最終更新日:2025/08/08

The crew worked together to navigate through the storm.

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乗組員は共に嵐を乗り越えるために働きました。

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元となった辞書の項目

crew

名詞

〈C〉(船・飛行機の) 乗組員 / (共同の仕事をする)従業員 / 《話》仲間,連中

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解説

名詞「crew」の詳細解説


1. 基本情報と概要

単語: crew

品詞: 名詞(場合によっては動詞として使われることもある)

活用形:


  • 名詞: crew (単数形), crews (複数形)

  • 動詞: crewed, crewing (「乗組員として務める」などの意味で使われる)

英語での意味:

A group of people who work together, especially on a ship, aircraft, or train, or in a particular environment such as a film set or construction site.

日本語での意味:

「乗組員」「チーム」「作業班」「スタッフ」などを指します。船や飛行機の乗組員や、映画撮影スタッフ、清掃班など、何かの作業をチームで行う人々に対して使われる単語です。

「チーム」とは少し違って、何かしらの乗り物や現場など特定の状況で働く集団というニュアンスがあります。

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • B2: 日常会話から一歩進んだ幅広い表現を理解し、仕事や学術にも使えるレベル

    「crew」はわりと一般的な単語ですが、船や飛行機など特定の場面で使用されるため、やや専門的にも使われます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • 接頭語・接尾語: なし(単一の語形)

  • 語幹: crew

関連語や派生形:


  • “crew member” (乗組員の一員)

  • “crew cut” (刈り上げの髪型)

  • 動詞としての “crew” (乗組員として働く)

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. cabin crew(客室乗務員)

  2. flight crew(フライトクルー)

  3. film crew(撮影クルー)

  4. ground crew(地上スタッフ)

  5. skeleton crew(必要最小限のクルー)

  6. a motley crew(寄せ集めのクルー)

  7. cleaning crew(清掃スタッフ)

  8. maintenance crew(整備スタッフ)

  9. rescue crew(救助隊)

  10. crew member(チームのメンバー、乗組員)


3. 語源とニュアンス

語源:


  • 中英語の “crewe” や 古フランス語の “creue” (「成長」「増員」を意味する) が由来で、元々は「増員する」「仲間を加える」といった意味を持っていたといわれます。

ニュアンス・使用時の注意点:


  • 主にある特定の現場で作業する集団(船、飛行機、撮影現場など)を指すときに使います。

  • 口語・文章どちらでも比較的頻繁に使われますが、少々フォーマルな印象を与える場合もあります。

  • 動詞用法は比較的珍しく、例えば「He crewed on a fishing boat last summer.(昨夏は漁船で乗組員として働いていた)」のように使われます。


4. 文法的な特徴と構文

名詞としてのポイント:


  • 集合名詞として使われるため、イギリス英語では「The crew are...」のように複数扱いすることもよくあります。アメリカ英語では「The crew is...」と単数扱いされることが多いです。

  • 可算・不可算: 基本的には可算名詞(複数形 crews あり)。ただし「crew」を集合体として使う場合は単数としても扱うことができます(例: My crew is ready.)。

一般的な構文・イディオム例:


  • “The crew is/are preparing for departure.”(離陸/出航の準備をしている)

  • “He’s part of the film crew.”(彼は撮影クルーの一員だ)

  • “We’re operating with a skeleton crew today.”(今日は必要最小限のスタッフだけで運営している)

フォーマル/カジュアル問わず、仕事現場や乗り物、撮影現場などで幅広く使われます。


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “The cleaning crew did a fantastic job in the house.”

    「清掃スタッフが家をとてもきれいにしてくれたよ。」

  2. “Our band’s road crew helps set up all the equipment before each show.”

    「うちのバンドのロードクルーは、毎回ライブの前に機材の設置を手伝ってくれるんだ。」

  3. “We’re just a small crew, but we work efficiently together.”

