最終更新日:2024/06/13

(スポーツや特定の仕事において専門家ではない)素人の

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元となった辞書の項目

nonprofessional

IPA(発音記号)
形容詞

(スポーツや特定の仕事において専門家ではない)素人の

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解説

以下では、形容詞 nonprofessional を、学習者の方がより深く理解できるように、段階的に解説します。


1. 基本情報と概要

英単語: nonprofessional

品詞: 形容詞 (adjective)

意味 (英語 / 日本語)


  • 英語: not belonging to or trained in a particular profession; not professional

  • 日本語: 「専門的職業に属していない、またはその職業として訓練を受けていない」「専門家ではない」という意味です。

「nonprofessional」は、「専門家ではない」「素人である」というニュアンスが含まれますが、必ずしも「質が悪い」や「いい加減」という否定的な意味ではなく、あくまで「プロではなく、アマチュアや素人である」という立場を示す言葉です。

活用形

形容詞のため、基本的に「nonprofessional」自体に変化(複数形など)はありません。


  • 名詞や副詞の形などは、下記の「他の品詞」の例も参考にしてください。

他の品詞になった時の例


  • 名詞形: 「nonprofessional (person)」という言い方で「素人・非専門家」という意味で使われることがあります。

  • 副詞形: 「nonprofessionally」という形で「専門家らしくなく」というように使われる場合がありますが、日常ではあまり一般的ではありません。

CEFRレベルの目安


  • B2(中上級)程度


    • 「professional(専門的な、人)」の理解があり、「non-」という接頭語を併せた形容詞を自在に理解できるようになるのは、中上級レベルが目安となります。



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語: non- 「〜ではない」、「不・無・非」の意味を表します。

  • 語幹: professional 「専門的な、プロの」という意味。

つまり nonprofessional は、直訳すると「プロではない」という構成になります。

関連語・派生語


  • professional (形容詞/名詞): プロの、専門的な / プロ、専門家

  • amateur (名詞・形容詞): 素人、アマチュア(の)

  • unprofessional (形容詞): プロらしくない(振る舞いや仕事の質を批判的に表すニュアンス)

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10選)


  1. nonprofessional tasks → 非専門的な作業

  2. nonprofessional work → 非専門職の仕事

  3. nonprofessional staff → 非専門職の職員

  4. nonprofessional opinions → 専門家ではない人からの意見

  5. nonprofessional involvement → 専門家以外の立場での関与

  6. nonprofessional attitude → プロとしての態度ではない

  7. nonprofessional background → プロとしての経歴がない

  8. nonprofessional field → 専門領域外の分野

  9. nonprofessional setting → 非専門的な現場・環境

  10. nonprofessional approach → プロとしての手順ではないアプローチ


3. 語源とニュアンス

語源


  • professional は「職業の」というラテン語由来の言葉から派生

  • そこに「not」を意味する接頭語 non- がついた形で「専門家(プロ)ではない」という意味が生じました。

ニュアンス


  • 「profession(職業)」を本業として行う人ではない、という客観的な意味を強調します。

  • 「unprofessional」と比べると、批判的なニュアンスは弱めです。ただし文脈によっては、「素人っぽい」や「専門知識が不足している」というニュアンスが含意される場合もあります。

  • フォーマルな文章でも「専門家ではない」という立場を示すためによく使われ、特に「専門資格がない人」を示すときなどに利用されやすいです。


4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文・使用例


  • be + nonprofessional: その人の仕事・立場がプロではないことを表す

    例) He is nonprofessional. (彼はプロではありません)

  • nonprofessional + 名詞: 「非専門家の〜」「素人の〜」という意味で修飾

    例) nonprofessional advice (素人のアドバイス)

フォーマル / カジュアル


  • フォーマルな文書やビジネス文脈でも使われる形容詞です。

  • 「amateur」はよりカジュアル、日常的に「アマチュア」「素人」というイメージで使われます。

可算・不可算など


  • 形容詞のため、名詞化して使う場合「a nonprofessional」などと可算名詞として表現することもあります。「非専門家」という意味で「a nonprofessional」「nonprofessionals」と複数形にすることも可能です。


5. 実例と例文

ここでは、日常会話・ビジネス・学術的な文脈に分けて例文を示します。

日常会話 (3例)


  1. “I’m just a nonprofessional photographer, but I love taking pictures.”

