最終更新日:2025/10/13

《…の》鍵, かぎ《to ...》/ 《the 〜》《達成・理解・解決などの》手がかり,秘訣《to doing》 / (練習問題などの)解答の手引き / (辞書・地図などの)略語解 / 《the 〜》 / 《…への》重要地点, 《…にとって》重要な人(物)《to ...》 / (ぜんまいを巻く)ねじ / (楽器などの)キー,鍵 / (音楽で長短)調 / (声の)調子

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元となった辞書の項目

key

名詞

《…の》鍵, かぎ《to ...》/ 《the 〜》《達成・理解・解決などの》手がかり,秘訣《to doing》 / (練習問題などの)解答の手引き / (辞書・地図などの)略語解 / 《the 〜》 / 《…への》重要地点, 《…にとって》重要な人(物)《to ...》 / (ぜんまいを巻く)ねじ / (楽器などの)キー,鍵 / (音楽で長短)調 / (声の)調子

このボタンはなに?

私は車の鍵が見つからない。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: key

品詞: 名詞 (他に形容詞・動詞としても使われる場合があります)

意味(英語):


  1. (物理的な) “key” – a metal instrument used to open or close a lock.

  2. (比喩的な) “key” – something that is crucial or essential.

意味(日本語):


  1. 「鍵」:錠を開けたり閉めたりするための金属の道具です。日常生活でドアや車の鍵などとして使います。

  2. 「鍵となるもの」:物事を解決するときや成功するときの「決め手」「重要事項」というニュアンスで使われます。

この単語は「物理的な鍵」と「比喩的な鍵」のいずれも頻繁に使われます。初心者から上級者まで幅広く使う単語です。


  • 活用形: key (単数), keys (複数)

  • 他の品詞になった場合の例:


    • 動詞: to key (例: 「データを入力する」という意味で “to key in data”)

    • 形容詞: key (例: “This is a key factor in the process.”)


CEFRレベルの目安:


  • A1 (超初心者) レベルでも「ドアを開ける鍵」の意味で使い始められます。

  • B1 (中級) 以上になると「成功の鍵」「重要なポイント」など、比喩的な使い方も習得します。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成: “key” は接頭語や接尾語を含まない、シンプルな単語です。

  • 派生語・類縁語:


    • keypad (キーパッド)

    • keyword (キーワード)

    • keynote (基調講演、自体が重要なノートやテーマを示す)

    • keyboard (キーボード)


よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. key point(重要な点)

  2. key role(重要な役割)

  3. key component(主要な要素)

  4. key to success(成功の鍵)

  5. key issue(主要な問題)

  6. key word(キーワード)

  7. key figure(重要人物)

  8. key difference(主要な違い)

  9. key concept(重要な概念)

  10. key player(重要な選手・人物)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 古英語の “cæg” (key) に遡るとも言われており、開閉の道具を指す原意から派生して、重要な手掛かりを指す比喩的な使い方に広がりました。

  • ニュアンス:


    • 物理的なものを表す場合は日常会話でカジュアルに使います。

    • 比喩的に使う場合、文章やビジネスシーンでもフォーマル・カジュアル両方に対応できる便利な単語です。


  • 使用時の注意点:


    • 物理的な鍵の文脈か、比喩的な「重要核心」の意味なのかを文脈で判断しましょう。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞: 可算名詞 (a key / keys)。

  • 構文(例):


    • “The key to [名詞/動名詞] is …”

    • 例: “The key to success is perseverance.”

    • “That is the key.” (「それが鍵だ」=成功などへの決め手を指す)


  • 他の用法:


    • 動詞 (他動詞): “to key something” (例: “I’ll key the data into the system.”)

    • 形容詞的用法: “key factor,” “key point,” “key idea” など。


  • 使用シーン:


    • フォーマル/カジュアル: 場面を問わず使えるが、報告書や会議資料などフォーマルな文脈でも頻出。

    • 日常会話: 「鍵をなくしちゃったよ」と言うときの “I lost my key.” は最も基本的な例です。



5. 実例と例文

日常会話での例 (3つ)


  1. “I can’t find my house keys. Did I leave them on the table?”


