最終更新日:2024/06/12
The complex encryption algorithm acted as a crucial safeguard against unauthorized access to the company's confidential data.
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元となった辞書の項目
safeguard
解説
1. 基本情報と概要
単語: safeguard
品詞: 名詞 (※動詞としても使われる形があります)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
意味(英語・日本語)
- 英語: “something that serves as a protection or defense”
- 日本語: 「保護措置」「安全策」「危険・リスクから守るための措置」
例えば、「新しいルールは消費者を守る保護策です」というように、何らかのリスクから人々や物を守るための具体的な仕組みや手段を指すときに使われる単語です。
活用形
- 名詞形: safeguard(複数形: safeguards)
- 動詞形: to safeguard ~ (~を守る、保護する)
他の品詞例
- 動詞 “safeguard” (例: We need to safeguard our personal information.「私たちは個人情報を守る必要がある。」)
2. 語構成と詳細な意味
- safeguard は、“safe” (安全な) + “guard” (守る、見張る) の要素が合わさった語と考えられます。
- 接頭語(明確な接頭語はありませんが “safe” は「安全な」という意味)
- 語幹 “guard” は「守る、見張る」を示す。
- 接頭語(明確な接頭語はありませんが “safe” は「安全な」という意味)
関連する派生語や類縁語
- safe (形容詞・名詞): 安全な/金庫
- guard (名詞・動詞): 警備、守る
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- legal safeguards(法的保護措置)
- a safeguard against fraud(詐欺に対する防護策)
- safeguard measures(保護措置)
- to act as a safeguard(保護策として機能する)
- consumer safeguards(消費者保護措置)
- data protection safeguards(データ保護の安全策)
- safeguards for investors(投資家のための保護策)
- a safeguard mechanism(防護メカニズム)
- to implement safeguards(保護措置を実施する)
- additional safeguards(追加の安全策)
3. 語源とニュアンス
- 語源: “safe” + “guard” の組み合わせで、古くから「安全を守る」というニュアンスを持つ表現として使われてきました。
- ニュアンス: 単に「保護する」だけでなく、「予防策」を含意する場合が多いです。何か起きるのを未然に防ぐ、あるいは万一のときに被害を最小限に食い止める仕組みを指します。
- 使用時の注意点:
- フォーマルな書き言葉や公的文書、ビジネス場面などで特に用いられます。
- 口語でも使えますが、単に “protection” と表現する場合より少し堅め、正式なイメージがあります。
- フォーマルな書き言葉や公的文書、ビジネス場面などで特に用いられます。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞
- 多くの場合 “a safeguard” のように単数形で使われたり、複数形 “safeguards” で保護措置全体を言うことが多いです。
- 多くの場合 “a safeguard” のように単数形で使われたり、複数形 “safeguards” で保護措置全体を言うことが多いです。
一般的な構文
- “This rule serves as a safeguard against __.”
- 「このルールは~に対する保護策として機能する」
- 「このルールは~に対する保護策として機能する」
- “We introduced new safeguards to protect customer data.”
- 「顧客データを保護するために新しい保護措置を導入しました」
- 「顧客データを保護するために新しい保護措置を導入しました」
- “This rule serves as a safeguard against __.”
イディオム的用法
- 特段有名なイディオムはありませんが、“act as a safeguard” (保護策として機能する) などのフレーズでよく使われます。
- 特段有名なイディオムはありませんが、“act as a safeguard” (保護策として機能する) などのフレーズでよく使われます。
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “We should have a safeguard in case the computer crashes.”
- 「パソコンがクラッシュしたときのために、安全策を用意すべきだね。」
- 「パソコンがクラッシュしたときのために、安全策を用意すべきだね。」
- “A backup drive is a good safeguard for your important files.”
- 「バックアップドライブは大事なファイルを守るためのいい保護策だよ。」
- 「バックアップドライブは大事なファイルを守るためのいい保護策だよ。」
- “The fence serves as a safeguard to keep children away from the street.”
- 「その柵は、子どもたちを道路から遠ざけるための安全策として役立っている。」
ビジネスでの例文
- “We introduced several safeguards to protect confidential information.”
