最終更新日:2024/06/11

Let me give you a brief introduction of John to Mary.

正解を見る

メアリーに、私からジョンの簡単な紹介をさせてください。

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

introduction

IPA(発音記号)
名詞

〈U〉〈C〉(…に人を)紹介すること《+of+名〈人〉+to+名》 / 〈U〉(…に物・事を)紹介すること,取り入れること《+of+名+into(to, among)+名》 / 〈C〉(本論・主題に入る前の)序論,序説 / 〈C〉(…への)入門[書]《+to+名》

このボタンはなに?

メアリーに、私からジョンの簡単な紹介をさせてください。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

英単語: introduction

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語)


  1. The act of introducing something or someone.

  2. A preliminary part of a text, speech, or event that explains or sets the context.

意味(日本語)


  1. 何か(または誰か)を紹介する行為。

  2. テキストやスピーチ、何かの始まりに当たる部分で、内容を簡単に説明したり、背景を説明したりする段階的な導入部分。

「introduction」は、相手や物事を初めて人前に出したり、文章・スピーチの冒頭で説明をしたりするときに使われる名詞です。ややフォーマルな響きがありますが、カジュアルな会話やビジネスなど、幅広い場面で使われます。

活用形

名詞なので、数によって以下のように変化します。


  • 単数形: introduction

  • 複数形: introductions

同じ語根を持つ他の品詞の例:


  • 動詞: introduce (紹介する・導入する)

  • 形容詞: introductory (導入の、紹介の)

CEFRレベル目安: B1(中級)

「introduction」は日常会話からビジネス、学術まで幅広く使われるため、英語学習中級レベルあたりで身につけたい単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語: 「intro-」 (内側へ、~の中へ)

  • 語幹: 「duc」 (導く)

  • 接尾語: 「-tion」 (名詞を作る語尾)

「intro-」は「内部」「中へ」を表し、「duc」は「導く」を表します。この二つが組み合わさって、「中へ導く」というニュアンスから「導入」や「紹介」を意味する言葉になっています。

関連語・派生語


  • intro (短縮形、カジュアルな「導入部分」や「イントロ」)

  • introduce (導入する、紹介する)

  • introductory (導入の、紹介用の)

コロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. make an introduction – (紹介をする)

  2. formal introduction – (正式な紹介)

  3. give an introduction to the topic – (トピックの紹介を行う)

  4. write an introduction – (序文・導入部分を書く)

  5. brief introduction – (簡単な紹介)

  6. serve as an introduction – (導入の役目を果たす)

  7. a useful introduction – (有益な導入)

  8. introduction to (something) – (~への導入・入門編)

  9. historical introduction – (歴史的な導入)

  10. comprehensive introduction – (包括的な序論・導入)


3. 語源とニュアンス

語源

「introduction」はラテン語の “introducere” に由来します。「intro-(中へ)」+「ducere(導く)」が組み合わさり、「中へ導くこと」を意味していました。そこから派生して「誰か(何か)を初めて人前に導く、紹介する」「文章や講義の始めにあたる部分」という意味に広がりました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • フォーマル・ビジネス文脈で頻繁に利用される。

  • カジュアル会話でも「Let me give you a quick introduction.(ざっと紹介するよ)」のように使える。

  • 長めの文章やプロジェクトの始まりに概念を説明するときに使われる。

  • 「intro」という略語はカジュアルかつ音楽などの「イントロ部分」に使われることがある。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞 (countable noun): 例) “We had several introductions before the main event.”(メインイベントの前にいくつかの紹介の場があった)

  • 他動詞/自動詞で使われる動詞形 “introduce” とは区別して使う。

  • 語形変化は単数形と複数形のみ。

一般的な構文やイディオム


  • “by way of introduction” : 導入として

  • “in the introduction (to a book/paper)” : (本や論文の)序論で

  • “serve as an introduction to…” : ~への導入となる

フォーマル寄りの文章(レポートやビジネス文書、学術論文)で特に活躍する単語です。


5. 実例と例文

日常会話 (3つ)


  1. “After a brief introduction, we all started sharing our stories.”

