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A1.3

WH-疑問文: Which+名詞 ...?

「どちらの~」を聞きたいときの疑問詞 which

この本とあの本ではどちらの本の方が古いですか。

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説明

WH-疑問文「Which + 名詞 …?」の使い方

「どちらの~」「どの~」など、複数の選択肢から1つを選んで答えてもらいたいときによく使われる質問文が「Which + 名詞 …?」です。日本語では「どちらの本が好きですか」「どのペンが必要ですか」などを尋ねるイメージに相当します。


基本の形

英語では、次のように疑問詞「Which」に名詞を続け、主語・動詞の語順を倒置させる形で作ります。

Which + 名詞 + do/does + 主語 + 動詞 …?


  • 例:Which book do you like?

    (どちらの本が好きですか。)

ここで book の部分には、自分が選んでほしい対象の名詞を入れます。他にも “Which color …?” や “Which movie …?” のように言い換えが可能です。


「Which」と「What」の違い

「どの~?」という疑問を表す単語としては what もありますが、下記のように使い分けるのが一般的です。


  • Which + 名詞

    → 限られた選択肢・特定の候補がすでに提示されている場合に使う。

    例:何冊か目の前にある本から1冊を選んでもらうとき → “Which book would you like to read?”

  • What + 名詞

    → あらかじめ候補が提示されていない、制限のない場合に使う。

    例:漠然と相手の好きな本のジャンルを訊くとき → “What kind of books do you like to read?”


いくつかの例文


  1. Which book do you recommend?

    (どちらの本をおすすめしますか?)

    → 話し手は、複数の本の候補を想定しているときに使います。


  2. Which color do you prefer, red or blue?

    (赤と青、どちらの色が好きですか?)


  3. Which restaurant shall we go to tonight?

    (今夜はどのレストランに行きましょうか?)

    → 候補となるレストランがいくつかある場合に使います。


  4. Which pen is yours?

    (どちらのペンがあなたのですか?)

    → 目の前に何本もペンがある状況を想定しています。



まとめ


  • 「Which + 名詞 …?」は、複数の候補がある中から1つ(あるいは複数)を選ぶ質問に使う。

  • 選択肢が限られていない、または漠然と尋ねたい場合は「What + 名詞 …?」を使うことが多い。

  • 「Which」の後ろには、相手が選ぶ対象となる名詞を入れ、主語・動詞の順で疑問文を作る。

このように、「Which + 名詞」を使った疑問文では「どちらの~?」を尋ねたい場面で非常に便利です。会話や文章の中で、選択肢を提示して相手の好みや意見を訊くときに、ぜひ役立ててみてください。

Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)

WH- QUESTION: Which N ...?

英語 - 日本語

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