- 「機密情報を保護するためにいくつかの安全策を導入しました。」
- 「機密情報を保護するためにいくつかの安全策を導入しました。」
- “These policies act as safeguards against potential lawsuits.”
- 「これらの方針は、訴訟の可能性に対する防護策として機能します。」
- 「これらの方針は、訴訟の可能性に対する防護策として機能します。」
- “Implementing new safeguards will minimize the financial risks in the project.”
- 「新たな保護措置を導入することで、このプロジェクトの財務リスクを最小限に抑えられます。」
学術的な文脈での例文
- “Ethical committees are important safeguards in medical research.”
- 「倫理委員会は、医学研究における重要な保護策です。」
- 「倫理委員会は、医学研究における重要な保護策です。」
- “Legislative safeguards ensure that human rights are respected.”
- 「立法上の保護措置によって、人権が尊重されることが保証されます。」
- 「立法上の保護措置によって、人権が尊重されることが保証されます。」
- “Data encryption serves as a key safeguard in cybersecurity.”
- 「データの暗号化はサイバーセキュリティにおける重要な安全策として機能します。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- protection(保護)
- 一般的に最も広く使われる「保護」の意味。具体的な対策よりも抽象的。
- 一般的に最も広く使われる「保護」の意味。具体的な対策よりも抽象的。
- defense(防御)
- 外部からの攻撃や敵対行為に対して自分を守るニュアンス。
- 外部からの攻撃や敵対行為に対して自分を守るニュアンス。
- shield(盾)
- 直接的に外的衝撃を防ぐイメージが強い。比喩的に「守る手段」としてもよく使われる。
- 直接的に外的衝撃を防ぐイメージが強い。比喩的に「守る手段」としてもよく使われる。
- buffer(緩衝材)
- 何かの衝撃や影響を弱めるニュアンス。金銭面や精神面まで含めて幅広く使用。
- 何かの衝撃や影響を弱めるニュアンス。金銭面や精神面まで含めて幅広く使用。
反意語
- exposure(さらすこと、暴露)
- 物理的・精神的に無防備な状態にあることを示す。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /ˈseɪfˌɡɑːrd/ (米), /ˈseɪfˌɡɑːd/ (英)
- アクセント: 最初の “safe” の部分に強勢が来やすく、“-guard” は弱めに発音します。
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはありませんが、
- 米: [ガード] /ɡɑːrd/
- 英: [ガード] /ɡɑːd/
と母音の長さ・微妙な音がやや異なります。
- 米: [ガード] /ɡɑːrd/
- よくある発音ミス: “safe” と “guard” を分けて話したり、ガード部分を早口で曖昧にしてしまうことがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “safegard” と書いてしまう、または “safe guard” と分けてしまう誤りがあるので注意。
- 同音異義語と混同しにくい単語: 同音異義語は特にありませんが、似た意味の “safeguarding” (動名詞・動詞形) と取り違えないようにしましょう。
- 試験対策:
- TOEIC や英検の読解問題で、文脈上 “safeguard” が名詞として出るか、動詞として出るかを見分けることが必要になる場合があります。
- ビジネス上の話題や法的文書など、公的な保護措置を説明する文脈で登場しやすいです。
- TOEIC や英検の読解問題で、文脈上 “safeguard” が名詞として出るか、動詞として出るかを見分けることが必要になる場合があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: “safe” + “guard” = “安全を守る” → 何かが起きる前に身を守るイメージを思い浮かべると覚えやすいです。
- 関連ストーリー: 大事なものを金庫(safe)に入れて警備員(guard)が守るイメージ。
- 勉強テクニック: スペリングは “safe” と “guard” の2つをつなげて覚える。声に出して “Sayf-ガード” と区切ってもOK。
以上が、名詞 「safeguard」 の詳細な解説です。必要に応じて動詞形も押さえておくと、英語学習やビジネス文章の読解に役立ちます。ぜひ参考にしてみてください。
意味のイメージ
意味(1)
(…に逐して)保護(予防)するもの(手段)《+from(against)+名》