最終更新日:2025/10/25
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元となった辞書の項目

week

名詞

〈C〉週,(ある日からの)1週間 / (また working week, work week)《a~,the~》(1週間の中の)就業日 , 平日(土日を除いた週) / 〈U〉《Wee》(特定の催しが行われる)週間

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解説

1. 基本情報と概要

単語: week

品詞: 名詞 (countable noun)

意味(英語): A period of seven days

意味(日本語): 7日間をひとまとまりとする期間、いわゆる「週」。

「1週間」という日数を表すときに使われます。日常会話では「先週」「今週」「来週」のように、日付や曜日の区切りとして使われる、とても基本的な単語です。

CEFRレベルの目安: A1 (超初心者)

英語学習の初期段階から習う、ごく基本的な単語です。

活用形:


  • 単数形: week

  • 複数形: weeks

他の品詞形の例:


  • 形容詞形: weekly (例: a weekly magazine = 週刊誌)

  • 副詞形: weekly (例: The team meets weekly = そのチームは毎週会合を開きます)


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 「week」は接頭語や接尾語を含まず、単純語として使われる名詞です。

派生語・関連語


  • weekend (名詞): 週末

  • weekday (名詞): 平日

  • weekly (形容詞/副詞): 毎週の / 毎週

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. next week (来週)

  2. last week (先週)

  3. this week (今週)

  4. a busy week (忙しい1週間)

  5. week after week (週が明けてもずっと、毎週のように)

  6. weeks in advance (何週間も前に)

  7. week-long event (1週間にわたるイベント)

  8. week’s notice (1週間前の通知)

  9. over the course of a week (1週間の間に)

  10. the first week of (~の最初の週)


3. 語源とニュアンス

語源

「week」の語源は古英語で「wice」や「wicu」という形から来ており、さらに昔のゲルマン祖語にさかのぼります。古くから“7日を一つのかたまりとして数える”概念があったことがわかります。

ニュアンスや使用時の注意


  • 日常的・カジュアルな場面: 「I’ll see you next week. (来週会おうね)」のように非常に日常的に使われます。

  • フォーマルな場面: ビジネス文書などでも問題なく使用されますが、特別硬い響きはありません。

  • 「week」は特に感情的な響きはなく、事実としての「7日単位」を示す、非常に中立的・客観的な単語です。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 可算名詞


    • 通常「a week」「two weeks」のように数えられる名詞です。


  2. よくある構文


    • 「in + 時間を表す語」:例) in a week (1週間後に)

    • 「for + 時間を表す語」:例) for a week (1週間の間)


  3. イディオム的表現


    • week in, week out: 毎週欠かさず、ずっと

    • a week today/tomorrow: 今日(あるいは明日)から1週間後



5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I only have one week left of my summer vacation.”

    (夏休みがあと1週間しかないんだ。)

  2. “Let’s meet next week to catch up.”

    (また近況報告するために来週会おうよ。)

  3. “This week has been really busy for me.”

    (今週はすごく忙しかったんだ。)

ビジネスシーンでの例文


  1. “We need to finalize the report by the end of this week.”

    (今週末までに報告書を仕上げる必要があります。)

  2. “We scheduled a follow-up meeting for next week.”

    (来週、フォローアップ会議を設定しました。)

  3. “Can we postpone the launch by one more week?”

    (ローンチをもう1週間延期できますか?)

学術的な文脈での例文


  1. “We will conduct the experiment for a total of six weeks.”

    (実験は合計で6週間行います。)

  2. “Each week, students are required to submit a reading log.”

    (毎週、学生は読書記録を提出する必要があります。)

  3. “In the first week of the course, we will review basic concepts.”

    (授業の最初の週には、基本概念を復習します。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  • seven-day period (7日間の期間)

    文字どおり7日間という意味ですが、日常会話で単に「week」と言うほうが自然です。

  • weekend (週末)

    同じ「週」と関係しますが、weekendは「週の終わり」。特に土曜・日曜を示すのが一般的。

反意語

厳密な意味での「反意語」はありませんが、たとえば


  • weekday は「平日」を指し、週末とは対照的です。ただし「week」は「週全体」を指すため、必ずしも「weekday」が「week」の反意語ではありません。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /wiːk/

  • アクセント: [weak] と同じ発音で、第1音節に強勢があります。

  • アメリカ英語とイギリス英語:


    • 基本的に同じ発音です。どちらも /wiːk/ と発音されます。


  • よくある間違い:


    • 短く /wɪk/ としてしまうと別の音になってしまいます。/wiːk/(ウィーク)の長音“ee”をはっきりと伸ばすことが重要です。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: 「weak (弱い)」と混同してしまう。


    • week (週) = /wiːk/

    • weak (弱い) = /wiːk/

      発音は同じですが、スペルや意味が全く異なります。文脈で判断しましょう。


  2. 複数形の-sをつけ忘れる: 「two week」と書かずに「two weeks」とする必要があります。

  3. 冠詞: 「one week」「a week」など冠詞を落とさないように気をつける。

  4. 試験対策: TOEICなどのビジネスシーンで、納期やスケジュール表現で頻出です。「by the end of the week」という表現など、前置詞の正確な使い方に注意しましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「W-E-E-K」は「第1音節を伸ばす」というイメージで捉え、『ウィーク』という伸びる音を意識してください。

  • 「weak (弱い)」と区別しにくい場合は、「週間(week)はカレンダー上の話、weakは物理的・精神的な強さに関する話」とイメージすると混同を防ぎやすいです。

  • 1週間=7日という明確な数字で覚えておくと、自然に「week」の使い方をイメージしやすくなります。


以上が名詞「week」の詳細な解説です。日常でもビジネスでも学術的な場面でも頻出する、とても重要な単語なので、正しく使い分けられるように練習してみてください。

意味のイメージ
week
意味(1)

〈C〉,(ある日からの)1週間

意味(2)

(また working week, work week)《a~,the~》(1週間の中の)就業日 , 平日(土日を除いた週)

意味(3)

〈U〉《Wee》(特定の催しが行われる)週間

英和選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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