最終更新日:2025/11/30

この会議の目的は、新しいプロジェクトについて話し合うことです。

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The purpose of this meeting is to discuss the new project.

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元となった辞書の項目

purpose

名詞

〈C〉(人の抱く) 目的, 目標 / (物事の) 用途 /

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この会議の目的は、新しいプロジェクトについて話し合うことです。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: purpose

品詞: 名詞 (動詞としても使われる場合があります)

意味 (英語): a reason for which something is done or created, or for which something exists.

意味 (日本語): 「目的」や「意図」という意味の名詞です。何かを行うときの“理由”や“狙い”を表します。例えば、「私たちは何のためにこのプロジェクトをやっているのか?」といった文脈で使われる単語です。ものごとを行うときの“最終目標”や“狙い”を指し示すときに使われる、とても重要な単語です。


  • 活用形 (名詞の場合は変化形はありません)


    • purpose (単数)

    • purposes (複数)


  • 動詞としての例: “to purpose” は「意図する」や「決心する」という意味で使われます。


    • 例: “He purposed to finish his work by Friday.” (彼は金曜日までに仕事を終わらせるつもりだった)


  • CEFRレベル: B2 (中上級)


    • B2レベル(中上級): 比較的多くの文脈で自然に使いこなしたい単語



2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成


    • purpose という単語自体は、はっきりとした接頭語・接尾語を含んでいませんが、「pur (pure = 純粋)」や「pose (置く)」などと関連する語源説があります(詳細は語源で説明します)。


  • 派生語 / 類縁語


    • purposeful (形容詞) = 目的のある、意図している

    • purposely (副詞) = 意図的に、わざと

    • purposeless (形容詞) = 目的がない、無意味な


  • よく使われるコロケーション / 関連フレーズ (10個)


    1. “have a purpose” / 「目的を持つ」

    2. “serve a purpose” / 「ある目的にかなう、役割を果たす」

    3. “the main purpose” / 「主な目的」

    4. “the sole purpose” / 「唯一の目的」

    5. “for the purpose of ~” / 「〜の目的で」

    6. “on purpose” / 「故意に、わざと」

    7. “with a purpose” / 「目的意識をもって」

    8. “lack of purpose” / 「目的の欠如」

    9. “state one’s purpose” / 「目的を述べる」

    10. “defeat the purpose” / 「目的を損なう、台無しにする」



3. 語源とニュアンス


  • 語源: 中英語の “purpos” は、古フランス語 “purpos” に由来し、さらにラテン語 “proponere” (提案する、提示する) にさかのぼります。一説には、「純粋な (pure)」と「置く (pose)」が混ざった形であると説明されることもあります。いずれも「はっきりと決める」「明確にする」というニュアンスが含まれます。

  • ニュアンス:


    1. 目的や意図を明確に意識しているときに使うため、ビジネスや学術的なシーンでもフォーマルかつ頻繁に使われる重要な単語。

    2. 「ゴール」や「ターゲット」よりも「意図・狙い」にフォーカスしたニュアンスを持ちます。

    3. 口語表現にも使えますが、やや改まったニュアンスがあるため、公的な場や書き言葉でもよく見られます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞としての特徴:


    • 可算名詞(複数形 purposes)として使われることもありますが、概念的に「目的」として使うときは通常は単数形が多いです (例: “He has no purpose in life.”)。


  • 一般的な構文 / イディオム:


    1. “for the purpose of + 名詞 / 動名詞” → 「〜の目的で」


      • 例: “He went to the library for the purpose of researching.”


    2. “serve one’s purpose” → 「(誰かの)役目を果たす」


      • 例: “This tool will serve our purpose.”


    3. “on purpose” → 「わざと、故意に」


      • 例: “Did you break it on purpose?”



  • フォーマル / カジュアル:


    • “purpose” はビジネスやアカデミックなどフォーマルな場面でも、日常会話でも使用可能です。



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I really need a purpose in life to stay motivated.”


    • 「やる気を保つために、本当に人生の目的が必要なんだ。」


  2. “Did you do that on purpose, or was it an accident?”


    • 「それってわざとやったの?それとも事故だったの?」


  3. “What’s the purpose of this meeting?”


    • 「この会議の目的は何ですか?」


(2) ビジネスでの例文


  1. “The main purpose of today’s presentation is to discuss our sales strategy.”


    • 「本日のプレゼンの主な目的は、販売戦略を検討することです。」


  2. “Please clarify the purpose of this project before we start.”


    • 「プロジェクトを始める前に、そのプロジェクトの目的をはっきりさせてください。」


  3. “These new regulations will serve the purpose of improving data security.”


    • 「これらの新しい規制は、データセキュリティを向上させる目的を果たすでしょう。」


(3) 学術的な文脈での例文


  1. “The purpose of this experiment is to examine the chemical reactions under low temperatures.”


    • 「この実験の目的は、低温下での化学反応を調べることです。」


  2. “In philosophy, understanding one’s purpose in life is a central discussion point.”


    • 「哲学では、人間の生きる目的を理解することが中心的な議論の一つです。」


  3. “The study identifies the initial purpose of policy changes implemented by the government.”


    • 「この研究は、政府が実施した政策変更の当初の目的を特定しています。」



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    1. “aim” (狙い)


      • “purpose” はより“理由・意図”を強調するイメージ。 “aim” は「狙い」を定めるイメージが強い。


    2. “goal” (目標)


      • “purpose” は動機や意図を指す場合もあるが、“goal” はより明確に達成したい最終地点を示す傾向。


    3. “objective” (目的)


      • ビジネスやフォーマルな文脈で頻繁に使われる。「達成すべき具体的なターゲット」に焦点があり、“purpose” よりも測定可能なニュアンス。



  • 反意語:


    • “meaninglessness” (無意味)

    • “pointlessness” (無意味さ)

    • “aimlessness” (あてもなさ)



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˈpɜːr.pəs/ (アメリカ英語), /ˈpɜː.pəs/ (イギリス英語)

  • 強勢 (アクセント): 第1音節「pur」にストレスが置かれます: “PUR-pose”

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな違いはほぼありません。アメリカ英語では “r” の発音が強めで、イギリス英語ではやや後ろ寄りに発音される傾向があります。

  • よくある発音の間違い: 第2音節を強く読んでしまうことや、最後の “-pose” を “-posee” と伸ばしてしまうことに注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “propose” (提案する) と混同しやすい。“propose” は “r” と “o” の順序が違う。

  • 同音異義語との混同: “porpoise” (ネズミイルカ) は発音もやや似ていますが意味がまったく異なります。スペリングが大きく異なるので注意。

  • 試験対策: TOEIC、英検、大学入試などでもよく出題される単語。文脈上での“目的”の意味を正しく把握することが重要。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「purpose」の中に “pose” が含まれている → “ポーズをとるための意図” のように連想すると覚えやすいかもしれません。

  • “on purpose” で「わざと」という熟語もあわせて覚えておくと便利です。

  • 「目的を設定する」= “set a purpose” とイメージすれば、ビジネスシーンや日常生活でも使いやすいです。

以上が、名詞 “purpose” の詳細な解説です。学習に役立ててください。

意味のイメージ
purpose
意味(1)

〈C〉(人の抱く)目的,目標,意図

意味(2)

〈C〉(物事の)用途,目的,効果

意味(3)

〈U〉(目的を達成しようとする)決意,意志

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 英訳 / フラッシュカード

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