最終更新日:2025/07/29

The personnel of the company are highly skilled and dedicated.

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会社の全職員は高い技術と献身を持っています。

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元となった辞書の項目

personnel

名詞

《おもに複数扱い》(官庁・学校などの)全職員 / 人事部

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解説

1. 基本情報と概要

単語: personnel

品詞: 名詞 (集合名詞)

CEFRレベル: B2(中上級)


  • 社内や組織において、「職員」「全従業員」「人員」の意味で使われます。「会社の人員」「部署の職員」というように、人が集団として組織に属するイメージで用いられます。

  • 指し示す範囲が「全職員」「部門全体の人員」であることが多く、比較的フォーマルな響きを持ちます。

活用形


  • 「personnel」は集合名詞として扱われるため、基本的に単数/複数の形は変わりません。


    • 例: The company’s personnel is well-trained. / The company’s personnel are well-trained.


  • 「personnel」の別の品詞形(動詞や形容詞)はありません。形容詞「personal(個人的な)」とはスペルが似ていますが、まったく別の意味ですので注意が必要です。


2. 語構成と詳細な意味

語幹: person(人)

フランス語由来のSuffix: -nel (フランス語の形容詞の終わりにつく形で、「~に関する、~の集団」などを示唆する)

主な派生語や類縁語


  • personal: 「個人的な」(スペルが似ているが別単語)

  • person: 「人」(元となる語幹)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. personnel department – 人事部

  2. personnel manager – 人事担当マネージャー

  3. military personnel – 軍の人員

  4. personnel file – 人事ファイル

  5. personnel changes – 人事異動

  6. personnel recruitment – 人員募集

  7. security personnel – 警備担当者(警備員)

  8. personnel policy – 人事方針

  9. key personnel – 主要スタッフ / 重要人材

  10. personnel training – 人員訓練 / 職員研修


3. 語源とニュアンス

語源:


  • フランス語の “personnel” に由来し、さらにラテン語 “persona(人)” にさかのぼります。

  • 元来「個人的な」という意味のフランス語形容詞でしたが、英語圏で「ある組織に属する全スタッフ」の意味の名詞として用いられるようになりました。

使用上の注意とニュアンス:


  • フォーマル寄りの単語で、ビジネス文書や公的な文脈でよく使われます。

  • 「员工(従業員)」「スタッフ」と比べて、集団全体を指す硬い響きがあります。

  • 口語よりも文章・正式書類・通知などで頻繁に登場します。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 集合名詞(不可算扱い/可算扱いの混在)


    • 通常は「集合体」として扱われるので、単数・複数どちらの動詞を用いるかは文脈や地域(英米)差によります。

    • 例: “Our personnel is very skilled.” / “Our personnel are very skilled.”


  2. 形容詞的用法


    • 語形自体は名詞ですが、「personnel department」のように組織の部署などを修飾する名詞+名詞の形(名詞の形容詞的用法)で使われます。


  3. フォーマル/カジュアルの使用シーン


    • ビジネス文書や公的・軍事的文脈でよく用いられます。日常会話では「staff」「employees」を使う方が一般的な場合もあります。



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I heard the hospital’s personnel is really friendly.”


    • (あの病院のスタッフは本当に親切だって聞いたよ。)


  2. “They hired new personnel to manage the restaurant.”


    • (レストランを管理するために新しい人員を雇ったんだ。)


  3. “All personnel must attend the safety workshop tomorrow.”


    • (全職員は明日の安全対策ワークショップに出席しなければなりません。)


(2) ビジネスでの例文


  1. “The CEO announced changes in the company’s personnel policy.”


    • (CEOは会社の人事方針の変更を発表しました。)


  2. “Personnel from different departments will collaborate on this project.”


    • (このプロジェクトには、さまざまな部署のスタッフが共同で取り組みます。)


  3. “Our personnel department is responsible for recruiting new talent.”


    • (当社の人事部は新しい人材の採用を担当しています。)


(3) 学術的・公的な文脈での例文


  1. “The military personnel were deployed to assist in disaster relief efforts.”


    • (軍の人員が災害救助活動の支援に派遣されました。)


  2. “Data on hospital personnel plays a crucial role in public health research.”


    • (病院スタッフに関するデータは公衆衛生の研究で極めて重要な役割を果たします。)


  3. “Government personnel must comply with strict confidentiality regulations.”


    • (政府職員は厳格な秘密保持規定を遵守しなければなりません。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. staff(スタッフ)


    • 「全スタッフ」を指す集合名詞。会話やビジネス文書で幅広く使われる。

    • “Our staff is highly trained.”


  2. employees(従業員)


    • 雇用契約のある個々の社員を示す際に用いる。ややカジュアル。

    • “We have 200 employees in this company.”


  3. workforce(労働力)


    • 経済や労働力規模を指す際に使われることが多い。

    • “The country’s workforce has been growing.”


  4. manpower(人手・マンパワー)


    • 性別に関係なく使われるが古めかしい表現になる場合も。

    • “We need more manpower to complete this project on time.”


反意語 (Antonyms)


  • はっきりとした反意語はありませんが、対比としては「outsiders(部外者)」「non-staff(非職員)」などが挙げられます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA(アメリカ英語): /ˌpɝː.səˈnɛl/

  • IPA(イギリス英語): /ˌpɜː.səˈnel/

  • アクセント(強勢)は後ろの “-nel” に置かれます: per-so-NEL

  • よくある間違い: 「personal」(/ˈpɜː.sən.əl/) と混同しやすいが、発音と意味が異なるので注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “personnel” は「n」が2回続き、最後に「-el」。紛らわしいのは「personal」(一つの「n」) との区別。

  2. 同音異義語との混同: “personal” と発音・意味が異なるが、似ているため混同しがち。

  3. 試験対策: ビジネスやオフィシャルシーンに絡む語彙問題(TOEICや英検など)で頻出。staff と対比させる形で出題される場合もあるので、文脈の違いを理解しておくとよいでしょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「Per-so-N-Nel」と、「N」が二つあるイメージでつづりを覚えましょう。

  • 「EL」(最後の2文字) で「人たちが集まる場所」を連想するなど、自分なりの語呂合わせを作ると記憶しやすいです。

  • 「フォーマルな場面で “staff” より少し堅めの言葉」というイメージを持っておくと、使い分けがしやすくなります。


以上が「personnel」の詳細解説です。文章で正式に従業員・人員を指す場合に便利な語ですので、スペルと発音、そして「personal」との違いをしっかり区別して使ってみてください。

意味のイメージ
personnel
意味(1)

《集合的に》《おもに複数扱い》(官庁・学校などの)全職員

意味(2)

人事局(部,課)

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