最終更新日:2025/10/08

〈U〉コーヒー[飲料];〈C〉《話》(1杯の)コーヒー / 〈U〉コーヒー豆,コーヒーの粉末 / 〈C〉=coffee tree / 〈U〉コーヒー色,濃褐色

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元となった辞書の項目

coffee

名詞

〈U〉コーヒー[飲料];〈C〉《話》(1杯の)コーヒー / 〈U〉コーヒー豆,コーヒーの粉末 / 〈C〉=coffee tree / 〈U〉コーヒー色,濃褐色

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解説

1. 基本情報と概要

単語: coffee

品詞: 名詞 (可算 / 不可算名詞の両方で使われる)


  • 英語の意味: A drink made from roasted and ground coffee beans, usually served hot.

  • 日本語の意味: コーヒー。焙煎したコーヒー豆を挽いて淹れた飲み物のことで、一般的にはホットで飲まれます。

「coffee」は、日常的にとてもよく使われる飲み物の名前で、世界中で広く親しまれています。朝起きたときや休憩時間など、リラックスしたい場面でよく飲まれる、そんなニュアンスの言葉です。

活用形


  • 「coffee」は不可算名詞として扱うことが多いですが、「a coffee」と言うと「1杯のコーヒー」のように可算名詞として数えられる場合もあります。


    • 例: “I’d like a coffee, please.” (コーヒーを1杯ください)


  • 複数形として「coffees」と使う場合もありますが、その場合は「複数の種類のコーヒー」や「複数杯のコーヒー」といった文脈になります。

他の品詞形

「coffee」は基本的には名詞のみですが、派生的に形容詞的に使われる場合が稀にあります。たとえば


  • coffee-colored (コーヒー色の)

  • coffee-flavored (コーヒー味の)

    のようにハイフンを挟んで形容詞的に使われることはあります。

CEFRレベルの目安


  • A2(初級): 日常生活に関連する基本的な語彙として学ぶ人が多い単語。


2. 語構成と詳細な意味

語構成

「coffee」は、アラビア語の「qahwah」、トルコ語の「kahve」を経て、オランダ語の「koffie」が英語に取り入れられたものです。


  • 接頭語や接尾語はなく、単一の語幹として存在しています。

よく使われるコロケーション10選


  1. black coffee → ブラックコーヒー(ミルクや砂糖なしのコーヒー)

  2. coffee shop → コーヒーショップ(カフェ)

  3. coffee mug → コーヒーマグ(コーヒー用のマグカップ)

  4. coffee break → コーヒーブレイク(休憩時間)

  5. decaffeinated coffee (decaf) → デカフェ(カフェインを取り除いたコーヒー)

  6. coffee beans → コーヒー豆

  7. instant coffee → インスタントコーヒー

  8. coffee grounds → コーヒーの粉かす

  9. coffee machine → コーヒーメーカー

  10. coffee lover → コーヒー好きの人


3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    アラビア語の「qahwah」(قَهْوَة)がトルコ語「kahve」に変化し、オランダ語「koffie」を経て英語「coffee」となりました。

  • 歴史的背景:

    古くはアラビア半島などで飲まれていた飲料が、交易や文化交流によってヨーロッパに伝わり、その後世界中に広まりました。

  • ニュアンス・使用時の注意:


    • 日常会話・カジュアルシーンで非常によく使われる単語です。

    • 文章でもフォーマル・カジュアル共に問題なく使用できます。

    • 「Would you like some coffee?」のように、相手への丁寧な勧誘にもよく使われます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算/不可算の使い分け:


    • 不可算名詞: “I drink coffee every morning.” (毎朝コーヒーを飲みます)

    • 可算名詞: “I’d like two coffees, please.” (コーヒーを2杯お願いします)


  • イディオム的表現:


    • “Wake up and smell the coffee.” → 「(現実を)ちゃんと見ようよ」のように、気づきを促す表現。


  • 構文例:


    • “Coffee keeps me awake.” (コーヒーが目を覚ましてくれる)

    • “I need a cup of coffee before I start my day.” (1日の始まりにコーヒーが必要だ)



5. 実例と例文

日常会話での例文 (3つ)


  1. “Could you pass me the sugar for my coffee?”

