最終更新日:2025/10/09

〈C〉庭,庭園 / 〈U〉庭面積 / 〈C〉《しばしば複数形で》公園,遊園 / 《Gardens》《地名の後に置いて》…街,…通り / 庭で育つ;庭園用の

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元となった辞書の項目

garden

名詞

〈C〉庭,庭園 / 〈U〉庭面積 / 〈C〉《しばしば複数形で》公園,遊園 / 《Gardens》《地名の後に置いて》…街,…通り / 庭で育つ;庭園用の

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私は花を摘むために庭に行きました。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: garden

品詞: 名詞(ただし、動詞として使われる場合もあります)

意味(英語):

An area of ground where plants (such as flowers or vegetables) are grown.

意味(日本語):

家の周りや特定の場所に植物(花や野菜など)を育てるために確保された区画、いわゆる「庭」「庭園」を指します。

「家庭菜園」や「花壇」も含む、さまざまな植物を植える場所として使われる単語です。

「こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です」:

家の庭を指したり、公園や植物園など、植物を楽しむ場所のことを幅広く「garden」と呼びます。英語圏では、「I have a small garden behind my house.(家の裏に小さな庭があります)」など、日常場面でよく耳にする語です。

活用形:


  • 単数形: garden

  • 複数形: gardens

※動詞形 “to garden” (ガーデニングをする)


  • 現在形: I garden, he gardens

  • 過去形: I gardened

  • 分詞形: gardening

品詞が変わる例:


  • gardener (名詞) … 庭師、ガーデニングをする人

  • gardening (名詞) … ガーデニング(作業そのもの)

CEFRレベル (目安): A1(超初心者)

日常生活でよく使われる、ごく基本的な単語です。


2. 語構成と詳細な意味

英語の “garden” は、一見すると明確な接頭語・接尾語が見えにくい単語ですが、その起源を辿るとフランス語や古いゲルマン語由来で「囲い(柵)で保護された場所」という意味合いを持つと言われています。

関連語・派生語


  • gardener(庭師、ガーデニングをする人)

  • gardening(ガーデニング、園芸作業)

  • garden‐type / garden‐variety(形容詞的に「一般的な」「ふつうの」という意味)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. flower garden(花壇)

  2. vegetable garden(菜園)

  3. front garden(家の前にある庭)

  4. back garden(家の裏にある庭)

  5. community garden(共同菜園/市民菜園)

  6. botanical garden(植物園)

  7. garden party(庭でのパーティ)

  8. garden shed(庭にある物置)

  9. garden tools(園芸用具)

  10. secret garden(隠された庭、秘密の庭)


3. 語源とニュアンス

“garden” の語源は、古ノルマンフランス語の “gardin” または “jardin” に遡り、さらにラテン語の “hortus gardinus” に繋がるとされています。「囲いのある場所」というイメージがもとになっています。

ニュアンスとしては「花や野菜を栽培するための、比較的手入れがされた敷地」という印象を与えます。イギリス英語では家の敷地全体の「庭」を指して “garden” と言うことが多いですが、アメリカ英語では “yard” と言う場合もあります。


  • 使用時の注意:


    • イギリス英語: 「庭全般」=“garden”

    • アメリカ英語: 「家の敷地・芝生部分」=“yard” / 「植栽や花壇などを指すスペース」=“garden”


口語でも文章でも使われやすく、カジュアルからフォーマルまで幅広く使われる単語です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞 (countable): 可算名詞です。

    例: a garden, two gardens

  • 動詞 (intransitive/自動詞): “to garden” 「庭仕事をする」

    例: I love to garden in my spare time.

一般的な構文やイディオム


  • in the garden: 「庭で」

  • garden tools, garden furniture: 庭で使う道具や家具

  • lead someone up the garden path: イディオムで「人をだます」「間違った方向に誘導する」という意味(やや古風・比喩的表現)


5. 実例と例文

日常会話での例文 (3つ)


  1. “I’m going to plant some flowers in the garden this weekend.”