    • 「家の鍵が見つからないんだけど。テーブルの上に置きっぱなしにしたかな?」


  2. “Don’t forget your keys before you leave!”


    • 「出かける前に鍵を忘れないようにね!」


  3. “The key to staying healthy is eating right and exercising regularly.”


    • 「健康でいるための鍵は、適切な食事と定期的な運動だよ。」


ビジネスでの例 (3つ)


  1. “The key to boosting sales is understanding our customer’s needs.”


    • 「売り上げを伸ばす鍵は、お客様のニーズを理解することだ。」


  2. “Let’s identify the key issues in this project before proceeding.”


    • 「先に進む前に、このプロジェクトの主要な問題を洗い出しましょう。」


  3. “He played a key role in closing the deal.”


    • 「彼はその契約を成立させるのに重要な役割を果たした。」


学術的な文脈での例 (3つ)


  1. “The key concept in this theory involves the interaction between mind and environment.”


    • 「この理論における重要な概念は、心と環境の相互作用です。」


  2. “Identifying key variables is essential to conducting a successful experiment.”


    • 「主要な変数を特定することは、実験を成功させるために不可欠です。」


  3. “This research paper highlights the key findings from the past decade of studies.”


    • 「この研究論文は、ここ10年の研究から得られた主要な発見をまとめています。」



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    1. essential(本質的、不可欠)


      • “key” と同じく「重要な」という意味を表すが、“key” よりも抽象度が高い場合もある。


    2. crucial(極めて重要)


      • “key” よりもやや緊急性・決定的な印象を強調する。


    3. vital(生命維持に関するほど大事、不可欠)


      • “key” と同様に「重要性」を表すが、生命や組織全体にとって必須というニュアンスがある。



  • 反意語:


    1. minor(重要でない、小さい)

    2. trivial(ささいな、取るに足らない)



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):


    • イギリス英語 (RP): /kiː/

    • アメリカ英語: /kiː/


  • 強勢 (アクセント):


    • 短い単音節語なので、特にどこかに強勢があるわけではなく「キー」と伸ばすイメージ。


  • よくある発音の間違い:


    • “kay” のようになってしまう場合がありますが、実際は日本語の「キー」と同じように発音すると自然です。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “key” は短い単語ですが “kye” などと誤って書かないようにしましょう。

  • 同音異義語との混同: 同音異義語としてはほぼありませんが、音として近しい “quay /kiː/” (波止場) と混同しないように。

  • 試験対策 (TOEIC・英検など):


    • 比喩表現の “key to 〜” は頻出表現ので、文脈から「何に対する鍵なのか」を読み取る力が必要です。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: 物理的な鍵を使ってドアを開けるイメージを「物事の解決や成功の扉を開ける」比喩に結びつけて覚えると分かりやすいです。

  • 覚え方:


    • “key” = “鍵” と「決め手」と、どちらも「何かを開く&重要なもの」と覚えましょう。

    • スペルがシンプルなので、「k + ey」で「キー」と発音することを意識すると混乱が防げます。



「key」は非常に基本的かつ応用範囲が広い単語なので、日常生活やビジネス・学術シーンなど、あらゆる文脈で活躍します。ぜひ使いこなしてみてください。

意味のイメージ
key
意味(1)

(…の)かぎ《+to+

意味(2)

(練習問題などの)解答の手引き(ヒント)

意味(3)

《the ~》(…への)重要地点,要所;(…にとって)重要な人(物)《+to+

意味(4)

(時計のぜんまいを巻く)ねじ

意味(5)

(鍵盤(けんばん)楽器の)キー,鍵(けん);(タイプライター・計算機などの)キー

意味(6)

(音楽で長短)調

意味(7)

(声の)調子

意味(8)

基本的な;重要な

意味(9)

《the ~》(達成・理解・解決などの)かぎ,手がかり,秘訣(ひけつ)《+to+(do*ing *

意味(10)

(辞書・地図などの)略語(発音)解,記号解

和英選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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