最終更新日
:2025/01/28
grip
IPA(発音記号)
解説
1. 基本情報と概要
単語: grip
品詞: 動詞(ほかに名詞としても使われる)
意味
- 英語: to hold something tightly or firmly
- 日本語: 「(何かを)しっかりつかむ、握りしめる」という意味です。「しっかりつかむ」というニュアンスなので、手のひらや指などを使って確実に押さえ込むようなイメージがあります。
「grip」は意志の強い、安定感のある「つかむ」という動作を表す単語です。物理的に手で握る場合と、感情・心をぐっとつかむ比喩表現など、さまざまな場面で使われます。
活用形
- 現在形: grip / grips
- 例: He grips the handle.
- 例: He grips the handle.
- 過去形: gripped
- 例: She gripped her bag tightly.
- 例: She gripped her bag tightly.
- 過去分詞形: gripped
- 例: The fear had gripped him all day.
- 例: The fear had gripped him all day.
- 進行形: gripping
- 例: She is gripping the edge of the table.
他の品詞
- 名詞 (a grip)
- 例: He lost his grip on the rope.(そのロープへの「握り」を失った)
CEFR レベル目安
- B2 (中上級): 「grip」は日常会話でも使われますが、話し手として扱いやすいとはいえ、類似語との使い分けがやや難しい印象があるため、中上級レベル目安と考えられます。
2. 語構成と詳細な意味
- 「grip」は明確な接頭語や接尾語を持たず、語幹として「grip」がそのまま存在しています。
- 派生語としては名詞形の「grip」がありますが、その他に大きく変形する語はあまり多くありません。
関連語や類縁語
- gripping(形容詞): 「人を引き込むような、大変おもしろい」
- 例: a gripping story(引き込まれるようなお話)
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- get a grip on (something) – 「(何か)を把握する、コントロールする」
- lose one’s grip – 「しっかり握れなくなる、状況をコントロールできなくなる」
- tight grip – 「しっかりした握り」
- firmly grip – 「しっかりと握る」
- grip the handle – 「取っ手を握る」
- grip one’s attention – 「(人)の注意を引きつける・心をつかむ」
- grip with fear – 「恐怖を感じて動けなくなる」
- grip on reality – 「現実把握、現実を掴むこと」
- strong grip – 「強い握力や把握力」
- relax one’s grip – 「力を抜いて握っている手をゆるめる」
3. 語源とニュアンス
- 語源: 古英語の “gripian” にさかのぼり、「つかむ、握る」という意味をもっていました。その後、中英語を経て動作のニュアンスを維持しながら現代の “grip” になりました。
- ニュアンス: 物理的に「しっかり握る」意味合いが強いですが、抽象的に「感情をとらえる」「困難や興味が人を引きつける」といった表現でもよく用いられます。
- 例: The story gripped me.(その話に引き込まれた)
- 例: The story gripped me.(その話に引き込まれた)
- 使用時の注意点:
- 口語でも文章でも、広い範囲で使われる表現。
- 「握力」のようなフィジカルな意味から、「心をぐっととらえる」比喩まで幅広く使われます。
- 口語でも文章でも、広い範囲で使われる表現。
4. 文法的な特徴と構文
- 他動詞: 何かを「つかむ」対象を必要とする。
- 例: I gripped the edge of the seat.
- 例: I gripped the edge of the seat.
- 名詞として使われる場合: a grip (on something)
- 可算名詞として扱われる。
- 例: He has a strong grip.
- 可算名詞として扱われる。
一般的な構文やイディオム
- get a grip (on yourself): 「自分をしっかり保つ、落ち着く」
- 例: You need to get a grip on yourself and stay calm.
- 例: You need to get a grip on yourself and stay calm.
- take a grip of: 「~をしっかりと握る / 把握する」
- in the grip of: 「~に支配されている、取りつかれている」
- 例: The country was in the grip of a pandemic.
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
- “Grip the umbrella if it’s windy outside.”
- 風が強いから、傘をしっかり握ってね。
- 風が強いから、傘をしっかり握ってね。
- “She gripped my hand to cross the street safely.”
