最終更新日:2025/10/08
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元となった辞書の項目

credit card

名詞

クレジットカード

このボタンはなに?

私は購入にクレジットカードを使いました。

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解説

名詞 “credit card” を徹底解説


1. 基本情報と概要

英語表記: credit card

品詞: 名詞 (countable noun)











CEFRレベル目安 理由
B1(中級) 日常生活でよく使われる単語ですが、クレジットや支払いシステムなどのやや専門的な状況でも登場するため、中級レベルの単語として扱われます。

意味(英語): A card (usually plastic) issued by a bank or financial institution that allows the holder to purchase goods or services on credit.

意味(日本語): 銀行や金融機関が発行するカードで、クレジット(信用)による支払いを可能にするもの。支払い時にすぐに現金を支払う代わりに、後日まとめて請求されます。こういう場面で使われるイメージとしては、お店での支払い時、オンラインショッピング時、旅行先での宿泊費の支払いなど、幅広い場面で使われる便利な支払い手段、というニュアンスです。

主な活用形


  • 単数形: credit card

  • 複数形: credit cards

他の品詞での派生例


  • credit (動詞): 信用する、(金額を)振り込む 例: “He credited the amount to my account.”

  • credit (名詞): 信用、名誉、または振替記帳などを指す 例: “She has excellent credit.”


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • credit: 「信用」を意味し、ラテン語の credere(信じる)に由来します。

  • card: 「カード」を意味し、紙片・厚紙を表す語から派生しました。

「credit card」は「信用を基盤とした支払い手段のカード」という意味合いを直接的に表しています。

関連する派生語・類縁語


  • credit(名詞、動詞)

  • debtor(負債者) – creditの対比的な概念

  • credit line(クレジットライン、信用枠)

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10選)


  1. apply for a credit card → クレジットカードに申し込む

  2. credit card fraud → クレジットカード詐欺

  3. credit card company → クレジットカード会社

  4. unauthorized credit card charge → 不正なクレジットカード請求

  5. max out a credit card → クレジットカードの限度額を使い切る

  6. credit card statement → クレジットカードの利用明細

  7. credit card interest rate → クレジットカードの金利

  8. credit card limit → クレジットカードの限度額

  9. contactless credit card → タッチ式(非接触型)クレジットカード

  10. credit card holder → クレジットカード保有者


3. 語源とニュアンス

語源


  • credit: ラテン語の credere(信じる、信用する)に由来し、「信用」「信頼」を表します。

  • card: ギリシャ語の “khartēs” やラテン語の “charta”(紙)の派生とされ、紙片やカード状のものを意味します。

微妙なニュアンス・使用時の注意


  • 「credit card」は、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われます。

  • クレジットカードの使用は「後払い」や「請求」が伴うため、金銭面での責任や信用が必要であるというニュアンスも持ち合わせます。

  • 口語・書き言葉のいずれでも頻出し、フォーマル/カジュアルな両方のシーンで問題なく使えます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞として扱われ、可算名詞 (countable noun) です。


    • 例: “I have two credit cards.” (複数形)


  • 冠詞は必要に応じて付けます。


    • 例: “Do you have a credit card?” (不特定の一枚を尋ねる)

    • 例: “I left the credit card at home.” (特定のカードを指す)


一般的な構文やイディオム


  • to pay by credit card: “I usually pay by credit card.”

  • to charge (something) to one’s credit card: “Please charge the dinner to my credit card.”


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “Do you accept credit cards here?”

    (ここはクレジットカードで支払いできますか?)


  2. “I forgot my wallet, but I have my credit card with me.”

    (財布を忘れたけれど、クレジットカードは持っています。)


  3. “I’ll pay for the groceries with my credit card.”

    (食料品の支払いはクレジットカードにしますね。)


(2) ビジネスでの例文


  1. “Could you provide us with a valid credit card for the deposit?”

    (デポジットのために、有効なクレジットカードを提示していただけますか?)


  2. “Our company offers a corporate credit card to frequent travelers.”

    (当社では、出張が多い社員には法人向けクレジットカードを提供しています。)


  3. “Please submit your credit card expense reports by Friday.”

    (クレジットカードの経費報告は金曜日までに提出してください。)


(3) 学術的な・ややフォーマルな文脈での例文


  1. “The widespread use of credit cards has significantly influenced consumer behavior.”

    (クレジットカードの普及は消費者行動に大きな影響を与えてきました。)


  2. “Researchers examined the correlation between credit card debt and financial stress.”

    (研究者たちはクレジットカード負債と金銭的ストレスとの相関を調査しました。)


  3. “Credit card security measures have evolved to combat identity theft and fraud.”

    (アイデンティティ盗難や詐欺を防ぐために、クレジットカードのセキュリティ対策は進化してきました。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. debit card(デビットカード)


    • 銀行口座と直接連動しており、支払い時に即時に口座から引き落とされます。借金をする形ではない点がクレジットカードと異なります。


  2. prepaid card(プリペイドカード)


    • あらかじめ金額をチャージして使うカードで、クレジットカードと違い「ツケ」ではなく前払いです。


反意語 (直接の反意語はありませんが、「現金払い」と対比させることが多い)


  • cash payment(現金支払い)


    • クレジットされた借金を支払うのではなく、その場で現金を用いるという対比です。



7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • アメリカ英語 (AmE): /ˈkrɛdɪt kɑrd/

  • イギリス英語 (BrE): /ˈkrɛdɪt kɑːd/

アクセントの位置


  • “cré-dit càrd” のように、最初の “cre” の部分に強勢を置きます。

  • カード部分の “card” は二次的に強調されることもありますが、主なアクセントは “credit” の “cre-” に置かれるのが基本です。

よくある発音の間違い


  • “credit” を “cre-dit” ではなく “cri-dit” と発音してしまう。

  • “card” の母音が曖昧になりすぎたり、 /r/ の発音が弱くなる(特に日本人学習者は要注意)。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • “credit” を “creadit” と綴ってしまうなど、余計な母音を入れるミス。


  2. 同音異義語や類似表現との混同


    • “creditable” (称賛に値する) や “credited” (クレジットされた) と混同しないよう注意。


  3. クレジットカードの仕組みを理解する必要


    • 語義だけでなく、利用規約や締め日・支払日など、実生活で使う前提の知識を伴うため、試験(TOEICや英検など)でも文章読解問題で出やすいです。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “credit” はラテン語の “credere” (信じる)=「信用・信頼」と結びつけて覚えると、クレジットカードの本質(後払いの信用取引)がイメージしやすいです。

  • “card” は日常の “カード” と同じ綴りなので馴染みやすいでしょう。

  • 勉強テクニックとして、クレジットカードの利用明細を英文で読んでみると、実生活での応用力が高まります。


以上が名詞 “credit card” の詳細解説です。日常生活からビジネスの場面まで非常に使用頻度が高く、便利な単語なので、正しい発音とアクセント、そして実際の金融リテラシーと併せてしっかり習得してください。

意味のイメージ
credit card
意味(1)

クレジットカード

和英選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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