最終更新日:2025/11/01

I wrote a note to myself so I won't forget.

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元となった辞書の項目

note

名詞

〈C〉覚え書き,メモ / 注釈 / 短い手紙 / 紙幣 / 〈U〉注目 / 重要性 /

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私は自分自身にメモを書いて忘れないようにしました。

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解説

以下では、名詞 note をできるだけ詳しく解説します。日本語での説明や具体例を交え、学習者の方にもわかりやすいようにまとめました。


1. 基本情報と概要

単語


  • note (名詞)

意味


  • 英語: “note” → a short piece of writing, a brief record, or a musical tone, depending on context.

  • 日本語: 「メモ」「書き留めたもの」「音符(楽譜)」「紙幣(英)」など、文脈によってさまざまな意味を持ちます。

たとえば「メモ」「短い文章」「ちょっとした手紙・伝言」「注釈」、音楽の文脈では「音符、音の高さ」、イギリス英語では「紙幣」を指すこともあります。日常的に「メモを取る」という場面でよく出てくる名詞です。

「ちょっと書き留める小さな書き物」「気軽にやりとりする手紙」「重要ポイントをまとめたもの」というニュアンスで使われます。

品詞

名詞 (countable: 可算名詞)

活用形

名詞のため、時制による変化はありません。複数形は notes です。

他品詞の例


  • 動詞 (to note): 「書き留める」「注目する」などの意味で使います。

    例: Please note that tomorrow’s meeting starts at 9 a.m. (明日の会議は午前9時開始ですのでご注意ください。)

CEFRレベルの目安


  • A2 (初級) 〜 B1 (中級)

    「note」という単語自体は比較的早い段階で触れる機会が多い単語ですが、使い分けや文脈による意味の変化が少し複雑なので、A2〜B1あたりのレベル感で意識されることが多いでしょう。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語源: ラテン語の “nota” (マークやしるし) → 中英語を経由

  • 接頭語・接尾語は基本的に含まれず、語幹として “note” が使われています。

主な派生語


  • notation (名詞): 記法、表記法

  • noteworthy (形容詞): 注目に値する

  • notice (名詞/動詞): 通知、告知/気づく

  • notable (形容詞): 注目すべき、有名な

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. take note of ~(~に注目する/気づく)

  2. make a note(メモを取る)

  3. note down(書き留める)

  4. banknote(紙幣)

  5. a short note(ちょっとしたメモ)

  6. footnote(脚注)

  7. sticky note(付箋)

  8. leave a note(メモを残す)

  9. on a side note(余談として)

  10. musical note(音符)


3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語 nota (マーク、しるし)古フランス語 note → 中英語経由で現代英語の “note” に。

    もともとは “書き留めるもの” という意味合いが基本になっています。

ニュアンスと使用上の注意


  • カジュアル: 「友達や同僚への短いメモ・メッセージ」として誰かに渡すときにしばしば使います。

  • フォーマル: ビジネス文書で “Please find the attached note.” のように書類を指すことも。

  • 音楽: “musical note” は音の高さを表しますが、専門的には “tone” や “pitch” とも区別されます。

  • イギリス英語: “banknote” として「紙幣」の意味で使われますが、アメリカ英語では紙幣を “bill” と呼ぶことが多いです。


4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文


  • take/make a note of + 名詞/内容: 「~をメモする」「~に注目する」

  • leave a note for + 人: 「(人)に向けてメモを残す」

  • on a side note: 「余談ですが」「ついでに言うと」

可算名詞としての扱い


  • “note” は可算名詞なので、複数形は “notes” となります。

    例: I wrote two short notes for my friend. (友人に向けて2つの短いメモを書きました)

フォーマル/カジュアル


  • メモや書き付け → どちらかというとカジュアルに使われるケースが多いです。

  • ビジネスシーン → 会議の議事録や会議中のメモ “meeting notes” としてフォーマルに使われる場合もあります。

  • 音楽用語 → 文章中でもカジュアルでも広く使われます。


5. 実例と例文

① 日常会話での例文(3つ)


  1. Could you leave a note on the fridge to remind me to buy milk?

    (牛乳を買うことを思い出せるように、冷蔵庫にメモを貼っておいてくれる?)


