最終更新日
:2025/01/28
end
解説
1. 基本情報と概要
英語: end
品詞: 動詞 (※名詞としても使われますが、ここでは主に動詞として解説します)
「end」は「物事を終わらせる」「終わる」という意味の動詞です。
日本語では「終える」「終わる」というニュアンスに相当します。たとえば、「会議を終わらせる」「ゲームが終わる」など、「何かを締めくくる/終了する」場面でよく使われる単語です。
活用形: end – ended – ended – ending
- 現在形 (例: I/You/We/They end, He/She ends)
- 過去形 (例: ended)
- 過去分詞形 (例: ended)
- 現在分詞形 (例: ending)
- 現在形 (例: I/You/We/They end, He/She ends)
他の品詞としての例:
- 名詞: “the end” → 「終わり」「結末」
- 形容詞形は存在しませんが、派生語として「endless (終わりない)」という形容詞があります。
- 名詞: “the end” → 「終わり」「結末」
CEFRレベル: A2 (初級)
シンプルでよく使われる単語なので、初級レベルの学習者にも馴染みがあります。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- 「end」は非常に短く、接頭語・接尾語を持たない語形です。派生形としては以下のようなものがあります。
- endless (形容詞: 終わりがない)
- unending (形容詞: 果てしない)
- ending (名詞: 終わり方、結末)
- endless (形容詞: 終わりがない)
コロケーション(共起表現)10個
- come to an end (終わりに来る)
- put an end to ~ (~を終わらせる)
- end a relationship (関係を終わらせる)
- end abruptly (突然終わる)
- end in disaster (悲惨な結果に終わる)
- end on a high note (良いかたちで終わる)
- bring something to an end (何かを終わりに導く)
- end a call (通話を終える)
- end up doing ~ (結局~することになる)
- end the conversation (会話を終える)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 古英語の「endan」から来ており、「終わりにする」「限界を定める」といった意味を持つ語でした。ゲルマン祖語にさかのぼり、「境界」「最終部分」などの概念に関連します。
- ニュアンス: 「end」はとても直接的に「終わる」「終わらせる」を意味し、カジュアルな日常会話からフォーマルなビジネス文脈まで幅広く使われます。
- 使用時の注意点:
- 文脈によっては「終了する」というニュアンスが急かすように聞こえることもあり、「finish」や「conclude」など丁寧な単語を選ぶとよりフォーマルな印象になります。
4. 文法的な特徴と構文
- 自動詞/他動詞
- 自動詞: “The meeting ended.” (会議は終わった)
- 他動詞: “He ended the meeting.” (彼が会議を終わらせた)
- 自動詞: “The meeting ended.” (会議は終わった)
- イディオムや構文
- end up ~: “We ended up staying at home.” (結局私たちは家にいることになった)
- put an end to ~: “They decided to put an end to the argument.” (彼らは議論を終わらせることにした)
- end up ~: “We ended up staying at home.” (結局私たちは家にいることになった)
- 使用シーン
- カジュアル・フォーマル問わず幅広く使えるが、ビジネスシーンでは“conclude”や“terminate”を使う場合もある。
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
- “Let’s end this game and go for dinner.”
「このゲームを終わりにして夕食に行こう。」 - “When did the movie end?”
「映画はいつ終わったの?」 - “I can’t wait to end my work shift today!”
「今日は早く勤務を終えたいな!」
(2) ビジネスでの例文
- “We need to end the meeting promptly at 3 p.m.”
「午後3時きっかりに会議を終えなければなりません。」 - “Let’s end our partnership on amicable terms.”
「友好的な形でパートナーシップを終了しましょう。」 - “Could you please end your presentation with a brief summary?”
「プレゼンを短い要約で締めくくってもらえますか?」
(3) 学術的な文脈での例文
- “Scientists aim to end the experiment after collecting sufficient data.”
「科学者たちは十分なデータを収集した後、実験を終了するつもりです。」 - “This debate may never truly end, as perspectives evolve over time.”
「この議論は、時間の経過とともに見解が変化するため、真に終わることはないかもしれません。」 - “The study will end once all participants have been interviewed.”
「全ての参加者へのインタビューが終わり次第、この研究は終了する予定です。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- finish (仕上げる、やり終える)
- 「finish」は「完成させる/仕上げる」といったニュアンス。
- 「finish」は「完成させる/仕上げる」といったニュアンス。
- conclude (結論づける、締めくくる)
- 「conclude」はややフォーマルで、会議やレポートを締めるときなどに使われる。
- 「conclude」はややフォーマルで、会議やレポートを締めるときなどに使われる。
- terminate (打ち切る、終結させる)
- 「terminate」はフォーマルかつ厳かな響きがあり、業務契約などを終わらせるときに使われる。
- finish (仕上げる、やり終える)
反意語
- begin / start (始まる、始める)
- 「begin」「start」は「何かが始まる/始める」ことを意味し、「end」の正反対。
- begin / start (始まる、始める)
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /end/
- アクセント: 強勢は1音節しかないため、単語全体にかかります。
- アメリカ英語 / イギリス英語の違い: どちらもほぼ同じ発音で /ɛnd/ と発音します。
- よくある間違い:
- 「and (アンド)」と混同してしまう学習者が多いです。スペルと発音をしっかり区別しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- “end” と “and” のスペル・発音混同
- “end” → /end/, “and” → /ænd/ (または弱形 /ənd/ など)
- “end” → /end/, “and” → /ænd/ (または弱形 /ənd/ など)
- ビジネス英語や試験英語では、終わらせ方によって“finish,” “conclude,” “terminate”などを使い分ける問題が出ることがあります。場面や文体に合う単語を選びましょう。
- 過去形 “ended” のスペリング (d の重複や -ing との混同) に注意。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “end” は短い単語なので、ゴールテープを切る「終わりの瞬間」を想像すると記憶に残りやすいです。
- 「The END」と映画の最後に表示される画面を思い浮かべ、終わりのイメージを持つのもおすすめです。
- “end” と “and” はスペルが似ていますが、母音が異なります。どちらも「短い語だけど発音が違う」ことを意識して区別すると混同を防ぎやすいでしょう。
以上が「end」の詳細解説です。日常会話からビジネス表現まで、さまざまな場面で使える便利な動詞なので、ぜひ覚えて活用してみてください。
意味のイメージ
復習用の問題
英語 - 日本語
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