最終更新日:2025/12/03

私の兄弟と私は映画に行く予定だ。

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

brother

名詞

兄弟,兄,弟 / 同僚,仲間;同業者 / 《文》同胞;同一教会員,同じ信仰の友 / (失望・不快・驚きを表して)いまいましい,ちきしょう

このボタンはなに?

私の兄弟と私は映画に行く予定だ。

このボタンはなに?
解説

名詞「brother」の詳細解説

1. 基本情報と概要

単語: brother

品詞: 名詞 (可算名詞)

意味 (英): a male sibling; a boy or man who shares one or both parents with you

意味 (日): 男兄弟、兄または弟のこと。家族の一員を指し、親を同じくする男性兄弟を意味します。

「血縁関係のある男性の兄弟」を中心に使われます。しかし宗教や組織内で「同士・同志」を表す場合にも用いられることがあります。例えば修道院の“Brother(〜修道士)”のような敬称としても使われます。

活用形:


  • 単数形:brother

  • 複数形:brothers

  • 古風または宗教的な文脈での複数形:brethren(近年ではあまり一般的ではない)

他品詞形:


  • 形容詞:brotherly(兄弟の、兄弟らしい)

    例)He showed brotherly affection.(彼は兄弟のような愛情を示した。)

  • 名詞:brotherhood(兄弟関係、同胞愛、組合などの仲間意識)

  • 呼称表現: Brother + 名(修道士や宗教的呼称)

難易度 (CEFR): A1(超初心者)

家族や親戚を表す基礎語彙として初期段階に学習します。


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • 接頭語: なし

  • 語幹: brother

  • 接尾語: -er (元々は兄弟を示す古英語形 “broþor”の名残)

派生語・類縁語:


  • brotherly(形容詞)

  • brotherhood(名詞)

  • brethren(古風・宗教的複数形)

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. older brother(年上の兄)

  2. younger brother(年下の弟)

  3. big brother(年上の兄・または比喩的に「監視者」の意味)

  4. little brother(年下の弟)

  5. half brother(異母兄弟、異父兄弟)

  6. stepbrother(義理の兄弟)

  7. blood brother(血を分けた兄弟/「血の誓いを立てた兄弟」)

  8. brotherly love(兄弟愛)

  9. brother in arms(戦友、同志)

  10. my brother’s keeper(他人の世話をすべきか、という寓意的表現)


3. 語源とニュアンス

語源:

「brother」は古英語の“brōþor”からきており、さらにさかのぼるとゲルマン祖語“*brothar”やインド・ヨーロッパ祖語“*bhrátēr”と同系です。英語の基礎語彙の一つで、非常に古くから「同じ親を持つ男性兄弟」を表してきました。

ニュアンスや使用時の注意:


  • 基本的には血のつながりのある男性兄弟に使いますが、宗教団体、クラブ、軍隊などでは「仲間・同志」の意味で使うこともあります。

  • 口語でも文章でも幅広く使われます。日常会話でカジュアルに使いやすい単語ですが、宗教的・儀礼的に「Brother + 名前」の形でかなりフォーマルに使われる例もあります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: a brother (単数) / two brothers (複数)

  • 複数形: brothers が普通ですが、宗教ややや古風な文脈で brethren が使われる場合があります。

  • “brother”を呼称として使う場合は敬称(特に修道士間)として使われることがあり、Brother John などと書きます。

  • 比喩的に「仲間」「同胞」を指すときは可算名詞として用いられるのが一般的です。

一般的な構文・イディオム


  • (be) one’s brother


    • He is my brother.(彼は私の兄/弟です。)


  • call (someone) “brother”


    • In the monastery, they call each other “Brother.”(修道院では互いを「ブラザー」と呼び合います。)


  • “big brother” in a metaphorical sense


    • “Big Brother is watching you.”(監視社会を揶揄する表現でジョージ・オーウェルの小説に由来します。)



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “My brother and I go fishing every weekend.”


