最終更新日:2025/10/29
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チェックインするために受付に行きました。

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元となった辞書の項目

reception

名詞

〈C〉《...を》受け取ること, 《...の》受け入れ《of ...》 / 待遇 / 歓迎会 / 〈U〉(ラジオ・テレビなどの) 受信

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解説

以下では、名詞「reception」を、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

単語: reception

品詞: 名詞 (noun)

英語での意味:

1) The act or instance of receiving or the state of being received.

2) A formal social occasion held to welcome someone or to celebrate an event.

3) The place within a building (such as a hotel or office) where visitors or clients are received.

日本語での意味:

1) 受け入れ、受領、受け取ること

2) レセプション(歓迎会・祝賀会などの公式なパーティー)

3) (ホテルやオフィスなどの) 受付

「reception」は、人や物を“受け取る”という意味を含む単語です。また、会場やホテルでの“レセプション”という公式・半公式のパーティーや、建物の“受付”を指す時にも使われます。日常的にもビジネスでも頻繁に登場する単語です。

活用形:

名詞なので、基本的に形そのものは変化しません。ただし、形容詞形として “receptive” (受容力のある、受け入れる姿勢がある) などがあります。

CEFRレベルの目安:

B2 (中上級)


  • 日常会話でも多用されるが、フォーマルな文脈の用法も含むため、やや難易度が上がります。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: “cept” (ラテン語の “capere” = 「つかむ」「受け取る」に由来)

  • 接頭語: “re-” (再び、あるいは強調を表す)

  • 接尾語: “-tion” (名詞化を表す)

「受け取り・迎え入れる(re + cept)」というイメージが語源となっています。

関連語・派生語


  • “receptive” (形容詞) : 受け入れが早い、理解力のある

  • “receive” (動詞) : 受け取る

よく使われるコロケーション(10個)


  1. “wedding reception”


    • 結婚披露宴


  2. “hotel reception”


    • ホテルの受付・フロント


  3. “poor reception”


    • (通信などの)受信状態が悪いこと


  4. “warm reception”


    • あたたかい歓迎


  5. “host a reception”


    • レセプションを主催する


  6. “reception desk”


    • 受付デスク


  7. “reception area”


    • 受付・ロビーエリア


  8. “official reception”


    • 公式レセプション・公式の歓迎会


  9. “grand reception”


    • 盛大なレセプション


  10. “reception hall”


    • レセプション会場、披露宴会場



3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語 “capere” (つかむ、取る) → “re + capere” → “recepere” → 英語 “receive” → “reception”

    歴史的には、「迎え入れること」や「受け入れる行為」を指す単語として使われてきました。

ニュアンスや使用時の注意点


  • 「reception」は、歓迎会などのお祝いの席を意味するときはややフォーマルな響きがあります。

  • ホテルの「受付」の意味では、非常に一般的な日常語彙になっています。

  • 通信状態の「受信状況」を表すときも “reception” という名詞を使うので、文脈を間違えないように注意が必要です。

よく使われるシーン


  • 口語: ホテル等の受付についたとき「Excuse me, is this the reception?」など。

  • ビジネス: 会社のオフィス受付や、公式イベントを指すとき。

  • カジュアル: 通信状態や、知人のパーティー(wedding receptionなど)。

  • フォーマル: 大規模な行事・祝賀会など。


4. 文法的な特徴と構文


  • 「reception」は可算名詞として扱われることが多いですが、文脈によっては「the reception desk」のように特定の場所を指す場合や「a reception」を数えられる名詞として使う場合があります。

  • 同じ語根を持つ“receive”は動詞で他動詞 (誰が何を受け取るか) です。

  • “reception”を使った一般的な構文:


    • “We had a (形容詞) reception to celebrate (人/出来事).”

    • “The (建物) reception is on the first floor.”

    • “The phone reception here is terrible.”



5. 実例と例文

ここでは、日常会話、ビジネス、学術的文脈の3つの場面で、それぞれ3つずつ例文を示します。

日常会話


  1. “I’ll meet you at the hotel reception around noon.”


    • 正午ごろにホテルの受付で会おう。


  2. “I got a very warm reception from my friends when I returned home.”


    • 帰省したとき、友達からとてもあたたかく迎えられた。


  3. “The phone reception in the mountains is really bad.”


    • 山の中は携帯の電波が本当に悪い。


ビジネス


  1. “Please check in with the reception desk upon your arrival.”


    • 到着されたら、まず受付でチェックインしてください。


  2. “We’re hosting a reception tonight for our international clients.”


    • 今夜は海外からのお客様を招いてレセプションを行います。


  3. “The reception area needs to be more welcoming for our visitors.”


    • 受付エリアは、来客がより歓迎されるような雰囲気にする必要があります。


学術的文脈


  1. “The reception of new theories in the scientific community can often be slow.”


    • 新しい理論が科学界で受け入れられるには時間がかかることが多い。


  2. “His research received a mixed reception at the conference.”


    • 彼の研究は学会でさまざまな反応を受けた。


  3. “The reception of literary works varies depending on cultural context.”


    • 文学作品の受容のされ方は文化的背景によって異なる。



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “welcome” (歓迎)


    • 「歓迎する」という動詞や「歓迎」という名詞。もう少し口語的。


  2. “gathering” (集まり、会合)


    • 「集会」という意味合いが強く、必ずしも“歓迎・受け取る”ニュアンスではない。


  3. “function” (催し、行事)


    • ビジネス的またはフォーマルな行事・イベントを指す。


反意語 (文脈によるため、完全な反意語は難しいが、「拒絶・拒否」と関連する単語)


  • “rejection” (拒絶)


7. 発音とアクセントの特徴

IPA表記


  • アメリカ英語(General American): /rɪˈsɛpʃən/

  • イギリス英語(Received Pronunciation): /rɪˈsɛpʃ(ə)n/

アクセント


  • 第2音節 “-cep-” に主なストレスがあります。「ri-SEP-shən」のように発音します。

  • よくある間違い: 最初の “re-” に強勢を置かないようにしましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “reception” の “c” と “p” の位置を取り違えたり、「recieption」などと誤記しやすい。

  • “receipt” (レシート、領収書) や “recipe” (レシピ) と混同しないように注意。スペルも意味も違います。

  • TOEICや英検などの試験では、オフィスやホテルのシチュエーション、パーティーの文脈でよく登場します。受付の案内やパーティーの英文説明を回答させるような問題が典型的です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “receive(受け取る)”がもとになっていると覚えると、“reception”は“受け取ること・迎え入れる行為”に関係する名詞だとイメージしやすいです。

  • ホテルの「フロント(受付)」も「人を迎え入れる場所」→「reception」と連想できます。

  • “wedding reception”のイメージを思い描くと、「レセプション=パーティーのイメージ」で覚えやすいでしょう。


以上が「reception」の詳細な解説です。日常的な「受付」からフォーマルな「歓迎会」まで、幅広い意味で使われる便利な単語なので、ぜひ使い方を押さえておきましょう。

意味のイメージ
reception
意味(1)

(…を)受け取ること,(…の)受け入れ,受付《+of+

意味(2)

〈C〉受け入れられかた,待遇

意味(3)

〈U〉(ラジオ・テレビなどの)受信[状態],受像態力

意味(4)

〈C〉歓迎会,レセプション

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