最終更新日:2025/11/30
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元となった辞書の項目

dessert

名詞

デザート(食事の最後のコースとして出るくだもの・菓子・ナッツなど,アメリカではパイやプディングやアイスクリームをよく出す)

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解説

以下では、名詞 “dessert” について、できるだけ詳しく解説していきます。


1. 基本情報と概要

英単語: dessert

品詞: 名詞 (noun)

英語での意味: A sweet course or dish served at the end of a meal.

日本語での意味: 食事の最後に出される甘い料理、または菓子。

「食事を食べ終わった後に、お口直しや楽しみとして出される甘いもの」というニュアンスの単語です。多くの場合、ケーキ・アイスクリーム・フルーツなどの甘いメニューを指します。


  • 活用形:


    • 単数形: dessert

    • 複数形: desserts


「dessert」がほかの品詞に変化する一般的なケースはあまり多くありませんが、形容詞的に使われることがある場合は「dessert wine(デザートワイン)」「dessert plate(デザート皿)」のように、名詞を修飾する形で使われることがあります。

CEFRレベル: A2 (初級)


  • 日常会話での基本的な単語の一つであり、旅行英会話やレストランでの注文などでもよく登場します。


2. 語構成と詳細な意味


  • dessert はもともとフランス語からの借用で、接頭語・接尾語がはっきり分かれているわけではありません。

  • フランス語の “desservir” (テーブルを片付ける) に由来するといわれています。

他の単語との関連性・派生


  • “dessert spoon”: デザートスプーン

  • “dessert plate”: デザート用の小皿

  • “dessert wine”: 食後酒としての甘いワイン

よく使われるコロケーション・関連フレーズ (10個)


  1. have dessert (デザートを食べる)

  2. skip dessert (デザートを抜く)

  3. a slice of dessert (デザートのひと切れ)

  4. dessert menu (デザートメニュー)

  5. rich dessert (濃厚なデザート)

  6. light dessert (軽めのデザート)

  7. homemade dessert (手作りデザート)

  8. dessert buffet (デザートビュッフェ)

  9. after-dinner dessert (夕食後のデザート)

  10. dessert fork (デザート用フォーク)


3. 語源とニュアンス


  • 語源:


    • フランス語の “desservir” = “de-” (取り除く) + “servir” (テーブルを片付ける) が由来とされています。食事が終わってテーブルを片付けた後に出される、といった由来があります。


  • ニュアンス・感情的な響き:


    • 基本的にポジティブな印象のある単語です。食事の締めとしての楽しみやご褒美感を伴います。

    • カジュアル・フォーマルどちらの場面でも用いられますが、イベントのコース料理など、フォーマルなシーンでも自然に使われます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: dessert は、一品一品のデザートを数えるため「可算名詞」です。

    例: one dessert, two desserts


  • 一般的な構文・イディオム例:


    • “save room for dessert” (デザートのためにお腹を空けておく)

    • “dessert comes last” / “dessert is served last” (デザートは最後に出される)


  • フォーマルとカジュアルの使われ方:


    • カジュアル: “Let’s grab some dessert!”

    • フォーマル: “The dessert for tonight’s event is a chocolate soufflé.”



5. 実例と例文

(A) 日常会話での例文 (3つ)


  1. “What’s for dessert? I’m craving something sweet.”

    (デザートは何?甘いものが食べたいなぁ。)


  2. “I’m a bit full, but I’ll still have dessert because it looks delicious!”

    (ちょっとお腹いっぱいだけど、おいしそうだからやっぱりデザートを食べるよ。)


  3. “Could we share one dessert? I’m trying to watch my sugar intake.”

    (一つのデザートをシェアしてもいい?糖分を控えようとしているから。)


(B) ビジネスシーンでの例文 (3つ)


  1. “For our clients, we have prepared a variety of desserts to choose from.”

    (お客様のために、いくつかのデザートをご用意しております。)


  2. “The dessert course will be served following the main entrée.”

    (メインディッシュの後にデザートコースをお出しいたします。)


  3. “At the company dinner, they served a fancy fruit tart for dessert.”

    (会社の夕食会では、デザートにおしゃれなフルーツタルトが出ました。)


(C) 学術的・フォーマルな文脈での例文 (3つ)


  1. “Traditional French cuisine often concludes with a refined dessert, highlighting delicate flavors.”

    (伝統的なフランス料理は、繊細な風味を強調する洗練されたデザートで締めくくられることが多い。)


  2. “In nutrition studies, the frequency of dessert consumption was correlated with overall dietary habits.”

    (栄養学の研究では、デザートの摂取頻度が全体的な食生活と相関していることが示された。)


  3. “The historian noted that dessert culture evolved significantly from the 19th century onward.”

    (歴史家は、19世紀以降にデザート文化が大きく変化したことを指摘した。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. “sweet” (スイーツ)


    • より一般的に甘い食品全般を指す場合にも用いられるが、「dessert」よりも幅が広い。


  2. “pudding” (プディング)


    • イギリス英語では「デザート全般」を指すスラング的な使い方もあり、「pudding」と言ってもアイスやケーキなどあらゆるデザートを含むことがある。


  3. “treat” (甘いご褒美、おやつ)


    • 「私へのご褒美」という感覚が強く、おやつ全般にも使える。


反意語 (Antonyms)


  • はっきりとした反意語はありませんが、食事の前菜 (starter, appetizer) やメイン料理 (main course) は真逆のタイミングで提供される料理です。


    • appetizer → main course → dessert の順序になる。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /dɪˈzɜːrt/ (米・英共通でおおむね同じ)


    • アメリカ英語: [dɪˈzɝːt]

    • イギリス英語: [dɪˈzɜːt]


  • アクセント: 後ろの “-sert” の部分にストレスを置きます (di-ZERT)。

  • よくある間違い: desert (/ˈdɛz.ət/「砂漠」) と発音を混同しないように注意。


    • dessert は “s” が2つ。

    • desert (砂漠) は “s” が1つ。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “dessert” は “s” を2回重ねること。1回しか書かないと “desert (砂漠)” になってしまいます。

  • 同音異義語との混同: “desert” (/ˈdɛz.ət/) は意味・発音ともに異なるので注意。

  • 試験対策: TOEIC・英検などでも「レストランや食事の話題」で出題されやすい単語。強調されるのはしばしばスペリングの違い。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方のコツ:


    • 「デザートは食事のあとで “デ(で)ザート” → “で” が2つある → “s” が2つ」というイメージを作る。

    • あるいは “dessert is so sweet, so double ‘s’.”(デザートはとっても甘いから “s” が2つ)と覚えるとスペルの区別がしやすいです。


  • デザートを楽しむシチュエーションをイメージすると、英単語を思い出しやすくなります。


以上が、名詞 “dessert” の詳細な解説です。意識して使い分けながら、食事シーンで自然に使えるようになるとよいですね。

意味のイメージ
dessert
意味(1)

デザート(食事の最後のコースとして出るくだもの・菓子・ナッツなど,アメリカではパイやプディングやアイスクリームをよく出す)

TOEIC英単語(TSL)/ 英英選択問題 / 英定義⇨英単語

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