最終更新日:2024/06/15

恐竜の時代は6,500万年まで続いたと言われています。

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The period of the dinosaurs lasted up to 65 million years.

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元となった辞書の項目

period

名詞

〈C〉(あることが続く) 期間 / (歴史的な) 時代 / (試合の)一区切り / 《おもに米》ピリオド, 終止符

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恐竜の時代は6,500万年まで続いたと言われています。

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解説

以下では、名詞「period」を、できるだけ詳細に解説していきます。


1. 基本情報と概要

英語・日本語の意味


  • 英語: period


    • 主な意味: 一定の「期間」や「時期」、米国英語での終止符「. (ピリオド)」、女性の月経「生理期間」などを指します。


  • 日本語: ピリオド / 期間 / 時期 / (米国英語で)終止符 / 生理(月経)

「period」はいろいろな場面で使われる単語です。最も基本的には「ある一定の時間・期間」を表す名詞ですが、文章を書くときの句読点(終止符)を指すときにも使われます。加えて、女性の生理期間を指すのにも使うことがあるため、状況に応じて意味をしっかりと把握しておきましょう。

品詞・活用形


  • 品詞: 名詞 (countable noun: 可算名詞)

  • 単数形: period

  • 複数形: periods

他の品詞になった場合の例


  • periodic (形容詞) : 周期的な

    例)“The periodic checks are necessary.”(定期点検が必要です)

  • periodically (副詞) : 周期的に / 定期的に

    例)“This software updates periodically.”(このソフトウェアは定期的に更新されます)

CEFRレベルの目安


  • B1(中級)

    よく出る単語なので、日常会話やニュースなどでも比較的頻繁に見聞きします。


2. 語構成と詳細な意味

語構成

「period」は、ギリシャ語の “periodos” (peri- [= 周囲], hodos [= 道]) を由来とします。


  • peri- : “周囲” を意味する接頭語

  • -od / -hodos : “道” を意味する語幹

詳細な主な意味


  1. 期間・時期


    • 例) “The Renaissance was a fascinating period in history.”(ルネサンスは歴史上、とても興味深い時代でした)


  2. 終止符(米国英語)


    • 英国英語では「full stop」と言います。

    • 例) “End the sentence with a period.”(文をピリオドで終わらせてください)


  3. 生理・月経


    • 例) “She got her period last week.”(彼女は先週、生理が始まりました)


よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. a long period (長い期間)

  2. a short period (短い期間)

  3. over a period of time (ある期間にわたって)

  4. period of transition (移行期)

  5. grace period (猶予期間)

  6. trial period (試用期間)

  7. an extended period (延長された期間)

  8. period drama (時代劇・時代ものドラマ)

  9. the post-war period (戦後の時期)

  10. waiting period (待機期間)


3. 語源とニュアンス

語源


  • ギリシャ語 “periodos” (peri = 周囲 + hodos = 道) → 「一周する」「周回する」イメージから、「ひと区切り」「循環」といったニュアンスが生まれました。

  • ラテン語を経て英語へと入り、「一定の区切りとなる時間」「終止符」などを表すようになりました。

使用時のニュアンスや注意点


  • 「期間」として使う場合はフォーマル・カジュアル問わず幅広く使われます。

  • 「終止符」としての意味は主にアメリカ英語で使われるため、イギリス英語話者には “full stop” の方が通じやすいです。

  • 「生理」の意味で使う場合は、くだけすぎず比較的フラットな表現です。ただし、シチュエーションによってはより遠回しな表現を用いることもあります。

  • 場合によっては “for a period” と表現することで「ある一定の期間」という柔らかなニュアンスを与えます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 品詞: 可算名詞 (a period / the period / periods)

  • 一般的な構文例:


    • during + 期間名詞 → “during the Christmas period”

    • for + 期間名詞 → “for a short period”


  • イディオム的表現:


    • “Put a period at the end of ...” → 「…を終わらせる」や「…にピリオドを打つ」


  • フォーマル/カジュアル:


    • “period” という語自体に特別カジュアルすぎる響きはありませんが、「生理」の意味で使う場合は状況や相手との距離感を考慮しましょう。



5. 実例と例文

① 日常会話での例文(3つ)


  1. “I’ll stay at my parents’ house for a short period.”