  2. I found a small note on my desk that said “Thank you!”

    (机の上に「ありがとう!」って書かれた小さなメモを見つけたんだ。)


  3. Let me make a quick note of your phone number.

    (あなたの電話番号をちょっとメモさせてね。)


② ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. Please review the meeting notes before our next session.

    (次回のミーティング前に議事録を確認してください。)


  2. Could you take note of any questions that come up during the presentation?

    (プレゼン中に出てくる質問をメモしてもらえますか?)


  3. I left a note on your desk about the new project requirements.

    (新しいプロジェクトの要件について、あなたの机にメモを置きました。)


③ 学術的な文脈での例文(3つ)


  1. Refer to the footnotes for additional data and references.

    (追加データと参考文献は脚注を参照してください。)


  2. I made detailed notes while reading the research paper.

    (その研究論文を読みながら、詳細なメモを取りました。)


  3. The professor’s notes on the experiment clarified the procedure.

    (教授が実験について書いたノートは手順をはっきりさせてくれた。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. memo (メモ)


    • 簡単な連絡事項や手短な記録。書式としては似ていますが、「会社などの正式フォーマット」という印象もあります。


  2. message (メッセージ)


    • 伝言全般。口頭・書面どちらにも使える幅広い単語。


  3. remark (注釈、短いコメント)


    • 直接口頭で言及するコメントにも使いますが、文書上の「備考」というニュアンスの時もあり。


反意語 (Antonyms)


  • “note” に直接的な反意語はそれほどはっきりと存在しませんが、強いて言えば「無視する」「書き留めない」という意味で “ignore” や “overlook” が文脈上対立する場合があります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /noʊt/ (アメリカ英語), /nəʊt/ (イギリス英語)

  • アクセント: 一音節語なので、強勢は “note” 全体に置かれます。

発音の違い


  • アメリカ英語: ノウト

  • イギリス英語: ノウト ただし、/əʊ/ は少し異なる音です。

    よくある間違いとしては、最初の母音を「ノット」と濁らせたり、伸ばしすぎたりしてしまうことです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • “note” を “notee” や “not” と混同してしまう。


  2. 同音異義語との混同


    • “knot” (結び目), “not” (~ではない) などの発音が少し似通っているように感じる場合がありますが、実際は区別があります。


  3. 欧米のビジネスシーンでの「note」


    • イギリス英語では紙幣 (banknote) を指すこともあるため、誤解を招かないよう文脈をチェックしましょう。


  4. 試験対策


    • TOEICや英検などでは「take note of」という熟語表現が出たり、書き手としての作文問題で「Note: ○○」のように注意書きをする形で使われることがあります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「ノート(Note) = ノートの音やイメージで “書き留めるもの”」という連想。

  • “note” は “notice” や “notable” など「気づく」「注目する」という意味の派生語につながるので、下敷きにある「注意・印となるもの」というイメージで覚えると理解が深まります。

  • 音楽の “note (音符)” と結びつけ、「音をしるしにする=音符を記録する」というストーリーで記憶するのもオススメです。


以上が名詞 “note” の詳細な解説です。日常のちょっとしたメモからビジネス文書、音楽、通貨など、文脈によって多面的に使われる単語なので、いろいろな例文やシーンに触れながら覚えていくとよいでしょう。

意味のイメージ
note
意味(1)

〈C〉《複数形で》覚え書き,控え,メモ

意味(2)

〈C〉(本文に対する),注釈

意味(3)

〈C〉(形式ばらない)短い手紙,短信;外交上の文書

意味(4)

〈U〉注目,注意

意味(5)

〈U〉重要性(importance);顕著

意味(6)

〈C〉《単数形で》(声の)調子,(感情などの)しるし,兆候《+of+

意味(7)

=promissory note

意味(8)

〈C〉紙幣

意味(9)

〈C〉音楽;音符;(ピアノなどの)けん

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