最終更新日:2024/06/12

アメリカ合衆国の大統領は国家元首であり、政府の長です。

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The president of the United States is the head of state and the head of government.

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元となった辞書の項目

president

名詞

《しばしばPresident》米国大統領;(一般に共和国の)大統領 / 《時にPresident》(組織体の)会長,総裁,長官 / 《時にPresident》《米》社長 / 《しばしばPresident》(大学の)学長,総長 / 《米》議長,司会

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解説

1. 基本情報と概要

単語: president

品詞: 名詞 (countable noun: 可算名詞)

意味(英語): the head of a republic, company, organization, or similar entity

意味(日本語): 大統領、社長、会長、学長など、組織のトップに立つ人を指す言葉です。

「president」は、国の大統領や会社のトップなど、重要な役職に置かれる人物を指すときに使われます。とてもフォーマルな響きをもつ言葉であり、公的な場面からビジネスの現場まで、広い範囲で使われます。

活用形: 名詞なので、一般的には単数形 “president”、複数形 “presidents” となります。


  • 単数: president

  • 複数: presidents

他の品詞例: 形容詞形として “presidential” (大統領の~, 会長の~ など) があります。


  • 例: “presidential election” (大統領選挙)

CEFRレベル目安: B1 (中級)


  • 政治やビジネス関連の文章でよく使われ、小中学校レベルよりは少し進んだ英語学習者向けの単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • “president” はラテン語由来の単語です。


    • “‘pre-’”: 「前に」という意味をもつ接頭語ではありませんが、ラテン語の “prae-” に由来するニュアンスを含む形です。

    • “‘sid’” はラテン語の “sedere” (座る) という動詞の一部が関連し、「前に座っている人」というニュアンスがあります。

    • “‘-ent’” は名詞や形容詞を作る要素として機能しています。


詳細な意味:


  1. 大統領

  2. 社長、会長、取締役会の長

  3. 大学や研究所などの学長

  4. その他組織のトップ

関連語・派生語:


  • “presidential” (形容詞): 大統領の、会長の、学長の

  • “presidency” (名詞): 大統領の職、あるいは会長職など、プレジデントとしての任期や職務

よく使われるコロケーション/関連フレーズ (10個)


  1. “the President of the United States” – アメリカ合衆国大統領

  2. “company president” – (会社の) 社長

  3. “elect the president” – 大統領を選出する

  4. “presidential election” – 大統領選挙

  5. “president of the board” – 取締役会長

  6. “vice president” – 副大統領、副社長

  7. “president’s speech” – 大統領(社長)の演説

  8. “former president” – 前任の大統領(社長)

  9. “university president” – 大学学長

  10. “honorary president” – 名誉会長


3. 語源とニュアンス

語源:


  • ラテン語 “praesidēns” (前に座る人) が語源。

  • “prae” (前に) + “sedēre” (座る) に由来し、「先頭に立って指導する人」というニュアンスがあります。

ニュアンス:


  • 「president」には「権威」「責任」「敬意」といった感情的な響きが含まれます。国民や社員・組織から敬われる立場を強調する表現です。

  • 基本的にはフォーマルな文書や会話でよく用いられ、口語では “CEO” (企業の場合) など別の役職名で言い換えられることもあります。

  • 政治やビジネスなど、公の場面で使われることが多く、カジュアルな会話で「プレジデント」とはあまり言わない傾向があります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞 (可算名詞): “a president” / “the president” / “presidents”

  • 冠詞の使い方: 一般的に、具体的に誰を指すか明確な場合は “the president” を用い、役職名として述べるときや初出の場合は “a president” を使うのが標準的です。

  • “President” が人名の前に付く場合(肩書きとして)は大文字にします (例: “President Biden”).

  • 構文例:


    • “He was elected president.” (彼は大統領に選ばれた)

    • “She became the president of the company.” (彼女は会社の社長になった)


主にフォーマルな場面で使用され、一般的に組織のトップを示します。


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I heard her father is the new president of the local sports club.”

    (彼女のお父さんがその地域スポーツクラブの新しい会長になったんだって。)

  2. “Do you think the president of the student council can make a real difference?”

    (生徒会長は実際に大きな変化をもたらせると思う?)

  3. “I’ve never met a president in person before!”

    (大統領や社長クラスの人に直接会ったことは一度もないよ!)

(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “Our company’s president will give the opening remarks at the conference.”

    (当社の社長が会議の開会のあいさつをする予定です。)

  2. “Please address your email to the president regarding the new policy.”

    (新方針に関しては、社長宛にメールを送ってください。)

  3. “The board decided to appoint a new president to lead the merger.”

    (取締役会は、合併を主導する新しい社長を任命することに決めました。)

(3) 学術的・公的文脈での例文


  1. “The president of the university announced new scholarship programs.”

    (大学の学長が新しい奨学金プログラムを発表しました。)

  2. “President Johnson signed the treaty to strengthen international relations.”

    (ジョンソン大統領は国際関係を強化するための条約に署名しました。)

  3. “The president of the academic society proposed a joint research initiative.”

    (学会の会長は共同研究イニシアチブを提案しました。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “chairman / chairperson” – (会議や組織の) 議長、会長


    • 「president」はトップの役職や大統領を指しますが、「chairman」は主に会議の議事進行を担う人をさすことが多い。


  2. “CEO” – (Chief Executive Officer) 最高経営責任者


    • 「president」と同様、会社のトップを表しますが、米英企業では役職の仕組みが異なる場合があり、CEO と President が別の人物というケースもあります。


  3. “leader” – リーダー


    • より一般的で幅広い意味をもつ「指導者」というニュアンス。


反意語


  • 「president」の直接的な反意語は特にありませんが、立場が対立する “follower” (部下や追随者) や “employee” (従業員) など下位的な立場を表す単語が対比に挙げられることがあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA)


    • アメリカ英語: /ˈprɛzɪd(ə)nt/

    • イギリス英語: /ˈprɛzɪdənt/


  • 強勢(アクセント): 最初の “pre” の部分に強勢があります(PRE-si-dent)。

  • アメリカ英語とイギリス英語で若干 “ɪ” の発音や “ə” (シュワー) の音がわずかに異なりますが、大きな違いはありません。

  • よくある間違いとして、二音節目を強く読んでしまうと不自然になるので注意してください。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “president” を “presedent” や “presidant” のように書いてしまうミスがあるので気をつけましょう。

  • “precedent” (前例) との混同に注意しましょう。つづりは似ていますが、意味が全く異なります。

  • 資格試験(TOEICや英検など)では、役職名や肩書きとして出題されるほか、ビジネス文脈で“vice president”などとの組み合わせで登場することも多々あります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “president” は、“先頭に座ってチームを率いる人”というイメージを思い浮かべると覚えやすいです。

  • スペルは「pre」+「si」+「dent」で区切って覚えるとミスを防げます。

  • 「前(前面)に座る」といったラテン語の意味を連想すると、リーダーやトップを連想しやすくなるでしょう。

以上が「president」の詳細な解説です。政治やビジネス、教育機関など幅広い分野で「組織のトップ」を表す重要かつフォーマルな単語として活用してください。

意味のイメージ
president
意味(1)

《しばしばPresident》米国大統領;(一般に共和国の)大統領

意味(2)

《時にPresident》(組織体の)会長,総裁,長官

意味(3)

《時にPresident》《米》社長

意味(4)

《しばしばPresident》(大学の)学長,総長

意味(5)

《米》議長,司会

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