    (コーヒーに使う砂糖を取ってもらえますか?)

  2. “I usually drink coffee with breakfast.”

    (私は普段、朝食と一緒にコーヒーを飲みます。)

  3. “Let’s grab a coffee after class.”

    (授業の後にコーヒーを飲みに行こうよ。)

ビジネスシーンでの例文 (3つ)


  1. “Would you mind if we discuss this over a cup of coffee?”

    (この件をコーヒーを飲みながら話してもいいですか?)

  2. “I’ll be in the coffee break area if you need me.”

    (私が必要なら、コーヒーブレイクエリアにいます。)

  3. “We often schedule coffee chats for informal discussions.”

    (私たちは非公式な話し合いのために、よくコーヒーを飲む場を設けます。)

学術的な文脈での例文 (3つ)


  1. “Recent studies suggest that moderate coffee consumption may have health benefits.”

    (最近の研究では、適度なコーヒーの摂取が健康に良い可能性があると示唆されています。)

  2. “The chemical compounds in coffee beans vary depending on the roast level.”

    (コーヒー豆に含まれる化合物は、焙煎の度合いによって異なります。)

  3. “Researchers have explored the impact of coffee on cognitive function.”

    (研究者たちはコーヒーが認知機能に与える影響を調査してきました。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. tea (お茶)


    • コーヒーと同じく飲み物だが、葉を使って淹れる飲み物。より穏やかで苦味が少ないことが多い。


  2. espresso (エスプレッソ)


    • コーヒーの一種。少量で濃い味わいを持つ抽出方法を指す。


  3. latte (ラテ)


    • エスプレッソとミルクを組み合わせたコーヒー飲料。まろやかな味わい。


反意語

コーヒーそのものを正反対に位置づけるような反意語は特にありませんが、コーヒーを飲まない選択肢としては “water” (水) や “tea” (お茶) などが挙げられます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号:


    • 米: /ˈkɔːfi/ または /ˈkɑːfi/

    • 英: /ˈkɒfi/


  • アクセント: [cof]の部分に強勢。

  • 違い:


    • アメリカ英語では「カー-fee」に近い発音 (/ˈkɑːfi/) になる地域もあれば、「コー-fee」に近い (/ˈkɔːfi/) もあります。

    • イギリス英語ではやや短めの /ˈkɒfi/ (コフぃ) に近い音になります。


  • よくある間違い:


    • [コーフィー]のようにアクセントの位置を間違う例があります。rea*coffeeではなくcoffeeとなりがちですが、実際にはcof*の部分を強く発音します。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “coffe” や “cofee” などのつづり間違いがよく起こります。


    • 正しくは “coffee” (fが2つ、eが2つ)。


  • 混同: “coffee” と “café” (カフェ) はつづりも音も似ていますが、 “café” は場所や店を指し、 “coffee” は飲み物を指すのが基本です。

  • 試験対策: TOEICや英検などのリスニングパートで、注文や飲み物の話題として出題されることがありますので、聞き取りやすいため、確実に理解できると便利です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • スペルのポイントは、fが2つ、eが2つ

  • コーヒーそのものの香りや味をイメージすると覚えやすいです。

  • 「朝、目を覚ますときに欠かせない飲み物」というストーリーを結びつけると記憶に残りやすいでしょう。

  • フレーズ “Wake up and smell the coffee” は「現実を見ろ」という意味のイディオムで、コーヒーの独特な香りを想像すると忘れにくくなります。


以上が名詞「coffee」の詳細解説です。コーヒーを飲みながら、ぜひ覚えてみてください。

意味のイメージ
coffee
意味(1)

〈U〉コーヒー[飲料];〈C〉《話》(1杯の)コーヒー

意味(2)

〈U〉コーヒー豆,コーヒーの粉末

意味(3)

〈C〉=coffee tree

意味(4)

〈U〉コーヒー色,濃褐色

和英選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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