最終更新日 :2025/01/28

upset

IPA(発音記号)
動詞

〈他〉をひっくり返す / 〈計画など〉を駄目にする, を台無しにする / 〈人〉の心を乱す, を狼狽させる /

このボタンはなに?

彼の言うことはいちいち頭に来る。

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解説

1. 基本情報と概要

・単語: upset

・品詞: 主に動詞(ただし形容詞、名詞としても使われる)

・活用形:


  • 原形: upset

  • 過去形: upset

  • 過去分詞形: upset

  • 現在分詞形: upsetting

意味(英語 > 日本語)


  • 英語: to make someone worried, unhappy, or angry; to overturn or tip something over

  • 日本語: 人を心配させたり、不安にさせたり、怒らせたりする/何かをひっくり返す

「upset」は「誰かの感情を乱す」「動揺させる」という場面でよく使われる単語です。また、「何かを(物理的に)ひっくり返す」という意味もあります。相手に負担をかけてしまったり、悲しませたりするときに使うので、日常会話でも頻繁に出てきます。

CEFRレベル: B1(中級)

日常会話でよく使われるため、ある程度英語に慣れた学習者が覚えるべき重要単語です。

他の品詞:


  • 形容詞: “I’m upset.”(私は動揺している)

  • 名詞: “That was an upset in the championship.”(それは大会での番狂わせだった)


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • up + set


    • もともとは「上に(up)置く(set)」というイメージですが、転じて「ひっくり返す」や「感情をかき乱す」という意味になりました。


派生語や類縁語


  • “upsetting” (形容詞/現在分詞) : 動揺させるような

  • “upsetter” (名詞) : 混乱させる物・人(あまり一般的ではない)

よく使われるコロケーション(共起表現・関連フレーズ10個)


  1. upset someone’s feelings(人の気持ちを傷つける)

  2. upset the balance(バランスを崩す)

  3. be upset about…(…について動揺している)

  4. get upset easily(簡単に怒ったり動揺したりする)

  5. upset stomach(胃の不調・むかつき)

  6. upset a relationship(関係をこじらせる)

  7. cause an upset(番狂わせを引き起こす)

  8. upset someone’s plan(人の計画を台無しにする)

  9. deeply upset(ひどく動揺する)

  10. upset the table(テーブルをひっくり返す)


3. 語源とニュアンス

語源

“upset”はもともと “up”+“set”と分解できます。古英語の頃から、「上に置く」「逆さまにする」という意味合いで使われており、そこから比喩的に「人の感情をひっくり返す」というニュアンスが生まれました。

使用時のニュアンス・注意点


  • 感情を傷つけたり、動揺させたりするときに使うので、使い方や相手との関係性に注意が必要です。

  • 「物を倒す・ひっくり返す」という物理的な意味もあるため、文脈で判断します。

  • 口語・文章、どちらでも使われますが、感情の起伏に関わるフォーマルな文にはややカジュアルな響きを与えることがあります。


4. 文法的な特徴と構文

1) 他動詞として:


  • “I didn’t mean to upset you.”(あなたを動揺させるつもりはなかった)

  • 目的語に人や物が来ることが多いです。

2) 形容詞として:


  • “I’m upset about what happened.”(起きたことに動揺している)

  • 主語補語(補語として主語を説明)の位置でよく使われます。

3) 名詞として:


  • “It was a major upset in the final match.”(決勝戦で大番狂わせがあった)

  • 「番狂わせ」という意味でスポーツやコンペティションの文脈に登場します。

使用シーン


  • フォーマル / カジュアルいずれも使用可。

  • 怒り、悲しみなど、負の感情に焦点が当たるため、そのままストレートに相手を非難するように聞こえる場合もあるので気をつけましょう。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “Don’t get upset. I was just joking!”


    • 「そんなに怒らないで。冗談だったんだよ!」


  2. “I’m really upset about losing my keys this morning.”


    • 「今朝鍵をなくしてしまって本当に気が動転してるんだ。」


  3. “He upset my coffee cup and spilled it all over the table.”