    「ただの素人写真家だけれど、写真を撮るのが大好きなんだ。」

  2. “She’s nonprofessional in cooking, yet her dishes taste amazing.”

    「彼女は料理のプロじゃないのに、彼女の料理はすごく美味しいよ。」

  3. “Ask a nonprofessional friend for a second opinion if you’re unsure.”

    「もし迷うなら、専門家ではない友人に別の考えを聞いてみるといいよ。」

ビジネス (3例)


  1. “Our team includes both professional and nonprofessional consultants.”

    「私たちのチームには、プロフェッショナルと非専門家のコンサルタントが両方います。」

  2. “Nonprofessional employees can bring fresh ideas to the discussion.”

    「非専門職の従業員は、ディスカッションに新鮮なアイデアをもたらしてくれます。」

  3. “This document is intended for nonprofessional clients and should be easy to understand.”

    「この書類は非専門の顧客向けなので、わかりやすい内容にしてください。」

学術的 (3例)


  1. “Nonprofessional subjects participated in the study to provide unbiased feedback.”

    「この研究には、専門家ではない被験者が参加し、偏りのないフィードバックを提供しました。」

  2. “We examined how nonprofessional involvement influenced policy decisions.”

    「非専門家の関与がどのように政策決定に影響したか調査しました。」

  3. “Nonprofessional opinions can sometimes reveal public perception more effectively than experts.”

    「素人の意見が、専門家の意見よりも効果的に世間の認識を示すことがあります。」


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. amateur (アマチュア、素人)


    • 「プロではない」という点では同じですが、趣味や好みとして行っている場合によく使います。より日常的・カジュアル。


  2. unprofessional (プロらしくない)


    • プロとしての振る舞い・水準や行動が欠けている、という批判的なニュアンスが強い表現。


  3. lay (一般人の、専門外の)


    • 「専門の領域外」という意味合いがあり、宗教や法律分野で「素人」を表す時に使われることがある。


反意語


  • professional (専門家的な、プロの)


    • 専門的な知識や訓練を受けて働く人、またはその性質を表す。



7. 発音とアクセントの特徴

IPA表記


  • アメリカ英語(米): /ˌnɑːn.prəˈfeʃ.ənəl/

  • イギリス英語(英): /ˌnɒn.prəˈfeʃ.ənəl/

強勢(アクセント)の位置


  • 「nɑːn / nɒn」の部分は弱く、「prə-FESH-ən-əl」の「FESH」にアクセントがおかれやすいです。

よくある発音の間違い


  • 「ノンプロフェッショナル」のように「ノンプロ」という部分を強調しすぎると不自然に聞こえることもあります。

  • アクセントは「professional」の強勢を意識し、頭の「non-」は軽く発音します。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. “unprofessional”との混同


    • 「専門家として不適切」という意味合いを込めたいときは “unprofessional” を使います。非専門家という意味合いなら “nonprofessional” が自然です。


  2. 同じ“non-”接頭語との混同


    • “nonprofit” や “nonsense” などと混在して覚えないように注意しましょう。


  3. スペルの誤り


    • 「nonprofessional」は「non」と「professional」の合成なので、とくに profesional などのスペルミスに注意しましょう。


試験対策(TOEICや英検)


  • CEFRレベルでB2相当の単語ですが、ビジネスなど公式文書や解説で使われる可能性があります。

  • 読解問題で「専門家/非専門家」を区別する文脈で頻出することがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「non-」=「ノン」 = 「〜ではない」 という日本語のカタカナ表現でも広く使われるため、そのイメージで覚えやすいです。

  • 「professional」に「非」をつけただけで「非専門家の」「素人の」という意味が作られると覚えるとシンプルです。

  • スペリングを確実に覚えるコツとしては、「non + professional」と分解して書く方法がおすすめです。「non + pro + fessional」と3つに区切って音読すると混同しにくくなります。


以上が、形容詞 “nonprofessional” の詳細な解説です。「non-」と「professional」の組み合わせという理解を大切にしながら、文脈に応じて使い分けてみてください。

意味のイメージ
nonprofessional

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