最終更新日:2025/08/11
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彼は子供たちをしつけるためにしなやかな小枝を使った。

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元となった辞書の項目

switch

名詞

(特にむち打ち用の)しなやかな小枝(棒) /
(しなやかな小枝・棒などで)むち打つこと /
(…における)変更
《+in+名》;(…から…への)転換
《+from+名+to+名》 /
(電気の)スイッチ,開閉器 /
(電話の)交換台 /
(鉄道の)転てつ器,ポイント /
(女性の髪用の)入れ毛,かもじ

このボタンはなに?

彼は子供たちをしつけるためにしなやかな小枝を使った。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: switch

品詞: 名詞 (主に可算名詞)

意味(英語): A device for turning on or off an electrical circuit or for changing the flow of a circuit.

意味(日本語): 電気回路をオン・オフしたり、回路の流れを切り替えたりするための装置 / スイッチ。

「たとえば部屋の明かりをつけるときに使う“スイッチ”です。オン・オフを切り替えるニュアンスがあります。」

活用形: 名詞としては、“switch” (単数) / “switches” (複数)


  • a switch → 1つのスイッチ

  • the switch → 特定のスイッチ

  • switches → 複数のスイッチたち

他の品詞:


  • 動詞 “to switch” (切り替える、交換する)


    • 例: “to switch seats” (席を交換する)


  • 形容詞形はありませんが、“switchable” (切り替え可能な) といった派生形は存在します。

CEFR レベル目安: B1(中級)

「日常生活でよく出てくる単語なので、少し英語に慣れてくれば理解しやすい単語です。」


2. 語構成と詳細な意味


  • 語源的には: 後述のとおり、元々は「細い枝」や「むち」を意味する語から派生しています。

  • 語幹: “switch” に直接的な接頭辞や接尾辞はありません。

主な意味や使われ方


  1. 電気回路のスイッチ: ライトスイッチや電源スイッチなど。

  2. 転換点・切り替えを示す物として利用される場合もあり、「考え方が変わるスイッチ」など、比喩的に使われることもあります。

よく使われるコロケーション(共起表現)10 個


  1. “light switch” – (ライトスイッチ)

  2. “power switch” – (電源スイッチ)

  3. “flick the switch” – (スイッチをカチッと入れる)

  4. “toggle switch” – (トグルスイッチ)

  5. “main switch” – (メインスイッチ)

  6. “turn the switch on/off” – (スイッチを入れる/切る)

  7. “emergency switch” – (非常用スイッチ)

  8. “switch panel” – (スイッチパネル)

  9. “rocker switch” – (ロッカースイッチ)

  10. “circuit switch” – (回路スイッチ)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 中英語 (Middle English) の “swicche” (細い枝、むち) に由来するとされ、それが「ぱちんと音を立てるもの=オンオフを切り替える装置」のイメージにつながったと言われています。

  • ニュアンス: シンプルに電源などを入れる・切る装置というイメージが強いですが、文脈によっては「切り替え」のメタファーとして使われます。

  • 使用時の注意: 口語からビジネス・フォーマルな場面まで幅広く使われ、特にカジュアルな口語表現では “flick” や “flip” と組み合わせて “flick/flip the switch” と言うことが多いです。


4. 文法的な特徴と構文

名詞としての使い方


  • 可算名詞: “a switch” / “the switch” / “switches” (複数)

  • 一般的には電気回路をオン・オフする物理的な装置として使います。

構文・イディオム


  • “flip/flick a switch”: スイッチをぱちんと入れる(軽快なニュアンス)。

  • “hit the switch”: スイッチを押す(ややくだけた言い方)。

  • “there has been a switch in…”: 物事の切り替え・変化があった(抽象的な比喩表現にも)。


5. 実例と例文

日常会話 (カジュアル)


  1. “Could you flip the switch for the living room light?”


    • リビングの電気のスイッチ入れてくれる?


  2. “I always forget which switch is for the fan.”


    • ファンのスイッチがどっちか、いつも忘れちゃうんだよね。


  3. “Don’t touch that switch; it’s for the outdoor lights.”


    • そのスイッチ触らないで、外のライトだから。


ビジネスシーン (ややフォーマル)


  1. “Please ensure the main switch is turned off before leaving the office.”


    • 退社前にメインスイッチがオフになっているか確認してください。


  2. “We need to install an additional switch to control the server’s power supply.”


    • サーバーの電源をコントロールするために、追加のスイッチを設置する必要があります。


  3. “The technician located the faulty switch and replaced it immediately.”


    • 技術者が不具合を起こしていたスイッチを特定してすぐ交換しました。


学術的・専門的な文脈


  1. “A controlled switch ensures stable voltage regulation in circuit design.”


    • 回路設計において、制御されたスイッチは安定した電圧制御を保証します。


  2. “Diagram 2 illustrates the internal mechanism of a toggle switch.”


    • 図2では、トグルスイッチの内部機構を示しています。


  3. “Switch placement is critical to maintaining ease of access in user interface design.”


    • ユーザーインターフェース設計では、スイッチの配置が操作性を保つ上で重要です。



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. button (ボタン)


    • 押すための部品。スイッチと似ていますが、ボタンはピンポイントを押すイメージ。


  2. lever (レバー)


    • レバー(てこ)の動きで操作するもの。大きめの動きを伴う装置。


  3. toggle (トグル)


    • スイッチをオンオフする動詞としても使われるし、物理的なトグルスイッチも指す。


  4. knob (ノブ)


    • 回転させて調整やオンオフを行うもの。


反意語


  • スイッチの明確な「反意語」はありませんが、強いて言えば “connection” (つないだ状態) や “circuit completeness” (回路がつながった状態) が逆の概念に近いかもしれません。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /swɪtʃ/

  • アクセント: “switch” の1音節目に強勢が置かれます(語自体が1音節)。

  • アメリカ英語とイギリス英語: おおむね同じ発音ですが、地域差で [swɪtʃ] → [swɪʔʃ] と少し息が抜けるようになることもあります。

  • よくある間違い: “swich” / “schwitch” のようにスペルミスをする人がいるので注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “switch” は “s-w-i-t-c-h” と「t」と「c」の位置を間違えやすい。

  • 同音異義語との混同: 特段同音異義語は多くありませんが、類似音の “which” (どの) などと混同しないように。

  • 試験対策: TOEIC などのリスニング問題で「スイッチをオフにする」などの指示表現として頻出することがあります。「操作指示」や「作業手順」を聞き取る際に注意するとよいです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “SWITCH” = “S + W + ITCH” と分解してみると、W が「ダブル」= 2つの状態を切り替える感じのイメージをもてるかもしれません。

  • スペリングのポイントは間に“t”と“c”が連続すること。

  • 日常生活で何度も使う「電気のスイッチ」を意識すると記憶に残りやすいでしょう。


以上が名詞としての “switch” の詳細な解説です。日常生活だけでなく、ビジネスや学術の現場でも幅広く使われる便利な単語なので、ぜひ覚えてみてください。

意味のイメージ
switch
意味(1)

(しなやかな小枝・棒などで)むち打つこと

意味(2)

(…における)変更《+in+名》;(…から…への)転換《+from+名+to+名》

意味(3)

(電気の)スイッチ,開閉器

意味(4)

(電話の)交換台

意味(5)

(鉄道の)転てつ器,ポイント

意味(6)

(女性の髪用の)入れ毛,かもじ

意味(7)

(特にむち打ち用の)しなやかな小枝(棒)

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