field).”

      例: He became a reporter covering sports events.


  3. イディオムや言い回し

    「reporter」に関する特定のイディオムはあまり多くありませんが、“beat reporter”(特定の専門分野・地域を担当する記者)という表現があります。



5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “My friend just got a job as a reporter at the local paper.”

    (友達が地元紙の記者として就職したんだ。)

  2. “I saw a reporter interviewing people on the street.”

    (通りで人々にインタビューしているリポーターを見たよ。)

  3. “Have you ever talked to a reporter before?”

    (今までにリポーターと話したことはある?)

ビジネスでの例文(3つ)


  1. “We invited a reporter to our product launch to cover the event.”

    (製品発表会の取材をしてもらうために、私たちはリポーターを招待しました。)

  2. “The reporter requested an interview with our CEO.”

    (記者は当社のCEOとのインタビューを要望しました。)

  3. “Make sure to prepare a press release before the reporter arrives.”

    (リポーターが来る前に、プレスリリースの準備をしておきましょう。)

学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “Several reporters interviewed the professor about her groundbreaking research.”

    (画期的な研究について、何人もの記者がその教授にインタビューを行った。)

  2. “The conference was attended by reporters from various international journals.”

    (その学会には、世界各国の学術誌から記者が参加していた。)

  3. “His background as a science reporter gives him credibility in the academic community.”

    (科学記者としての彼の経歴が、学術界での信頼性に繋がっている。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. journalist (ジャーナリスト)


    • 比較: 取材、編集、執筆など報道に関する業務全般を指す。 “journalist” はやや広い意味。


  2. correspondent (特派員)


    • 比較: 海外や特定地域からのレポートを行う特派員を指すことが多い。


  3. reporter


    • 一般的に取材を行い、ニュースを伝える人。現地取材のイメージが強い。


反意語

“reporter” の明確な反意語はありませんが、「報道される側・取材対象」という観点から “subject of an interview” や “interviewee” と対比して考えることはできます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):


    • アメリカ英語: /rɪˈpɔːr.t̬ɚ/

    • イギリス英語: /rɪˈpɔː.tər/


  • 強勢(アクセント)の位置: “re-POR-ter” のように、第二音節の “por” に強勢がきます。


  • アメリカ英語とイギリス英語の違い:

    アメリカ英語では最後の “t” がフラップT気味に “d” に近い音になることがありますが、イギリス英語ではしっかりとした “t” の発音になります。


  • よくある発音ミス:

    最後の “-er” を曖昧にしすぎて “reporta” と聞こえてしまったり、アクセントが最初の “re” にかかったりすると不自然になりやすいです。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “reporter” をうっかり “repoter” や “reportor” と書いてしまう間違いがよくあります。

  2. 同音異義語との混同: “report” (動詞/名詞) と「reporter」(名詞) を混同しないように注意。

  3. 試験対策: TOEICや英検などでは、職業を問う設問や、メディア関連の記事を読解する問題で目にする可能性があります。文脈から「reporter」がニュースなどを扱う職業だと正しく把握することが大切です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「report (報告する) + er(する人)」という構成を意識すると覚えやすいです。

  • ニュースを「運んでくる人」というイメージを持つと、頭に残りやすいでしょう。

  • スペリングでは、”report” のあとに “-er” をつけるだけですが、母音の位置や “t” の数を間違えがちなので意識してみてください。


「reporter」はニュースや情報をいち早く伝えてくれる存在を表す便利な単語です。ぜひこの解説を参考に、自然な用法を身に付けてみてください。

意味のイメージ
reporter
意味(1)

報告者,申告者

意味(2)

報道員,探訪記者

意味(3)

判決記録係

和英選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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