    (簡単な自己紹介の後、みんなで自分の体験談を話し始めました。)

  2. “Let’s skip the formal introduction and get to the main point.”

    (かしこまった紹介は飛ばして、要点に入りましょう。)

  3. “I made an introduction between my friend and my colleague at the party.”

    (パーティーで友人と同僚を紹介しました。)

ビジネス (3つ)


  1. “The CEO gave an introduction outlining the company’s new strategy.”

    (CEOは会社の新しい戦略を説明するイントロダクションを行いました。)

  2. “Could you prepare a short introduction for the conference attendees?”

    (会議参加者向けの短い説明を用意してもらえますか?)

  3. “I recommend adding an introduction to clarify the purpose of the presentation.”

    (プレゼンの目的を明確にするために、導入部分を追加することをおすすめします。)

学術的 (3つ)


  1. “In the introduction to her research paper, she clearly states the hypothesis.”

    (彼女の研究論文の序論では、仮説が明確に示されています。)

  2. “The book’s introduction provides historical context for the study.”

    (その本の序章は研究の歴史的背景を提示しています。)

  3. “A thorough introduction helps readers understand the scope of the experiment.”

    (緻密な序論は、読者が実験の範囲を理解する助けとなります。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. foreword (序文)


    • 主に本の冒頭で他の人が書く短い文章にも使われる。


  2. preface (序文)


    • 著者自身が本の前書きとして書く場合。


  3. prologue (プロローグ)


    • 文学、劇、映画などの冒頭部分としてのニュアンスが強い。


  4. beginning (始まり)


    • よりカジュアルで抽象的。文章だけでなく物事の最初にも使う。


これらの単語は「序文・始まり」を示すが、「introduction」は会話や式典などでも幅広く使い、もう少し一般的な意味合いを持つ。

反意語


  • conclusion (結論、終わり)


    • “introduction”が「始まり」を示すのに対し、「結末・終わり」を示す。



7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • アメリカ英語: /ˌɪntrəˈdʌkʃən/

  • イギリス英語: /ˌɪntrəˈdʌkʃən/

どちらも第3音節 “duc” にストレスがあります(in-tro-DUC-tion)。

よくある発音の間違いとして、後ろの “-tion” を「しょん」とならずに /ʃən/ としっかり発音する点が挙げられます。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • 「introducation」や「intruduction」などと誤字をしやすい。

    • 正しくは “introduction” (d → r → o → d の位置に注意)。


  2. 同音異義語の混同


    • “introjection” 等、似たつづりの専門用語と混同しないように。


  3. “introduce” と “introduction” の誤用


    • 動詞か名詞かの違いに注意(introduce = 動詞、introduction = 名詞)。


  4. 資格試験・TOEICなどの出題


    • メール文やレポート文中で「序文」「自己紹介」などの文脈で選択肢に出ることがある。定型表現を押さえておくと効果的。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「intro(イントロ)=始まりに流れる音楽」のイメージを持つと、「introduction=何かの始まり」というつながりで覚えやすい。

  • 接頭語「intro-」が「内側へ」というイメージを持っているため、「人前へ導き入れる」「文章の世界に導き入れる」というシーンを思い浮かべてみる。

  • 文字の並びを区切って、「in-tro-duc-tion」とリズムをつけて覚えるのもおすすめ。


【まとめ】

「introduction」は「導入」「紹介」「序論」を意味し、会話や文書、プレゼンテーションなどさまざまな場面で使われる便利な名詞です。その語源は「中に導く」というイメージがあり、バラエティ豊かな状況で使用できます。スペルや発音をしっかり覚えつつ、使われる目的やニュアンスを理解して、より自然に使いこなしましょう。

意味のイメージ
introduction
意味(1)

〈C〉(本論・主題に入る前の)序論,序説

意味(2)

〈C〉(…への)入門[書]《+to+

意味(3)

〈U〉〈C〉(…に人を)紹介すること《+of+〈人〉+to+

意味(4)

〈U〉(…に物・事を)紹介すること,取り入れること《+of++into(to, among)+

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 和訳 / フラッシュカード

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★