元となった辞書の項目
hometown
解説
1. 基本情報と概要
単語: hometown
品詞: 名詞 (countable noun)
意味 (英): the town or city where one was born or grew up
意味 (日): 自分が生まれ育った町や、故郷のことです。
「自分の懐かしい地元や生まれ故郷」を表す単語で、カジュアルに日常的によく使われます。
形態:
- 単数: hometown
- 複数: hometowns
- 単数: hometown
他の品詞・形容詞的用法の例:
- “hometown hero” (地元の英雄) → 形容詞的に用いられています。
CEFRレベル: A2 ~ B1 (初級~中級)
- A2: 簡単な日常会話で、自分の生まれた町について話したいとき
- B1: 自分の背景や思い出、トピックを広げる場面で活用
- A2: 簡単な日常会話で、自分の生まれた町について話したいとき
2. 語構成と詳細な意味
- 語構成: 「home」(家・故郷) + 「town」(町)
関連語や派生語:
- homeland: 故国、祖国
- hometown boy/girl: 地元の人 (特に、親しみを込めて呼ぶ表現)
- homeland: 故国、祖国
よく使われるコロケーション・関連フレーズ (10例)
- my hometown → 私の故郷
- return to my hometown → 私の故郷に戻る
- hometown friends → 地元の友達
- hometown hero → 地元の英雄
- hometown pride → 地元愛
- leave one’s hometown → 故郷を離れる
- small hometown → 小さな故郷
- hometown advantage → 地元の利点
- hometown newspaper → 地元紙
- hometown memories → 故郷の思い出
- my hometown → 私の故郷
3. 語源とニュアンス
語源:
- 「home」は古英語の hām(家、住まい)
- 「town」は古英語の tūn(囲い地、農場、村)
この2つが合わさって「故郷」というニュアンスになりました。
- 「home」は古英語の hām(家、住まい)
ニュアンスや使用時の注意:
- 自分が情感を持って語る故郷を指すため、話し手の懐かしさや愛着が伴うことが多いです。
- フォーマルというよりも、カジュアルな文脈や日常会話でよく使われます。
- 書き言葉でも、個人のエッセイや親しみをこめた表現として自然に登場します。
- 自分が情感を持って語る故郷を指すため、話し手の懐かしさや愛着が伴うことが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞 (countable): 「a hometown」「my hometown」のように、冠詞や所有格が付くことが多いです。
一般的な構文例:
- “He grew up in a small hometown.” (彼は小さな故郷で育った)
- “I always miss my hometown when I travel.” (旅行中、いつも故郷が恋しくなる)
- “He grew up in a small hometown.” (彼は小さな故郷で育った)
フォーマル/カジュアル: 一般的にカジュアルな文脈で使われますが、エッセイやスピーチなどでも登場します。
5. 実例と例文
(1) 日常会話
- “I’m going back to my hometown next weekend to see my family.”
→ 来週末、家族に会いに故郷に戻るんだ。 - “My hometown is famous for its beautiful lake.”
→ 僕の故郷は美しい湖で有名だよ。 - “How often do you visit your hometown?”
→ 故郷にはどのくらいの頻度で行くの?
(2) ビジネス
- “I’m attending a conference in my hometown next month.”
→ 来月は私の故郷で開かれるカンファレンスに参加します。 - “We opened a new branch in my colleague’s hometown.”
→ 同僚の故郷に新しい支店を開設しました。 - “He has strong connections in his hometown, which helps our local expansion.”
→ 彼は故郷に強い人脈があって、現地での事業拡大に役立っています。
(3) 学術的・フォーマル
- “The researcher conducted a field study in her hometown to gather local data.”
→ その研究者は故郷でフィールド調査を行い、現地のデータを収集した。 - “Demographic changes in one’s hometown can influence economic trends.”
→ 故郷での人口変化は経済動向に影響を与える可能性がある。 - “Historical records of the author’s hometown reveal cultural shifts over time.”
→ 著者の故郷に関する歴史的資料から、時代とともに文化が変わってきたことが分かる。
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- birthplace (出生地)
- 生まれた場所を厳密に指す場合に使う。
- 生まれた場所を厳密に指す場合に使う。
- native city/town (生まれ故郷)
- 同様に「故郷」を示すが、より「そこで生まれた」というニュアンスが強い。
- 同様に「故郷」を示すが、より「そこで生まれた」というニュアンスが強い。
- place of origin (起源の地)
- フォーマルかつ広義。「祖先や文化的ルーツも含む」場合に使うことも。
- フォーマルかつ広義。「祖先や文化的ルーツも含む」場合に使うことも。
- birthplace (出生地)
反意語:
- foreign city (外国の都市)
- unknown place (なじみのない場所)
- foreign city (外国の都市)
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ˈhoʊm.taʊn/
- イギリス英語: /ˈhəʊm.taʊn/
- アメリカ英語: /ˈhoʊm.taʊn/
- アクセント (強勢): “home” の部分が強調されます(“HOMEtown”)。
- よくある発音の間違い:
- 語尾 “-town” の /taʊn/ を /ton/ と短く発音しないように注意。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “hometown” を “home town” と分けて書いてしまう場合がありますが、一般的には一語です。
- 同音異義語との混同: “homeland” と混同しがちですが、”homeland” は国全体の「祖国」という意味合いが強くなります。
- 試験対策: TOEICなどのリスニング・リーディングで「故郷」という話題が出る際、この単語がよく登場します。特にカジュアルな文脈でチェックされがちです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚え方: 「home (家) + town (町)」をそのまま組み合わせたイメージで、自分のいる家の広がった先が「家のある町=故郷」と考えると覚えやすいです。
- 勉強テクニック: 自分の故郷について英語でスピーチを考えてみたり、エッセイに書いてみたりすると、“hometown” を繰り返し使う機会ができて定着します。
以上が「hometown」に関する詳細解説です。ぜひ、自分の故郷を紹介したいときに使ってみてください。
意味のイメージ
意味(1)
今までいちばん長く住んだ町(市);子供のとき過ごした町(市);生まれた町(市)