最終更新日:2025/10/07
《通例be ~ 》 《...に》興奮して, わくわくして, うきうきして《about, by, at ...》, 《...して》興奮して《to do》 / 気が立った, 落ち着かない
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元となった辞書の項目
excited
形容詞
《通例be ~ 》 《...に》興奮して, わくわくして, うきうきして《about, by, at ...》, 《...して》興奮して《to do》 / 気が立った, 落ち着かない
解説
以下では、形容詞「excited」について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
- 英語: excited
- 日本語: 興奮している、ワクワクしている
「excited」は何かに対して強い興味や期待感、興奮状態を表すときに使う形容詞です。ポジティブな気持ちを表現する際によく用いられ「心が高まっている」「期待で胸がいっぱい」といったニュアンスを含みます。
品詞・活用・他の品詞形
- 品詞: 形容詞 (adjective)
- 活用:
- 原形:excited (形容詞のため、比較級・最上級は「more excited / most excited」を用います。)
- 例: I am more excited than yesterday. (昨日よりもっとわくわくしている)
- 例: This is the most excited I’ve been all year. (今年一番ワクワクしている)
- 原形:excited (形容詞のため、比較級・最上級は「more excited / most excited」を用います。)
- 他の品詞形:
- 動詞: excite (例: The movie trailer really excites me.)
- 現在分詞形容詞: exciting (例: This is an exciting game!)
- 名詞: excitement (例: I can feel the excitement in the air.)
難易度(CEFRレベル)
- B1(中級)
- 「excited」は日常会話で頻繁に登場する重要な単語ですが、微妙なニュアンスを理解し使いこなすには中級レベル相当の運用が必要です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- 接頭語: ex- (「外へ」「出現」を表す)
- 語幹: cite (ラテン語の “citare” = 「呼び起こす」「刺激する」)
- 接尾語: -ed (動詞の過去分詞や形容詞化に見られる)
「ex-」には「(外に)出す、取り出す」というニュアンスがあり、全体として「感情や興味を外へ呼び起こす」イメージです。
他の単語との関連性(派生語・類縁語)
- excite (動詞)
- exciting (形容詞、現在分詞形)
- excitement (名詞)
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
- be excited about ~
(~についてワクワクしている) - be excited to do ~
(~するのが楽しみ・ワクワクしている) - get excited
(興奮する / ワクワクする) - really excited
(本当に興奮している / とてもワクワクしている) - growing excited
(だんだん興奮する / ワクワクする) - extremely excited
(極度に興奮している / とても高揚している) - excited crowd
(興奮している群衆) - excitedly waiting
(ワクワクしながら待っている) - feel excited about ~
(~にワクワクしていると感じる) - look excited
(興奮しているように見える)
3. 語源とニュアンス
語源
- ラテン語 “excitare”(「呼び起こす」「奮い立たせる」)が語源です。もともとは「外に感情を呼び起こす、刺激する」というニュアンスを含んでいました。
ニュアンス・使用時の注意点
- 「excited」はポジティブで生き生きした響きを持ちます。「心待ちにして胸が高鳴る」という肯定的な感情を表します。
- カジュアルな会話からビジネスメールまで幅広く使われ、日常的に非常に頻度の高い単語です。
4. 文法的な特徴と構文
- 形容詞のため「be動詞 + excited」や「look/seem/feel + excited」の形で使うことが多いです。
- 「about」「to + 動詞の原形」「that節」などとセットで使われる構文が一般的です:
- 例: I’m excited about the upcoming event.
- 例: I'm excited to start this new project.
- 例: I’m excited (that) we can finally meet in person.
- 例: I’m excited about the upcoming event.
フォーマル / カジュアル
- カジュアル: 日常会話で「I'm so excited!」のようにフレンドリーなトーンで使われる機会が多いです。
- フォーマル: ビジネスや公的な場面でも「We are excited to announce...」のように使われ、ビジネスメールやプレゼンでもよく用いられます。
5. 実例と例文
(1) 日常会話で使う例文(3つ)
- I’m so excited about going to the beach this weekend!
(今週末ビーチに行くのがすごく楽しみ!) - Are you excited for your birthday party tomorrow?
(明日の誕生日パーティー、ワクワクしてる?) - I got the tickets! I’m excited already!
(チケット手に入れたよ!もうワクワクしちゃう!)
(2) ビジネスシーンで使う例文(3つ)
- We are excited to announce our new product line launching next month.
