最終更新日:2025/02/25

ジョンは昨日、学校を欠席した。

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John was absent from school yesterday.

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元となった辞書の項目

absent

形容詞

欠席した,留守の,不在の / (物が)欠けている,ない / 《名詞の前にのみ用いて》放心した / (…から)〈人〉'を'欠席させる《+名+from+名》

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解説

1. 基本情報と概要

単語: absent

品詞: 形容詞 (時に動詞としても用いられる)

意味 (英語)


  • “not present in a place, at an occasion, or as part of something”

意味 (日本語)


  • 「(その場や集まりに) いない、欠席している、存在していない」という意味です。

  • 例えば学校や会議など、あるべき場所や場面に人が来ていない、物が見当たらない、といった状況で使われます。

「absent」は、誰かが席を外しているときや欠席しているときに、比較的フォーマルな場面から日常会話まで幅広く使われる形容詞です。

また、稀に「absent oneself (from ...)」という形で動詞として「欠席する」「身を引く」という意味もあります。

活用形


  • 形容詞: absent (比較級・最上級はあまり一般的ではありません)

  • 動詞として: absent - absents - absented - absenting

    例) “He absented himself from the meeting.” (彼は会議を欠席した)

派生形


  • absence (名詞): 欠席、不在

CEFRレベルの目安: B1 〜 B2


  • B1(中級): 一般的な日常のトピックで使える。

  • B2(中上級): もう少しフォーマルな文や文章でもしばしば使われる。


2. 語構成と詳細な意味

接頭語・接尾語・語幹


  • 語幹: “absent”


    • ラテン語 absens(離れている)に由来。


  • 特定の接頭語・接尾語は付かず、そのままの形で形容詞として機能します。

他の単語との関連性


  • absence (名詞): 欠席、不在

  • absentee (名詞): 欠席者(特に投票や会議に参加しない人を指す)

  • absenteeism (名詞): 長期欠席や無断欠勤のこと

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. absent from school

    (学校を欠席している)

  2. absent from work

    (仕事を休んでいる)

  3. absent from the meeting

    (会議にいない)

  4. conspicuously absent

    (目立って欠席している/非常に目立つ不在)

  5. absent father/mother

    (不在の父親/母親)

  6. absent expression

    (ぼんやりとした表情)

  7. absent-minded

    (うわの空、ぼんやりした性格の)

  8. absent look

    (心ここにあらずという表情)

  9. to be absent without leave (AWOL)

    (無断欠勤、軍隊などでの無断離脱)

  10. physically present but mentally absent

    (物理的にはいるが、心ここにあらず)


3. 語源とニュアンス


  • 語源はラテン語の “absens, absentis” から来ており、「そこにいない」「離れている」という意味を持ちます。

  • 歴史的には、法的・公的な文書や宗教的文脈でも「不在」を示すために用いられてきました。

  • 「absent」という形容詞にはややフォーマルな響きがありますが、日常会話でも「いない」と言いたいときに用いられます。

  • カジュアルからビジネス、公式な文書まで幅広い場面で使用されますが、日常会話では「not here」「missing」のような言い回しが使われることも多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞としては、補語的に使われる場合と、名詞を修飾する限定用法があります。


    • 補語的用法: “He was absent from the ceremony.” (彼は式に不在だった)

    • 限定用法: “The absent member did not vote.” (欠席中のメンバーは投票しなかった)


  • 動詞としては「absent oneself (from ...)」という表現が少しフォーマルに使われる可能性があります。


    • 例) “He decided to absent himself from the party.”

      (彼はパーティーに行かないことにした)


可算・不可算 (名詞形の場合)


  • 「absence」は不可算名詞として扱われることが多いですが、たとえば “an absence” と言うと、一度の「欠席」あるいは「不在状態」を表す場合もあります。

フォーマル/カジュアル


  • “absent” は比較的フォーマル寄りですが、カジュアルでも通じます。

  • ビジネス上のメールや会議で “absent” という言葉はよく使われます。


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “Why were you absent from class yesterday?”

    (昨日、なんで授業を休んだの?)

  2. “He seemed absent-minded while we were talking.”

    (話している間、彼は上の空だったね。)

  3. “I noticed she was physically present but mentally absent.”

    (彼女はそこにいたけれど、心ここにあらずって感じだった。)

ビジネスシーンでの例文


  1. “John was absent from the meeting due to a business trip.”

    (ジョンは出張のため会議を欠席しました。)

  2. “Could you send me the details of the project to cover for Tom in his absence?”

    (トムがいない間、プロジェクトの詳細を私に送ってもらえますか?)

  3. “She decided to absent herself from the event because of a scheduling conflict.”

    (彼女はスケジュールが合わないため、そのイベントを欠席することにしました。)

学術的/フォーマルな文脈での例文


  1. “Participants who were absent from more than two sessions were excluded from the study.”

    (2回以上セッションを欠席した参加者は研究から除外されました。)

  2. “In the absence of clear data, we cannot draw a definitive conclusion.”

    (明確なデータがないので、決定的な結論は下せません。)

  3. “If any critical member is absent during key decision-making, the process might be delayed.”

    (重要なメンバーが主要な意思決定の場に不在の場合、プロセスが遅れる可能性があります。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. missing(行方不明の)


    • 人や物が行方不明になっている・消えてしまった状況を強調。


  2. away(離れている)


    • 不在よりも「離れた場所にいる」というニュアンスが強い。


  3. not present(存在しない)


    • 最も直接的に「そこにいない」。カジュアルな場合に多用。


反意語


  1. present(出席している・存在している)


    • 最も基本的な反意語。


  2. here(ここにいる)


    • 口語的に「ここにいる」対「いない」のイメージで用いられる。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˈæb.sənt/

  • アメリカ英語: [ˈæb.sənt] (第一音節 “ab” にアクセント)

  • イギリス英語: [ˈæb.sənt] (ほぼ同じ発音)

強勢(アクセント)の位置


  • “ab” の部分にストレスがあります。(AB-sent)

よくある発音の間違い


  • /əb/ や /ɑːb/ と曖昧に発音される場合があるが、正しくは「アブ」に近い音で。

  • “-sent” は [sənt] で、「セント」とはっきり発音します。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “absent” の “b” の後に “s” が来る綴りを間違えて “abset” や “absant” にしてしまうケース。

  • 同音異義語との混同: 似た音を持つ単語はあまりありませんが、“absence” (名詞) と綴りや意味を混同しないように注意。

  • TOEICや英検など: ビジネスでのやり取りの中で「欠席/不在」を表す語として出題されることがある。

    「absent from work, absent from the meeting」などの表現が問われる場合がある。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “absent” = “AB” + “sent”

    頭文字の “A” は 「Away」や「Away from place」とイメージすると記憶しやすいかもしれません。

  • ABが送られて (sent) 離れている」イメージで覚える、という覚え方もある。

  • 何度も「absent from ...」を口に出して練習し、自然に「いない様子」を頭に思い浮かべると覚えやすいでしょう。


以上が、形容詞「absent」の詳細な解説です。欠席や不在を表すため、ビジネスや日常生活、学術的なコミュニケーションなど、さまざまな場面で活用できる便利な単語です。ぜひ参考にしてください。

意味のイメージ
absent
意味(1)

欠席した,留守の,不在の

今日は誰か欠席していますか。

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意味(2)

(物が)欠けている,ない

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意味(3)

《名詞の前にのみ用いて》放心した

彼女はぼんやりした表情をしている。

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意味(4)

(…から)〈人〉'を'欠席させる《++from+

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