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A1.1-A1.2
and, but, or
単語や文をつなぐ接続詞
説明
以下では、英文で日常的によく使われる接続詞「and」「but」「or」について詳しく解説します。単語と単語、文と文をつなぐときのポイントや例文を含めながら、なるべくわかりやすいようにまとめてみましょう。
1. and
用法
- 「and」は「〜と〜」「そして」「さらに」などの意味を持ち、同種類の要素を並列や追加して表現するときに使います。
例文
単語同士をつなぐ場合
- a dog and a cat
- 「犬と猫」と、同じカテゴリー(動物)の単語を並列でつないでいる例です。
- I like apples and bananas.
- 「リンゴとバナナが好きです」というように、好きなものを複数列挙するときに用います。
- a dog and a cat
文同士をつなぐ場合
- I went to the store, and I bought some milk.
- 「私はお店に行った、そして牛乳を買った」というように、二つの出来事を順番に述べるときに使います。
- I went to the store, and I bought some milk.
2. but
用法
- 「but」は「しかし」「〜だけれども」という意味を持ち、対比や逆接を示すときに用います。
- 何かを言ったあとで、それとは反対・対照的な内容を続けたいときに使うので、会話でも非常によく使われる接続詞です。
例文
単語同士を対比させる場合
- She is nice but strict.
- 「彼女は優しいけれど厳しい」というように、性質を対比しています。
- She is nice but strict.
文同士をつなぐ場合
- I lived in Tokyo before, but I live in Osaka now.
- 「以前は東京に住んでいましたが、今は大阪に住んでいます」というように、過去と現在で異なる状況を示すときに使います。
- I lived in Tokyo before, but I live in Osaka now.
3. or
用法
- 「or」は「あるいは」「それとも」「〜か〜か」という意味を持ち、選択肢や可能性をいくつか提示するときに用います。
例文
単語同士をつなぐ場合
- Would you like tea or coffee?
- 「紅茶にしますか、それともコーヒーにしますか?」というように、相手に選択肢を与えます。
- Would you like tea or coffee?
文同士をつなぐ場合
- You can watch TV, or you can read a book.
- 「テレビを見ることもできるし、本を読むこともできますよ」というように、二つの行動のどちらかを選べる場合に使います。
- You can watch TV, or you can read a book.
まとめ
- and:追加や並列
- but:対照や逆接
- or:選択や可能性提示
以上のように、英語の接続詞「and」「but」「or」は、単語同士や文同士をつなぎ、情報を整理したり対比したり選択肢を示すのに使われます。会話や文章を書くときには、どんな関係を示したいかに合わせて適切に使い分けると、内容を明確に伝えることができます。
Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)
COORDINATING CONJUNCTIONS