    • (私と兄は毎週末釣りに行きます。)


  2. “Do you have any brothers or sisters?”


    • (兄弟姉妹はいますか?)


  3. “I argued with my younger brother, but we made up quickly.”


    • (弟と口論したけど、すぐに仲直りしました。)


(2) ビジネスでの例文


  1. “Our CEO often refers to coworkers as ‘brothers and sisters’ to highlight unity.”


    • (私たちのCEOはよく職場の仲間を「兄弟姉妹」と呼んで団結を強調します。)


  2. “He treats everyone in the department like a brother, which fosters a positive environment.”


    • (彼は部の皆を兄弟のように扱い、それが良い雰囲気を生み出しています。)


  3. “The new branch and the head office work like brothers, sharing resources and strategies.”


    • (新支店と本社は兄弟のように、リソースや戦略を共有して動いています。)


(3) 学術的な文脈での例文


  1. “Anthropologists study the concept of brotherhood in various cultures.”


    • (人類学者は様々な文化での兄弟関係の概念を研究しています。)


  2. “The term ‘brotherhood’ can extend beyond biological ties, focusing on social or spiritual bonds.”


    • (「brotherhood」という用語は生物学的関係を超えて、社会的または精神的な絆に着目することがあります。)


  3. “In religious communities, ‘Brother’ is a formal address for male members of the order.”


    • (宗教団体では、“Brother”はその会の男性メンバーに対する正式な呼称です。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “sibling”(兄弟姉妹)


    • 「男女を問わず、同じ親をもつきょうだい」を表す総称。


  2. “comrade”(仲間、同志)


    • 血縁ではなく、同じグループや経験を共有する仲間を表す。


  3. “fellow”(仲間)


    • 一緒に何かをする仲間として幅広く使われる。


反意語


  • “sister”(姉、妹)


    • 女性の兄弟(姉妹)にあたる語。


  • “stranger”(他人)


    • 「兄弟」や「仲間」とは逆に、関係性がない人。


ニュアンスの違い:


  • “brother”は男性の兄弟を指す直接的な表現。

  • “sibling”は男女不問でより包括的。

  • “comrade”“fellow”は血縁よりも「仲間意識」を表す言葉。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA表記 (米音): /ˈbrʌð.ɚ/

  • IPA表記 (英音): /ˈbrʌð.ə/

アクセントは最初の音節“bro”に置かれます。


  • “th” の部分は有声の歯摩擦音 (ð)(日本語にない音なので注意が必要です)。

  • アメリカ英語では語尾が「アー/ɚ」、イギリス英語では「ア/ə」になりがちです。

よくある発音の間違い:


  • “brudder”のように “d” の音で発音してしまう。

  • “bro-ther” のように “th” を無声音(/θ/)にしてしまう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “broter” “brothr” など。

  • 発音混同: “bother”(/ˈbɑːð.ɚ/ など) と混同しやすいが意味が大きく異なる。

  • 試験対策: 英検・TOEICなどでは「家族関係を問う」や「基本的な単語力を試す」問題で出題される可能性が高い。特にリスニングで“brother”と“bother”の聞き分けはポイントになる。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • つづりのポイント: “bro” + “th” + “er”。

  • イメージ: “兄弟同士が肩を組んでいる様子”を思い浮かべると記憶しやすい。

  • 学習テクニック:


    • 家族単語(father, mother, sister, brother, etc.)をまとめて覚えると効率的です。

    • “th”を有声で発音するコツは、舌を歯に軽く当てて振動させながら声を出すように意識すること。



以上が名詞「brother」の詳細な解説です。家族や仲間を表す基本単語として押さえておくと、日常会話・ビジネス・学術など幅広い場面で活躍するでしょう。

意味のイメージ
brother
意味(1)

兄弟,,

意味(2)

同僚,仲間;同業者

意味(3)

《文》同胞;同一教会員,同じ信仰の友

意味(4)

(失望・不快・驚きを表して)いまいましい,ちきしょう

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 英訳 / 選択問題

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★