最終更新日:2025/09/05
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私はストレスのある状況に素早く反応します。

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元となった辞書の項目

react

動詞

(刺激などに)反応する《+to+名》 / (…に)反対する,反抗する《+against+名》 / (…に)影響を与える;(作用するものに)反作用する,はね返る《+on(upon)+名》 / (…と)化学反応を起こす《+with+名》

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解説

1. 基本情報と概要

単語: react

品詞: 動詞 (verb)

意味(英語): to respond or behave in a particular way when something happens

意味(日本語): 何かが起きたときに、ある特定の反応を示したり行動を取ったりする、という意味です。たとえば誰かに驚かされたときにびっくりする、怒られたときに言い返すなど「あらゆる刺激に対して何かしらのアクションを起こす」というニュアンスを持ちます。日常からビジネスまで幅広く使える、比較的シンプルな単語です。


  • 活用形:


    • 原形 (base form): react

    • 三人称単数現在形 (third-person singular): reacts

    • 現在進行形 (present participle): reacting

    • 過去形 (past tense): reacted

    • 過去分詞形 (past participle): reacted


  • 他の品詞への変化例:


    • 名詞形 : reaction (反応)

    • 形容詞形 : reactive (反応的な)


  • CEFRレベルの目安: B1(中級)


    • A1: 超初心者

    • A2: 初級

    • B1: 中級 ← “react”は日常的な会話にも出てきますが、抽象的にも使えるため中級レベルとされることが多いです。

    • B2: 中上級

    • C1: 上級

    • C2: 最上級



2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成: “re + act”


    • 「re-」は「再び」「後ろへ」を表す接頭語であることが多いですが、この場合は「仕返しに反応する」「相手の行動に対して返す行動をする」というニュアンスを感じさせます。

    • 「act」は「行動する」を意味する語幹です。


  • 関連語や派生語:


    • react → reaction (名詞: 反応)

    • react → reactive (形容詞: 反応的な、反応しやすい)

    • reactivate (動詞: 再活性化する)


  • よく使われるコロケーション・関連フレーズ (10個):


    1. react quickly(すばやく反応する)

    2. react negatively(否定的に反応する)

    3. react positively(肯定的に反応する)

    4. react calmly(冷静に反応する)

    5. react with anger(怒りをもって反応する)

    6. react appropriately(適切に反応する)

    7. react chemically(化学的に反応する)

    8. react to criticism(批判に反応する)

    9. react under pressure(プレッシャー下で反応する)

    10. how to react(どう反応すべきか / 反応の仕方)



3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の「re(再び) + agere(行動する)」がフランス語を経て英語に入ったと考えられています。“行動を返す”というニュアンスが強調されています。

  • 使用時の微妙なニュアンス: 行動を起こすきっかけが外部から与えられ、それに応じるイメージです。「自ら動く」よりも「相手や状況に合わせて応じる」という感じが強いです。

  • 口語・文章・フォーマル/カジュアル:


    • 口語: “How did you react?”など、日常会話でも頻繁に用いられます。

    • 文章: レポートや記事などでも「結果としてどう反応したか」など幅広く使われます。

    • フォーマル/カジュアル両方ともに使用可能ですが、相手が取り得た行動などを客観的に述べるときに多用されます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 自動詞・他動詞: 基本的には自動詞として「(主語が)反応する」という形で用いられます。


    • 例) “I reacted immediately to the news.”(私はそのニュースにすぐに反応した)


  • よく使われる構文:


    • “react to + 名詞/代名詞” → 「~に反応する」

    • 例) “They reacted to the announcement with shock.”

    • “react + 副詞” → 「副詞的表現でどのように反応するかを表す」

    • 例) “He reacted quickly.”


  • イディオム例:


    • “knee-jerk reaction” → 直感的な、深く考えずに出る反応のイメージ



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “How did you react when you saw the surprise party?”

    (サプライズパーティーを見たとき、どう反応したの?)


  2. “I usually react by laughing when I’m nervous.”

    (緊張するとき、たいていは笑って反応してしまうんだ。)


  3. “Don’t react too strongly; he was just joking.”

    (そんなに強く反応しないで。彼はただ冗談を言っただけだから。)


(2) ビジネスでの例文


  1. “Our clients reacted positively to the new proposal.”

    (私たちのお客様は新しい提案に肯定的に反応してくれました。)


  2. “We need to react swiftly to market changes.”

    (市場の変化に素早く対応する必要があります。)


  3. “How should we react to their latest offer?”

    (彼らの最新の提案にはどのように対応すべきでしょうか。)


(3) 学術的・専門的な例文


  1. “Certain chemicals react differently under high pressure.”

    (特定の化学物質は高圧下で異なる反応を示す。)


  2. “Patients might react to medication in unexpected ways.”

    (患者は薬に予想外の反応を示すことがあります。)


  3. “Experts are studying how cells react to stress.”

    (専門家は細胞がストレスに対してどのように反応するかを研究しています。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語 (Synonyms)


    1. respond(返答する、応じる)


      • respond はより言語的・行動的な「返事・対応」のニュアンス。


    2. reply(返事をする)


      • 主に言葉で返すときに用いられる。


    3. counter(反撃する、反駁する)


      • 相手の動きに対してこちらから対抗手段を取るイメージ。より「対抗」のニュアンスが強い。



  • 反意語 (Antonyms)


    1. ignore(無視する)


      • 「反応しない」という点で反意語。


    2. remain indifferent(無関心でいる)


      • 「反応を示さない」状態を表す表現。




7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA)


    • アメリカ英語: /riˈækt/

    • イギリス英語: /riˈækt/


  • アクセント: “re-ACT”の“ACT”の部分が強く発音されます。

  • よくある発音の間違い:


    • “react”の “-act” を [エィクト] と長めに伸ばしてしまうと不自然になりがちです。アクセントは “æ” でしっかり開く音にすると通じやすいです。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: reac*t* の最後の “t” を抜かしてしまうことがあるので注意 (“reac” ではない)。

  • 同音異義語: 特に同音異義語はなく、 “react” と “re-enact” (再現する) などを混同しないように。

  • 試験対策:


    • TOEICなどでは「どのように対処する/対応するか」を問う問題で “react” が頻出。

    • 文中で受け身ではほとんど使われない(“be reacted”という形は通常使わない)ため、注意。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方のイメージ: 「何か( act )が起きたら、もう一度( re )自分も act する」という流れで “react” のスペルを思い出せます。

  • ストーリーの想像: 誰かが行動( act )を起こした時に、あなたはどう“re-act”する?と考えることで英単語が頭に残りやすくなります。

  • 勉強テクニック: 実際に友達やクラスメイトに、「こんな状況ではどう反応(react)しそう?」と聞いてみるなど、会話で積極的に使ってみると記憶に定着します。


以上が “react” の詳しい解説です。外部からの刺激に対して行動を返す、というニュアンスをしっかり押さえると使いやすい単語ですよ。

意味のイメージ
react
意味(1)

(刺激などに)反応する《+to+

意味(2)

(…に)反対する,反抗する《+against+

意味(3)

(…と)化学反応を起こす《+with+

意味(4)

(…に)影響を与える;(作用するものに)反作用する,はね返る《+on(upon)+

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 和訳 / フラッシュカード

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