(来月ローンチ予定の新製品ラインを発表できることを大変嬉しく思います。) - I’m excited to collaborate with the marketing team on this campaign.
(このキャンペーンでマーケティングチームと協力できるのを楽しみにしています。) - Our clients are excited about the new features we plan to introduce.
(お客様は私たちが導入予定の新機能にワクワクされています。)
(3) 学術的・フォーマルな文脈で使う例文(3つ)
- The researchers are excited about the potential implications of this discovery.
(研究者たちはこの発見がもたらす可能性に興奮しています。) - We are excited to present our latest findings at the upcoming conference.
(私たちは次回の学会で最新の研究成果を発表できることをとても楽しみにしています。) - Many in the scientific community are excited to explore this new field of study.
(科学界ではこの新たな研究分野を探求することに多くの人々が興味を持ち、胸を躍らせています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
- thrilled (わくわくしている、興奮している)
- 「excited」よりもさらに感情が高ぶっているイメージがあります。
- 「excited」よりもさらに感情が高ぶっているイメージがあります。
- enthusiastic (熱心な、やる気に満ちた)
- 「excited」よりも「あれこれしたい意欲にあふれている」というニュアンスが強め。
- 「excited」よりも「あれこれしたい意欲にあふれている」というニュアンスが強め。
- eager (~したがっている、熱心である)
- 「待ちきれない」気持ちを表し、具体的な行動をしたい気持ちに焦点がある。
- 「待ちきれない」気持ちを表し、具体的な行動をしたい気持ちに焦点がある。
- pumped up (やる気満々である、気合が入っている)
- やや口語的で、スポーツやパーティー前などにテンションが高まっているときに使いやすい。
- やや口語的で、スポーツやパーティー前などにテンションが高まっているときに使いやすい。
- animated (活気づいている、生き生きしている)
- 人や会話の様子がにぎやかで活発な様子にも使われる。
反意語(Antonyms)
- bored (退屈している)
- calm (落ち着いている)
- uninterested (興味がない)
「excited」はわくわく感・興奮を表すので、反対は「落ち着いた感」や「退屈している感」です。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
- /ɪkˈsaɪtɪd/
アクセント位置
- 「ex・cit・ed」で「-cit-」の部分に強勢(アクセント)がきます: ex•CÍ•ted
アメリカ英語とイギリス英語
- 基本的にどちらも /ɪkˈsaɪtɪd/ で、アクセント・発音に大きな違いはありません。
よくある発音ミス
- 「エキサイティッド」のように「クサ」の部分を無理に伸ばしてしまうことがありますが、実際は [ɪkˈsaɪ] のように短めです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス
- 「excited」の中の「c」と「t」を反対にしてしまうなど。
- 「excited」の中の「c」と「t」を反対にしてしまうなど。
- 「exciting」との混同
- 「I’m exciting.」(私は刺激的な人間です) という誤用をしない。自分の感情には「I’m excited.」を使う。
- 「I’m exciting.」(私は刺激的な人間です) という誤用をしない。自分の感情には「I’m excited.」を使う。
- 同音異義語との混乱
- 同音異義語としては特にありませんが、「exited(exitの過去・過去分詞形)」などと混同しないように。
- 同音異義語としては特にありませんが、「exited(exitの過去・過去分詞形)」などと混同しないように。
- 試験での出題傾向
- TOEICや英検などで「be excited to 動詞」や「be excited about 名詞」など前置詞や不定詞とセットで出題されやすい表現です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「ex-」は「外」に、「cite」は「呼び出す」というイメージ。「自分の内側から感情が外へ大きく出るイメージ」で覚えると良いです。
- 「起こす」と「ワクワクする」という意味の連想で、「目を覚ます(気持ちが高ぶる)」と関連づけると、使う場面がイメージしやすくなります。
- 自分が「何か楽しみがあって飛び跳ねるイメージ」を思い浮かべると记憶に定着しやすいです。
以上が、形容詞「excited」の詳細な解説です。日常会話からビジネスシーン、学術的な文章まで幅広く使える便利な単語ですので、「be excited to ~」「be excited about ~」などの使い方をしっかり身につけておきましょう。
意味のイメージ
意味(1)
《通例be ~ 》《...に》興奮して, わくわくして, うきうきして《about, by, at ...》, 《...して》興奮して《to do》
意味(2)
気が立った, 落ち着かない