最終更新日:2025/10/14

ナイフ,小刀;包丁;短刀 / (機械などの)刃

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元となった辞書の項目

knife

名詞

ナイフ,小刀;包丁;短刀 / (機械などの)刃

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私は野菜を切るのにナイフを使った。

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解説

以下では、英単語「knife」について、できるだけ詳細に解説します。


1. 基本情報と概要

意味


  • 英語: “knife”

  • 日本語: 「ナイフ」「包丁」などを指す、刃のある道具

「knife」は、食事をしたり物を切ったりするために使われる刃物を指す名詞です。

「料理で材料を切る」「食事中に食べ物を切り分ける」といった場面でよく使われる単語です。

ニュアンスとしては、刃のついた小〜中程度の切る道具をイメージすることが多いです。


  • 品詞: 名詞 (countable noun: 可算名詞)

  • 活用形:


    • 単数形: knife

    • 複数形: knives (f → v に変わり + es)


他の品詞になった場合

「knife」は、動詞としても使われることがあります。


  • 動詞形: to knife (knifed, knifing)


    • 意味: 「ナイフで刺す」「刃物で攻撃する」など。やや攻撃的なニュアンスがあります。


CEFRレベルの目安


  • A2 (初級) 〜 B1 (中級)

    日常会話にもよく出てくる単語のため、初級レベルでも覚えておきたい単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • k + nife


    • 冒頭の “k” はサイレント(発音されない)で、残りの “nife” の部分から発音されます。


関連性のある単語・派生語


  • “knife” の動詞形: “to knife” (刺す)

  • “knives” (複数形)

  • 類縁語: “knock”, “knot”, “know” など、語頭に “kn” があって “k” が発音されない単語

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. sharpen a knife(ナイフを研ぐ)

  2. dull knife(切れ味の悪いナイフ)

  3. butter knife(バターナイフ)

  4. kitchen knife(包丁)

  5. pocket knife(折りたたみナイフ・ペティナイフなど)

  6. steak knife(ステーキナイフ)

  7. table knife(テーブルナイフ)

  8. blade of the knife(ナイフの刃)

  9. handle of the knife(ナイフの柄)

  10. wield a knife(ナイフを振るう/使う)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語や古ノルド語由来とされる。「cnif」(古英語)、「knifr」(古ノルド語) にさかのぼります。

  • もともと頭の “k” は発音があったとされますが、英語の歴史の中で発音されなくなりました。

ニュアンスや使用時の注意点


  • 「包丁」や「小型の刃物」という一般的なニュアンス。

  • 動詞として使う場合は、攻撃的な場面が多く、文脈によっては暴力的イメージが強くなります。

  • 日常会話ではカジュアルな文脈で登場しますが、文章でもフォーマル/カジュアルの両場面で使われます。


4. 文法的な特徴と構文

名詞として


  • 可算名詞 (countable noun)

  • 単数・不定冠詞を使う: “a knife” / 定冠詞を使う: “the knife”

  • 複数形は “knives” (f → v + es)

動詞として


  • 他動詞として使われる: “He was knifed in the alley.”(彼は路地でナイフで刺された)など。

  • そのため、直接目的語(人や物)を取る形で使用。

イディオムや構文


  • “to twist the knife” : すでに苦しんでいる人に追い打ちをかける

  • “under the knife” : 手術を受ける(直訳は「メスの下にある」)


5. 実例と例文

以下では、日常会話・ビジネス・学術的文脈の3つずつ例文を示します。

1) 日常会話での例文


  1. “Could you pass me the knife? I need to cut this bread.”

    (ナイフを取ってもらえますか? このパンを切る必要があるんです。)


  2. “Be careful with that knife; it’s really sharp.”

    (そのナイフには気をつけて。とてもよく切れるから。)


  3. “I forgot to bring a knife for the picnic.”

    (ピクニックにナイフを持ってくるのを忘れちゃった。)


2) ビジネスシーンでの例文


  1. “Please ensure all utensils, including knives, are properly sanitized.”

    (ナイフを含むすべての調理器具をしっかり消毒してください。)


  2. “Our company supplies high-quality kitchen knives to restaurants.”

    (弊社はレストラン向けに高品質のキッチンナイフを提供しています。)


  3. “We’ve designed an ergonomic handle for our latest knife model.”

    (最新のナイフモデルには、人間工学に基づいたハンドルを設計しました。)


3) 学術的・専門的文脈での例文


  1. “In forensic science, the blade’s shape and knife marks can help identify the weapon used.”

    (法医学では、刃の形状やナイフ痕が使用された凶器を特定する手がかりとなる。)


  2. “The surgeon’s knife must be sterilized thoroughly before the operation.”

    (手術用のメスは、手術前にしっかりと滅菌されなければならない。)


  3. “When studying ancient tools, examining the wear on a knife can reveal its primary use.”

    (古代の道具を研究する際、ナイフの摩耗状況を調べることで主な用途がわかる。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. “blade” (ブレード/切れ刃)


    • 「刃」そのものを指す場合に使う。より一般的で、刀やナイフなど広く“刃”の部分を指す。


  2. “dagger” (ダガー/短剣)


    • 攻撃用の短い剣に近いイメージ。握りや見た目が違うことが多い。


  3. “scalpel” (メス)


    • 手術など医療用に特化した刃物。外見の細かさと精密性が異なる。


  4. “cutter” (カッター)


    • 紙や段ボールなどを切る道具にフォーカスして使われる。


※ いずれも「切る道具」という意味合いは近いですが、用途や形状によって用語が異なります。

反意語 (Antonyms)


  • はっきりとした反意語は存在しませんが、機能的に「切らない・刃がない道具」としては “spoon” (スプーン)や “fork” (フォーク)などが対照的な道具と言えます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /naɪf/

  • アメリカ英語(AmE), イギリス英語(BrE)でほぼ同じ発音。

  • “k” はサイレント。発音は “[ナイフ]” のように /n/ から始まる。

  • 強勢(アクセント)は “knife” 全体にあり、“k” を発音しようとしないように気をつけましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペリングミス:


    • “nife” や “knive” など、最初の “k” を忘れる、複数形 “knives” を “knifes” としてしまうなどの誤りが多い。


  2. 発音ミス:


    • “k” を発音して “クナイフ” と読まないように注意。


  3. 同音異義語ではないので混同は少ないが、語頭に “kn” が付く単語のルールを知らないと、他の語 “knot” や “knock” でも同様のミスをしがち。


  4. 試験対策 (TOEIC・英検など):


    • 単数・複数形(knife / knives)や発音、スペリングに関する問題が出題されることがある。

    • 派生的に “to knife (someone)” の用法も問われることがあるため注意。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「‘k’ は ‘silent’ (黙っている)」と覚える: “k” が音を出さず、こっそり後ろの “nife” をサポートしているイメージを持つとよいでしょう。

  • 「knock, knot, know」など “kn” で始まる他の単語も同じ発音ルールなのでセットで覚えると効率的です。

  • 「ナイフは k(苦)なし!?」など、語呂合わせやイメージで silent “k” を印象づけると記憶に残りやすいです。


以上が名詞「knife」の詳細な解説です。日常生活でも頻繁に登場する基本的な単語なので、正しい発音・スペリングとあわせてしっかり押さえておきましょう。

意味(1)

ナイフ,小刀;包丁;短刀

意味(2)

(機械などの)刃

和英選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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