- 彼女は通りを安全に渡るために、私の手をしっかり握りました。
- 彼女は通りを安全に渡るために、私の手をしっかり握りました。
- “I almost slipped, but I managed to grip the railing.”
- もう少しで滑りそうになったけど、手すりをつかむことができたよ。
ビジネス
- “We need to get a grip on the budget before the next quarter.”
- 次の四半期までに予算をしっかり把握(管理)する必要があります。
- 次の四半期までに予算をしっかり把握(管理)する必要があります。
- “His presentation really gripped the audience’s attention.”
- 彼のプレゼンテーションは聴衆の心をしっかりとつかみました。
- 彼のプレゼンテーションは聴衆の心をしっかりとつかみました。
- “Try to grip the core issues in this negotiation.”
- この交渉での核心的な問題をつかむようにしてください。
学術的・フォーマル
- “The study examines how stress can grip the mind and affect decision-making.”
- この研究は、ストレスがどのように心をとらえ、意思決定に影響を与えるかを検討しています。
- この研究は、ストレスがどのように心をとらえ、意思決定に影響を与えるかを検討しています。
- “When fear grips a population, social behavior can change rapidly.”
- 恐怖が人々をとらえると、社会的行動は急速に変化することがあります。
- 恐怖が人々をとらえると、社会的行動は急速に変化することがあります。
- “Researchers gripped the specimen using specialized tools to avoid damage.”
- 研究者たちは、損傷を避けるために特殊な道具を使って標本をしっかりとつかみました。
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- grab(素早くつかむ)
- 「grip」は「しっかり握る」ニュアンスが強いのに対し、「grab」はとっさにつかむようなイメージ。
- 「grip」は「しっかり握る」ニュアンスが強いのに対し、「grab」はとっさにつかむようなイメージ。
- clutch(しがみつくようにつかむ)
- 「clutch」は恐れや必死さを伴いながら握りしめる場合に使われることが多い。
- 「clutch」は恐れや必死さを伴いながら握りしめる場合に使われることが多い。
- grasp(理解する意味もある「しっかりつかむ」)
- 物理的につかむと同時に、知識を把握するニュアンスが含まれる。
- 物理的につかむと同時に、知識を把握するニュアンスが含まれる。
- hold(単に「持つ」という幅広い意味)
- 「grip」に比べると強さや緊迫感は必ずしも伴わない。
反意語
- release(放す)
- let go of(手放す)
- 「つかむ(grip)」の状態を解除するイメージ。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /ɡrɪp/
- アメリカ英語もイギリス英語もほとんど同じ発音。
- 「ɡr」音をはっきり発声し、「i」は短く「イッ」と切る。
- よくある間違いとして、「grip」の「r」を発音しづらい方が「glip」のように聞こえてしまうケースがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「gripe(不平を言う)」と混同しないように注意。
- 同音異義語はありませんが、「grip」と「rip (破る)」を見間違えないよう注意。
- 試験対策: TOEICや英検などで、文章中で「他人の興味をひきつける」意味や「統制する、把握する」意味で出題されることがあるので、文脈を見極められるようにしておきましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「grip」は「しっかり」がカギ。
- 「gri-」の音を聞いたら、「ぐりっ」と強く握るイメージを思い浮かべると入ってきやすいです。
- 「grip on something(何かをしっかりつかむ)」というフレーズでセットで覚えておくと、使う場面ですぐ連想できるでしょう。
- 物理的にも精神的にも「がっちりホールドする」イメージで理解すると定着しやすいです。
以上が、動詞「grip」の詳細な解説となります。しっかり「握る」イメージを持って、いろいろな表現で使ってみてください。
意味のイメージ
意味(1)
…‘を'しっかりつかむ(握る)
意味(2)
「〈人・物・事が〉〈人・関心・注意など〉‘を'つかむ,引きつける
意味(3)
〈人が〉〈意味・要点など〉‘を'つかむ,理解する
復習用の問題
英語 - 日本語
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