glasses
1. 基本情報と概要
単語: glasses
品詞: 名詞(常に複数形)
意味(英語): A pair of lenses in a frame worn to correct or assist defective eyesight or to protect the eyes.
意味(日本語): レンズを枠にはめた眼鏡のことで、視力を補正したり、目を保護したりするためにかけるものを指します。日常生活の中で「メガネ」として使われる、とても身近な単語です。
- 「glasses」は常に複数形で使われます。英語で眼鏡を表すときは「a glass」ではなく「glasses」となることに注意してください。
- 同じ「glass」でも、単数で「a glass」というと「コップ」の意味になります。
活用形:
- glasses は名詞の常に複数形で、単数形はありません(「a pair of glasses」と言います)。
他の品詞になった例:
- glass (名詞:ガラス、コップ)
- glass (動詞:ガラスをはめる、ガラスをフロスト加工する などの専門的な使用例)
CEFRレベル: A2(初級)
- 「日常生活で非常によく使う単語」であり、やや初級レベルから学習する単語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- glass + -es(複数形)
- 「glass」は「ガラス」という語源ですが、特に身体に身につける「眼鏡」の場合は常に複数形の「glasses」として使われます。
関連語や派生語
- spectacles: ややフォーマルまたは古風な言い方で「眼鏡」を意味します。
- eyeglasses: 「眼鏡」のやや直接的な表現。
- sunglasses: サングラス。
- reading glasses: 老眼鏡や読書用の眼鏡。
よく使われるコロケーション(共起表現) 10選
- wear glasses(メガネをかける)
- put on glasses(メガネをかける)
- take off glasses(メガネを外す)
- clean one’s glasses(メガネを拭く)
- lose one’s glasses(メガネをなくす)
- break one’s glasses(メガネを壊す)
- prescription glasses(度入りのメガネ)
- a pair of glasses(1つのメガネ、一対)
- glasses case(メガネケース)
- try on glasses(メガネを試着する)
3. 語源とニュアンス
語源
- 「glass」は古英語の「glæs」から来ており、元々は「ガラス」という物質・材料を指していました。そこから派生して「ガラスでできたもの」という意味が広がり、目を保護する枠付きのレンズ(ガラス製の場合も)のことを「glasses」と plural 形で呼ぶようになりました。
ニュアンス・使用時の注意
- 「glasses」は非常にカジュアルな日常用語です。文章・会話どちらでも使えます。
- 「spectacles」というとフォーマル・古風。
- 「eyeglasses」は意味を強調したい時や、少し丁寧な文脈で使うことがあります。
4. 文法的な特徴と構文
- 常に複数形の名詞
- 例: My new glasses are very comfortable. (「are」のように複数形の動詞が続く)
- 例: My new glasses are very comfortable. (「are」のように複数形の動詞が続く)
- 名詞ですが、「a pair of glasses」という形で数量を表すことができます。
- 口語では「Where are my glasses?」のように、必ず複数扱いをする点に注意してください。
イディオム・構文例
- see through someone’s glasses: 「~の視点(考え方)で見る」という比喩的な使い方。
- rose-colored glasses: 「バラ色メガネ」、物事を楽観的・甘く見るという表現。
5. 実例と例文
日常会話例
“I can’t read the menu without my glasses.”
「メガネなしではメニューが読めないんだ。」“Could you help me find my glasses? I misplaced them.”
「メガネをどこに置いたか分からなくて…探すのを手伝ってくれる?」“I think you look great with those new glasses!”
「その新しいメガネ、とても似合うね!」
ビジネスシーン例
“I’ve been wearing my glasses more often because of prolonged screen time.”
「長時間パソコンを使うので、メガネをかけている時間が増えました。」“Please review this document carefully. I forgot my glasses, so I need you to check the details.”
「メガネを忘れてしまったので、細かいところはあなたに確認してほしいんです。」“I’ll need my reading glasses to go through these contracts.”
「これらの契約書に目を通すには、読書用メガネが必要ですよ。」
学術的・フォーマルな文脈例
“In this study, participants with corrective glasses showed improved reading speed.”
「この研究では、矯正用メガネを使用した参加者が読書速度の向上を示しました。」“The development of lightweight glasses frames significantly enhanced user comfort.”
「軽量メガネフレームの開発は、使用時の快適さを大いに向上させました。」“Wearing specialized glasses can reduce eye strain during laboratory work.”
「実験作業中に特殊なメガネをかけることで、目の疲れを軽減できます。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- spectacles (スペクタクルズ)
- ややフォーマル、古風な響き。主にイギリス英語圏で使われることが多い。
- ややフォーマル、古風な響き。主にイギリス英語圏で使われることが多い。
- eyeglasses (アイグラスズ)
- 「眼鏡」をより直接的に示す。
- 「眼鏡」をより直接的に示す。
- sunglasses (サングラス)
- 太陽光を遮断するためのメガネ。
- 太陽光を遮断するためのメガネ。
- contact lenses (コンタクトレンズ)
- 目に直接装着するレンズ。「眼鏡」ではないが、視力補正具として近いカテゴリー。
- 目に直接装着するレンズ。「眼鏡」ではないが、視力補正具として近いカテゴリー。
反意語
- 直接の反意語は存在しませんが、「裸眼(without glasses)」や、かけることと外すことの対比として “take off one’s glasses” と “put on one’s glasses” が対になる表現となります。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA)
- アメリカ英語: /ˈɡlæsɪz/ または /ˈɡlæszɪz/(/æ/ は「ア」のような音)
- イギリス英語: /ˈɡlɑːsɪz/(/ɑː/ は口をやや大きく開ける母音)
- アメリカ英語: /ˈɡlæsɪz/ または /ˈɡlæszɪz/(/æ/ は「ア」のような音)
- アクセント: 最初の音節「gla-」に強勢が置かれます。
- よくある間違い: “glass-es” と2拍になりがちですが、/ˈɡlæsɪz/ のように「グラシズ」という音になります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- 単数形と混同しない: 「a glass」はコップやガラスを指すので注意。
- スペリングミス: “glasses” の s を1つしか書かない “glasses” → “glasse” など。
- 所有格との混同: “glasses’ケース” のように所有格を付けるとスペルが増える(“glasses’ ”)が、見た目が似ているので注意。
- TOEIC・英検などでは: 「glasses」が「コップ」か「メガネ」か、文脈で判別させる問題が出ることがあります。「Which glasses does he wear?」などの会話問題で混同しないように。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「メガネは常に2枚のレンズで1セット → 必ず複数形」と覚えておく。
- 「グラス(コップ)に s がついたらメガネになる」とイメージすると、頭に残りやすいです。
- 語呂合わせ的に “Glasses = 2枚のガラス” と考えると、複数形になる理由が自然と理解できます。
以上が “glasses” の詳細です。メガネの話題は日常でよく登場するので、複数形であることをしっかり意識して使ってくださいね。
眼鏡
glassの複数形