sure
1. 基本情報と概要
単語: sure
品詞: 副詞 (informal)、形容詞としてもよく使われます。
CEFRレベル: B1(中級)
- 日常会話ではよく耳にする馴染みある単語ですが、副詞として使う場合はカジュアルな文脈が多めです。
意味(副詞として)
- 英語: certainly; definitely; without a doubt
- 日本語: 「確かに」「本当に」「間違いなく」
「I sure like this pizza.(このピザ、すごく気に入ったよ)」のように、感情や思いを強調するときにカジュアルに使われます。
形容詞としての例
- 形容詞 “sure” は「確信している」「(結果などが)確実な」という意味。
- 例: “I’m sure this is the right way.(これが正しい道だと確信しているよ)”
活用形
- 副詞や形容詞を含め、「sure」は形態変化しません。過去形・現在分詞形などの活用はありません。
他の品詞バリエーション
- assure(動詞): 「保証する」「安心させる」
- ensure(動詞): 「確実にする」「保証する」
- insure(動詞): 「保険をかける」「保護する」
2. 語構成と詳細な意味
「sure」には明確な接頭語・接尾語はついていません。語幹としては「sure(確信・確実)」という意味を持ちます。
派生語・類縁語
- assure: 「(人を)安心させる」「断言する」
- ensure: 「確実に(物事を)起こす」「保証する」
- insure: 「保険をかける」
これらは「sure(確信・保証)」の概念が含まれています。
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(副詞的用法中心)
- “sure thing” → 「もちろん」「いいとも」
- “You sure can ~.” → 「本当に〜できるね」
- “I sure hope so.” → 「本当にそうだといいな」
- “That sure was fun.” → 「本当に楽しかったね」
- “Sure enough” → 「確かに」「案の定」
- “I sure did!” → 「本当にやったよ!」
- “It sure helps.” → 「本当に助かるよ」
- “He sure looks happy.” → 「彼は本当に幸せそうだね」
- “You sure know how to ~!” → 「〜のやり方を本当によく知ってるね!」
- “Wow, this sure is a surprise.” → 「わぁ、これは本当にびっくりだ」
3. 語源とニュアンス
- 語源: ラテン語の「sēcūrus(心配がない、安心)」からフランス語の「sur」を経由して、英語に入ったとされています。「安全」「確かな」といったイメージが根底にあります。
- ニュアンス: 副詞で「sure」を使う場合は「本当に」「確かに」という強調・感嘆のニュアンスを含むことが多く、カジュアルな口語表現で使われます。あまりフォーマルな文章では見かけませんが、親しい間柄やフランクな会話でしばしば使われます。
4. 文法的な特徴と構文
副詞としての「sure」
- 口語的・カジュアル。主に主語や助動詞の前後に置いて強調する。
- 例: “I sure do love coffee.”(コーヒーを本当に愛してるよ)
- 口語的・カジュアル。主に主語や助動詞の前後に置いて強調する。
形容詞としての「sure」
- 「~を確信している」「間違いなく~する」などの意味で、be動詞やその他の動詞とともに補語として使われる。
- 例: “He is sure to win.”(彼が勝つのは確実だ)
- 「~を確信している」「間違いなく~する」などの意味で、be動詞やその他の動詞とともに補語として使われる。
可算・不可算の区別
- 形容詞・副詞なので、名詞の可算・不可算の区別はありません。
フォーマル/カジュアルの使い分け
- 副詞の「sure」は非常にカジュアルで、主に話し言葉で使われます。ビジネス文書や学術的な文章にはほとんど登場しません。
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
“You sure know a lot about movies!”
- (映画のことを本当に詳しく知ってるね!)
“This cake sure tastes amazing.”
- (このケーキ、本当においしいわ)
“I sure love spending time with my friends on weekends.”
- (週末を友達と過ごすの、本当に大好きだよ)
(2) ビジネスでの例文(ただし、ビジネスでは副詞的にはややカジュアルすぎる表現)
“I sure appreciate your help with the project.”
- (プロジェクトを手伝ってくれて本当に感謝します)
- ※カジュアルな雰囲気の職場や同僚間の会話で
- (プロジェクトを手伝ってくれて本当に感謝します)
“He sure has a talent for negotiation.”
- (彼には交渉の才能が本当にあるよね)
“We sure could use more resources right now.”
- (今はもっとリソースが本当に必要ですね)
(3) 学術的な文脈(※通常は形容詞用法が多い)
“We are sure this hypothesis meets the criteria, based on the collected data.”
- (我々は、この仮説が収集したデータの基準を満たしていると確信しています)
“It’s important to be sure of the methodology before proceeding.”
- (進める前に手法を確実なものにすることが重要です)
“Make sure to review all references thoroughly.”
- (すべての参考文献をしっかり確認してください)
6. 類義語・反意語と比較
類義語(副詞的用法で「確かに」「本当に」と強調する表現)
- certainly(確かに)
- よりフォーマル。「間違いなく」という意味で文中に挿入しやすい。
- 例: “I certainly agree with you.”
- よりフォーマル。「間違いなく」という意味で文中に挿入しやすい。
- definitely(間違いなく)
- 「はっきり」「絶対に」の意味で、ややカジュアルな場面でも使われる。
- 例: “I definitely want to go to the event.”
- 「はっきり」「絶対に」の意味で、ややカジュアルな場面でも使われる。
- absolutely(絶対に)
- 強い肯定。時に感情を込めて使う。
- 例: “I absolutely love this idea.”
- 強い肯定。時に感情を込めて使う。
- indeed(本当に)
- ややフォーマル・書き言葉寄り。
- 例: “This is indeed a remarkable achievement.”
- ややフォーマル・書き言葉寄り。
反意語
- 明確な「反意の副詞」は存在しませんが、否定的に表現する場合は “not sure” などを使います。
- 例: “I’m not sure.”(確信が持てない)
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA):
- アメリカ英語: /ʃʊr/ または /ʃɚ/
- イギリス英語: /ʃʊər/ または /ʃɔːr/
- アメリカ英語: /ʃʊr/ または /ʃɚ/
- アクセント: 単音節語なので特にアクセントの移動はありません。「ʃ」の音をはっきり出すのがポイントです。
- よくある間違い: “shore (海岸)” と混同して発音してしまうケース。スペルが似ているので注意。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス
- 「shure」「suree」などと間違えてしまうことがあります。
- 「shure」「suree」などと間違えてしまうことがあります。
- 同音異義語との混同
- “shore” (海岸) と混同しやすい。発音も似ていますが、綴りも注意。
- “shore” (海岸) と混同しやすい。発音も似ていますが、綴りも注意。
- 副詞用法はカジュアル表現
- ビジネス文書や正式なメールでは “sure” を副詞で使うのは避けたほうが無難です。
- ビジネス文書や正式なメールでは “sure” を副詞で使うのは避けたほうが無難です。
- 資格試験での出題傾向
- TOEICや英検で「assure, ensure, insure」との混同・スペルチェックが出題されることが多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: 「sure」のsは「すっごく確か!」の “s”、というイメージで覚えるとよいかもしれません。
- スペリング: “su” の組み合わせを覚えておくと “sh” 音に続く “u” は「ユ」ではなく「シュア」に近い響きになります。
- 学習テクニック: “be sure to ~” や “make sure to ~” などの形容詞的・慣用表現を先に覚えてから、副詞としての「You sure are funny!」のようなカジュアル表現に展開すると理解しやすいでしょう。
以上が副詞「sure」についての詳細な解説です。形容詞用法としての「確信している」という意味も含めて覚えると、様々な場面で迷わず役立つでしょう。
復習用の問題
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