    • 「彼が私のコーヒーカップをひっくり返して、テーブルに全部こぼしてしまった。」


ビジネスでの例文(3つ)


  1. “I hope the recent changes won’t upset our client relationships.”


    • 「最近の変更が顧客との関係を乱さないといいのですが。」


  2. “Please don’t be upset; we’ll handle the issue right away.”


    • 「動揺なさらないでください。すぐに対処しますので。」


  3. “The new policy upset the entire team’s morale.”


    • 「新しい方針はチーム全体の士気を損ねてしまった。」


学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)


  1. “The unexpected variables in the experiment upset the original hypothesis.”


    • 「実験中の予想外の要因によって、もとの仮説が覆されました。」


  2. “His lecture on climate change upset certain long-standing theories.”


    • 「彼の気候変動に関する講義は、長年の理論の一部を揺るがしました。」


  3. “If these historical records prove true, they could upset our entire understanding of ancient trade routes.”


    • 「もしこれらの歴史記録が正しければ、古代の交易路に関する我々の理解が根底から変わりうるかもしれません。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. disturb(動揺させる・邪魔をする)


    • “disturb”は精神的な面だけでなく、静かな環境を乱すニュアンスも強い。


  2. bother(困らせる、悩ませる)


    • “bother”は煩わしさや迷惑をかける場合に使われることが多い。


  3. agitate(扇動する、混乱させる)


    • “agitate”は強くかき乱すイメージで、論争を起こすような場合にも使う。


反意語


  1. calm(落ち着かせる/落ち着いた)

  2. soothe(和らげる、なだめる)

  3. comfort(慰める)

「upset」はネガティブな感情の乱れを表すのに対し、「calm」「soothe」「comfort」は落ち着かせる動作や状況を示すため、対比的に覚えやすいです。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ʌpˈsɛt/


    • アメリカ英語もイギリス英語もほぼ同じ発音です。


  • アクセント(強勢)は第2音節の “-set” に置かれます。

  • よくある間違いとして、最初の「u」を強く発音しすぎて “アップセット”とならないよう気をつけてください。自然な発音は“ʌ”の音で、「あ」のような弱い母音です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • 「up set」「up-set」など、スペルを間違えてしまうことがあります。正しくは“upset”で一語です。

  • 「I’m upset.」は形容詞としての用法ですが、つい “I’m upsetted.” と変な形にしないようにしましょう。過去形や分詞形と混同しがちです。

  • “beset”との混同: “beset”には「包囲する」「悩ませる」という異なる意味があるので注意。

  • TOEIC・英検などにも「人を動揺させる」という表現として出題されることがあります。受動態(be upset by ~)での出題にも注意。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「うわっ(UP)!セットが倒された(SET)!=upset」というイメージで「ひっくり返す」「気持ちをひっくり返す」と覚えると印象的です。

  • 形容詞として使われる “I’m upset.” を口癖のようにすると自然に覚えやすいでしょう。

  • 「何かを ‘up’ させて ‘set’ する⇒実は意味は逆に“倒す”!」という逆転のイメージで、「番狂わせ」も含めて丸ごと忘れにくくなります。


以上が、動詞「upset」の詳細解説です。意味や用法が多岐にわたりますが、日常会話でもビジネスでも出る重要単語なので、形容詞用法や名詞用法も含め、しっかりマスターしておきましょう。

意味のイメージ
upset
意味(1)

…‘を'ひっくり返す,転覆させる

意味(2)

〈計画など〉‘を'だめにする,だいなしにする,狂わす

意味(3)

〈人〉‘の'心を乱す,'を'ろうばいさせる

意味(4)

〈体など〉‘の'調子を狂わせる

意味(5)

《米》(競技などで)〈相手〉'を'思いがけなく負かす

復習用の問題

〈他〉をひっくり返す / 〈計画など〉を駄目にする, を台無しにする / 〈人〉の心を乱す, を狼狽させる /

Everything he says upsets me.

彼の言うことはいちいち頭に来る。

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