    (今週末、庭に花を植えるつもりです。)

  2. “Could you water the garden while I’m away?”

    (私が留守の間、庭に水をやってくれますか?)

  3. “We had a barbecue in the back garden yesterday.”

    (昨日、裏庭でバーベキューをしました。)

ビジネスシーンでの例文 (3つ)


  1. “Our office building has a lovely rooftop garden for employees to enjoy.”

    (私たちのオフィスビルには、従業員が楽しめる素敵な屋上庭園があります。)

  2. “They decided to hold the company’s anniversary party in the garden of a nearby hotel.”

    (彼らは会社の記念パーティを近くのホテルの庭で開くことにしました。)

  3. “We might install a small garden area in the courtyard for clients to relax.”

    (顧客がくつろげるように、中庭に小さな庭スペースを設置するかもしれません。)

学術的・フォーマルな文脈での例文 (3つ)


  1. “The study of historical garden designs sheds light on cultural values of different eras.”

    (歴史的な庭園デザインの研究は、さまざまな時代の文化的価値観を明らかにする。)

  2. “Botanical gardens often serve as important research sites for plant conservation.”

    (植物園は、しばしば植物保護に関する重要な研究サイトとしての役割を果たす。)

  3. “Urban planning models increasingly incorporate community gardens to promote sustainability.”

    (都市計画のモデルは、持続可能性を促進するためにコミュニティガーデンをますます取り入れるようになっている。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. yard(ヤード)


    • アメリカ英語で、家の敷地・芝生部分全体を指す言い方。

    • “garden” よりも広く敷地そのものを意味する場合が多い。


  2. park(公園)


    • 公共の大きな緑地を指す。個人の手入れではなく自治体が管理。


  3. orchard(果樹園)


    • 特に果物の木が植えられている、農園に近いイメージ。


  4. backyard(裏庭)


    • 家の裏手にある敷地を指す。 “back garden” と同義になる場合が多い。


反意語


  • indoors(屋内)


    • 「室内」と対比して、「屋外の植物を育てる場所」である garden と反対の概念。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˈɡɑːr.dən/

  • アクセント: 最初の音節 “GAR-” に強勢があります。

  • アメリカ英語: “ガr-dən” /ˈɡɑːr.dən/ (r をはっきり発音)

  • イギリス英語: “ガー-dn” /ˈɡɑː.d(ə)n/ (r の音が弱い)

よくある間違いとして、第二音節を強く発音しすぎるケースがありますが、基本は “GAR-den” のリズムです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリングミス: “gaden” “gardan” など、母音を間違いやすい。

  • “yard” との混同: イギリス英語とアメリカ英語で “garden” と “yard” の使い方が変わるので注意。

  • 試験対策: TOEICなどの日常生活描写、英検などの英作文で「家の敷地の説明」「趣味(ガーデニング)」などのトピックで出題されることがあります。しっかり区別して使い分けると加点要素になります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語源イメージ: 元々は「囲い(柵)」を意味する言葉が基になっています。家の周りや特定の場所を囲んで花や野菜を育てるイメージを思い浮かべると覚えやすいです。

  • スペルのポイント: “gar + den” と2段階に分けて覚えると、母音 “a” と “e” を間違えにくくなります。

  • 楽しみながら覚える: 好きな植物や花を思い浮かべて「自分の garden(庭)に植えているイメージ」を持つと記憶に残りやすいですよ。


「garden」は、日常会話からフォーマルな文章まで幅広く使われる大切な単語です。家周りの植物をイメージして、しっかり覚えてみてください。

意味のイメージ
garden
意味(1)

〈C〉,庭園

意味(2)

〈U〉庭面積

意味(3)

〈C〉《しばしば複数形で》公園,遊園

意味(4)

《Gardens》《地名の後に置いて》…街,…通り

意味(5)

和英選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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