    「私たちは少人数のチームだけど、効率よく協力して仕事をしているよ。」

(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “We need to hire an experienced film crew for our upcoming commercial.”

    「今度のコマーシャル撮影のために、経験豊富な撮影クルーを雇う必要があります。」

  2. “The flight crew ensured all passengers were comfortable during the long flight.”

    「フライトクルーは長時間のフライトの間、全乗客が快適に過ごせるよう心がけていました。」

  3. “Our production crew is working overtime to meet the project deadline.”

    「プロジェクトの締め切りに間に合わせるため、製作スタッフが残業をしています。」

(3) 学術的/専門的な文脈での例文


  1. “The research vessel’s crew collected water samples from various depths of the ocean.”

    「調査船の乗組員は、海のさまざまな深度から採水を行った。」

  2. “A small archaeological crew excavated the site for months to uncover ancient artifacts.”

    「少数の考古学チームが何カ月もかけて発掘調査を行い、古代の遺物を発見した。」

  3. “The space shuttle crew conducted zero-gravity experiments during their mission.”

    「スペースシャトルの乗組員は、ミッション中に無重力実験を行った。」


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. team(チーム)


    • 「共通の目標を達成する人々の集まり」

    • 「crew」は特定の現場(航空機、船舶など)で協働する相手を指すことが多く、「team」はより広い意味で多用途に使われる印象。


  2. staff(スタッフ)


    • 「会社や組織に雇われて働く人々の集団」

    • 「crew」は特定の仕事現場にフォーカスし、より作業現場感が強い。


  3. personnel(人員)


    • どちらかと言えば「職員・人員全体」を指すフォーマルな言い方。やや官僚的な響き。


反意語 (Antonyms)


  • solo(単独で)

  • individual(個人)


    • 「crew」は集団を指すため、真逆の意味として「個人」「単独」という言葉が挙げられます。



7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA): /kruː/


  • アメリカ英語 (GA): kruː

  • イギリス英語 (RP): kruː

どちらも単音節で、アクセントは単語全体にあります。

よくある間違いとしては、語尾を曖昧にして /krʊ/ や /kru/ と短音にしてしまったり、 /ˈkruː/ と帰結するか微妙な伸ばし具合を誤る場合がありますが、自然に「クルー」と伸ばして発音すれば問題ありません。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “creew” “creu” など、余分な文字や母音の間違いに注意。

  2. 同音異義語について:


    • “cruise” (巡航する) はスペルも発音も類似していますが意味は全く違うので混同注意。


  3. 単数・複数扱い:


    • 英米の違いに注意。イギリス英語では「The crew are...」と複数形で扱うこともある。


  4. 定冠詞の使用:


    • 「The crew」にするか「a crew」にするかで特定の集団かどうかを区別する点に注意。


  5. 試験での出題:


    • TOEICや英検でも「船や飛行機の乗組員」に関連する読解問題やリスニングで出てくる可能性がある。文脈で意味をしっかり把握することが重要。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「crew(クルー)」という響きから、「クルクル回る”船の舵”を担う人たち」や「映画撮影現場でカメラが”クルークルー”回るのを助ける人たち」とイメージすると覚えやすいかもしれません。

  • スペリングは “c-r-e-w” と4文字でシンプル。発音も /kruː/ と深く伸ばすので「クルー」とはっきり音を伸ばす練習をすると記憶しやすいでしょう。

船や飛行機、映画の撮影現場などを思い浮かべれば、自然にイメージが湧きやすい単語です。ぜひ本番の会話や読解で活用してみてください。

意味のイメージ
crew
意味(1)

(共同の仕事をする)従業員[全員],作業団[全員]

意味(2)


(ボートレースの)クルー


意味(3)

《話》仲間,連中

意味(4)

(船・飛行機の)乗組員[全員];(高級船員を除いた)船員,(高級乗務員を除いた)搭乗(とうじょう)員


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