最終更新日:2025/11/29
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元となった辞書の項目

athletic

形容詞

運動競技の;運動家の,運動家らしい / 強健な

このボタンはなに?

彼は運動能力が非常に高く、様々なスポーツで優れています。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: athletic

品詞: 形容詞 (adjective)

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • B2: 日常会話だけでなく、仕事や専門的なトピックもある程度扱えるレベル

意味(英語):

Relating to athletes or sports; physically strong, fit, or active.

意味(日本語):

アスリート、スポーツに関係する、または身体的に強く筋肉質で活発なさまを表します。スポーツが好き、体をよく動かす人や、運動能力の高い人を形容するときに使われる単語です。「athletic」を使うと、「運動神経が良い」「体格が良い」「スポーツ向きの」というニュアンスを表現できます。

活用形

形容詞なので、直接的な過去形や比較級はありませんが、比較級・最上級は以下の形で使用します:


  • more athletic(比較級)

  • most athletic(最上級)

他の品詞形


  • 名詞形: 「athlete」(アスリート、運動選手)

  • 「athletics」(名詞) は、陸上競技やスポーツ全般を指すことがあります。

  • 副詞形は存在しませんが、「athletically」のように作られる場合もあり、「運動選手のように」「体育的に」という意味を表すことがあります。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語源の中心は「athlete(アスリート)」という名詞。ギリシャ語の「athlētēs(競技者)」からきています。

  • 接尾語「-ic」は形容詞化を示し、「〜の性質をもつ」「〜に関する」というニュアンスを加えます。

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ 10選


  1. athletic ability → 運動能力

  2. athletic build → アスリート体型/筋肉質な体格

  3. athletic performance → 運動におけるパフォーマンス

  4. athletic skills → 運動スキル/競技能力

  5. athletic event → スポーツの催し/競技会

  6. athletic department → (学校などの)運動部門

  7. professional athletic career → プロのスポーツ選手としての経歴

  8. athletic footwear → 運動用の靴

  9. athletic training → 運動トレーニング

  10. maintain an athletic lifestyle → アスリート的な生活様式を維持する


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「athlete」の起源は古代ギリシャ語の「athlētēs(競技者)」で、「athlos(競争)」という言葉に由来しています。

  • そこから英語に入り、「-ic」という形容詞化の接尾辞と結びついて「athletic」という形になりました。

ニュアンス


  • 「スポーツマンらしい」「筋肉質」「活動的」といったポジティブな評価を含む形容詞。

  • 人を褒める際に「運動神経抜群」「体力がある」という意味合いで用いられることが多いです。

  • フォーマル・カジュアルいずれでも使えますが、人の体格や能力にフォーカスする場合に使われやすいです。


4. 文法的な特徴と構文

文法ポイント


  • 形容詞なので、名詞を修飾するときや補語として使われます。


    • 例) an athletic person (名詞の前で修飾) / He is athletic. (補語)


一般的な構文


  • SVC構文(主語+動詞+補語): “He is very athletic.”

  • 名詞句 + 形容詞: “He has an athletic build.”

イディオム・固定表現


  • 特定のイディオムはあまり多くありませんが、「athletic prowess(運動能力の優れたところ)」という表現は頻繁に見られます。

フォーマル/カジュアルの違い


  • 「athletic」は日常会話でも、フォーマルな文書でも用いられる比較的幅広い形容詞です。


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “My sister is really athletic, she plays soccer and basketball.”

    (私の姉はとても運動神経が良くて、サッカーとバスケットボールをしています。)

  2. “I wish I were more athletic so I could run faster.”

    (もっと運動神経が良かったら、もっと速く走れたのにな。)

  3. “He looks very athletic; he must work out a lot.”

    (彼はとても筋肉質な感じだね。きっとよく運動してるんだろうね。)

(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “The company is sponsoring an athletic event to promote team spirit.”

    (その会社はチームの団結を高めるためにスポーツイベントを後援しています。)

  2. “Our marketing strategy focuses on an athletic image to attract active consumers.”

    (私たちのマーケティング戦略は、活動的な消費者を引きつけるためにスポーツ的なイメージに焦点を当てています。)

  3. “We’re looking for someone with an athletic background to represent our sports brand.”

    (私たちはスポーツブランドの代表として、アスリート経験のある人を探しています。)

(3) 学術・アカデミックな文脈での例文


  1. “Recent research suggests that children who participate in athletic activities early on develop better motor skills.”

    (最近の研究によると、幼少期にスポーツ活動に参加する子どもは運動技能がより発達することが示唆されています。)

  2. “The study examined the impact of athletic training on cognitive function.”

    (その研究は、運動トレーニングが認知機能に与える影響を調査しました。)

  3. “Colleges often offer scholarships to students with outstanding athletic performance.”

    (大学は優れたスポーツ成績をもつ学生に奨学金を与えることが多いです。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. fit(健康な)


    • 「health-conscious(健康的な)」な意味を強調し、身体的に健康である、というニュアンス。


  2. sporty(スポーツ好きな)


    • 「スポーツを好む」のニュアンスがやや強めで、見た目にもスポーティーな感じを含むことが多い。


  3. muscular(筋肉質の)


    • 筋肉のつき方に焦点がある。「athletic」はスポーツ全般に対して幅広く使える点がやや異なる。


反意語


  • unathletic(運動が苦手な)


    • 「運動神経が悪い」「スポーツが得意ではない」という意味。



7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)


  • アメリカ英語: /æθˈlɛtɪk/

  • イギリス英語: /æθˈlɛtɪk/

強勢(アクセント)の位置


  • 「th」に続く「let」にアクセントが置かれ、“ath-LE-tic”のように発音します。

発音の違い


  • アメリカ英語とイギリス英語で大きく異なるわけではありませんが、アメリカ英語では「æ」にやや口を大きく開く傾向があり、イギリス英語では少し後ろ寄りな母音になることがあります。

よくある発音ミス


  • [θ](“th”)の音を [s] や [t] で代用してしまう例。

  • アクセント位置を間違えて “ATH-le-tic” のように最初に強勢を置くのは誤り。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “atheltic” や “athlectic” のように字を入れ替えてしまう。

  2. 発音ミス: “ath-LET-ic” のアクセント位置を間違える。

  3. 用法の混同: “athlete” (名詞) と “athletic” (形容詞) を混同して誤用する。


    • 例) “He is an athlete” と言うべきところを “He is an athletic.” と言ってしまう。


  4. TOEICや英検などでは、スポーツや健康管理に関する文脈で出てくる可能性があります。意味と派生語(名詞: athlete, athletics)を一緒に覚えると効果的です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ例: 「athlete(アスリート)」に「-ic(〜的な)」をつけた、と覚えると分かりやすいです。“athlete + ic → athletic”。

  • ストーリー: たとえば、陸上競技場で走っているアスリートの姿を想像し、その運動神経の良さや身体能力の高さを思い浮かべながら「athletic」と結びつけるとイメージが湧きやすいでしょう。

  • 勉強テクニック: 短い会話でも積極的に“athletic”を使ってみること。また、写真や動画でスポーツ選手を見たときに「athletic」と口に出して覚えると、使いどころがすぐに身につきます。


以上が「athletic」の詳細な解説です。スポーティーさや運動神経の高さを褒めるとき、あるいは競技や体格の話題でぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
athletic
意味(1)

強健な

意味(2)

運動競技の;運動家の,運動家らしい

TOEIC英単語(TSL)/ 英英選択問題 / 英定義⇨英単語

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