    • (私は短い間、両親の家に滞在する予定です)


  2. “This is the best period of my life so far.”


    • (今までの人生で今が一番いい時期です)


  3. “Could you pass me a pen to put a period at the end of this sentence?”


    • (この文を終わらせるためにペンを貸してくれる?)


② ビジネスでの例文(3つ)


  1. “We are offering a special discount period until the end of this month.”


    • (今月末まで特別割引期間を設けています)


  2. “Let’s review our progress over the last reporting period.”


    • (直近の報告期間での進捗を振り返りましょう)


  3. “There is a two-week waiting period before the policy can take effect.”


    • (保険が有効になるまでに2週間の待機期間があります)


③ 学術的/アカデミックな文脈での例文(3つ)


  1. “The Jurassic period is known for the dominance of dinosaurs.”


    • (ジュラ紀は恐竜の台頭で知られています)


  2. “This theory was highly influential during the early modern period.”


    • (この理論は近世初期に非常に大きな影響力を持ちました)


  3. “Over the experimental period, the subjects’ behavior changed significantly.”


    • (実験期間の間に、被験者の行動には顕著な変化が見られました)



6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  1. era (時代)


    • “era” は、主に歴史上の長い時代区分を指すことが多いです。


  2. epoch (新時代 / 画期的な時代)


    • “epoch” は、ある大きな変化や出来事で区切られた時期に使われます。


  3. phase (段階/局面)


    • “phase” は、プロセスの中の「段階」を強調する場合に使われます。


  4. session (会期/集まり)


    • 会議や授業の「回」を表すときに使われます。


反意語(Antonym)


  • infinity (無限 / 終わりのない状態)


    • 厳密には完全な反意語ではありませんが、「期間」に区切りのない状態という意味で対比的に挙げられます。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):


    • アメリカ英語: /ˈpɪr.i.əd/

    • イギリス英語: /ˈpɪə.ri.əd/


  • アクセント: “pi” の部分に強勢があります(PI-ri-od)。

  • よくある間違い: “peroid” や “perioud” などスペルミスに注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “periode” (フランス語の影響) や “p e r i o d e” などと書き間違えないように注意。

  • 同音異義語との混同: 大きな混同対象はあまりありませんが、見た目の似た “perish” (滅びる) などとは意味が全く違うので気をつけましょう。

  • 試験対策: TOEICや英検などでも、文章読解やリスニングにおいて “period of time” や“for a certain period” のようによく出る表現です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「peri- (周囲) + odos (道)」から「ぐるっと回る→一区切り」というイメージを持つと覚えやすいです。

  • スペルの最初 “peri” は “周囲” を連想させる“perimeter” と同じ語源だと意識すると、つづりも覚えやすくなります。

  • 「ある期間にピリオドを打つ」と覚えると、“period = 期間、終止符” の2つの主要な意味をまとめてイメージ化できます。


以上が、名詞「period」の詳細解説です。期間や終止符といった主要な意味をしっかり押さえつつ、それぞれの文脈による使い分けをマスターしておくと便利です。学習の参考にしてみてください。

意味のイメージ
period
意味(1)

(あることが続く)期間

意味(2)

(試合の)一区切り,ピリオド

意味(3)

授業時間,時限:

意味(4)

(循環して起こる現象などの)周期

意味(5)

(回転運動などの)周期

意味(6)

《おもに米》ピリオド,終止符(《英》full stop;Mr.,U.S.など略語の符号(.)も含む)

意味(7)

《複数形で》《文》掉尾(とうび)文(多くの節から成り,論理的に緊密な構成をもっている文)

意味(8)

《名詞の前にのみ用いて》ある時代[特有]の,時代物の

意味(9)

(文の終わりに感嘆詞的に)以上,終わり・月経(期間)

意味(10)

(歴史的な)時代

意味(11)

紀(地質時代の区分の一つ;era(代)の下,epoch(世)の上)

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 英訳 / フラッシュカード

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