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最終更新日 :2026/06/05

dash

IPA(発音記号)
名詞

〈C〉《a~》(…への)突進,疾走(rush)《+at(for)+名》 / 《the~》短距離競走 / 《the~》(…に)打ちつける音《+against(on)+名》

このボタンはなに?

彼はバスを目指して懸命に走った。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: dash

品詞: 名詞 (動詞としても使われます)

意味 (英語 / 日本語)

  1. (英) A short, fast run

    (日) 短い距離を全力で走ること、猛ダッシュ

    こういう場面で使われます: スポーツの場面で「100メートルダッシュ」など、短距離を猛烈なスピードで走るとき。

  2. (英) A small amount of something, especially added to something else

    (日) 少量のもの (特に料理などにちょっと加える「ひとふり・ひとさじ」の感覚)

    こういう場面で使われます: 「料理に少しだけ味付けとして加える」といったニュアンス。

  3. (英) A punctuation mark (–), longer than a hyphen (-)

    (日) ハイフンより少し長い「—」「–」などのダッシュ記号(句読点)

    こういう場面で使われます: 文章表現で文を区切るときなどに使われる。

  4. (英) Spirit or flair (excitement or stylish quality)

    (日) 勢いや活気、スタイリッシュな印象

    こういう場面で使われます: 「He added a dash of humor to his speech.(彼はスピーチに少しユーモアを加えた)」のように、ちょっとした「魅力」や「活気」を与える感覚。

活用形

  • 名詞なので時制による変化はありません。ただし、複数形は dashes となります。

他の品詞形

  • dash (動詞): 「急いで走る」「勢いよく投げつける」「〜をだめにする」「打ち砕く」などの意味を持つ動詞。例: “He dashed to catch the bus.”

CEFRレベルの目安

  • B1(中級)
    日常会話でも割とよく登場する単語で、多義的に使われます。文章や会話の中で「ダッシュする」「ちょっとした量」「句読点」といった色んな場面で出てきます。

2. 語構成と詳細な意味

語構成

  • 接頭語や接尾語ではなく、一語として使われる単語です。
  • 原形: dash
  • 語源については後ほど詳しく触れます。

関連する派生語・類縁語

  • dashing (形容詞): 魅力的で活気にあふれている様子。「堂々としている」「かっこいい」などを意味します。

コロケーション(共起表現)10個

  1. a dash of salt → 塩少々
  2. make a dash for … → …に向かって突進する
  3. dash off a letter → 手紙をさっと書き上げる
  4. dash out → 急いで出て行く
  5. dash to the finish line → ゴールへ向かってダッシュする
  6. dash someone’s hopes → 希望を打ち砕く
  7. spirit / flair / dash of romance → ロマンスの要素/魅力/活気
  8. dash off to … → …へ急いで出かける
  9. add a dash of color → 彩りを少し加える
  10. dash across the street → 道を急いで渡る

3. 語源とニュアンス

語源

  • 中英語で “daschen” という音(衝突など)を表す語に由来するとされています。もともとは「強く打つ」「ぶつかる」といったイメージが含まれています。

歴史的使用とニュアンス

  • 古い時代は「衝突する」意味が強かったですが、時代とともに「短距離を走る」「少量を加える」「句読点」などの使い方が生まれました。
  • 「ちょっとした量」で使うときは口語的、「ダッシュ記号」は文章語的、「勢い・活気」の意味は少し文学的な響きもあり、多岐にわたる意味を持ちます。

使う際の注意

  • 場面によって意味が変わります。特に料理の文脈とスポーツの文脈では大きくニュアンスが異なるため、前後の文脈で判断が必要です。

4. 文法的な特徴と構文

  • 可算名詞 / 不可算名詞

    「短い距離を走る」や「句読点」は可算名詞として扱われます(複数形 dashes をとる)。

    「少量のもの」の意味では、状況によって可算扱いすることが多いですが、調味料を指す場合は「a dash of 〜」と決まった表現で使われることが多いです。

  • 動詞としての用法

    他動詞・自動詞両方で使われますが、ここでは名詞を中心に説明しています。

  • イディオム・構文

    1. “make a dash for + 場所” → 〜に向かって突進する
    2. “dash one’s hopes” → 人の希望を打ち砕く
  • 文体/使用シーン

    • カジュアル: 「ダッシュしてくる」「ちょっと入れておく」というように日常的に使う。
    • フォーマル: 句読点としての “—” (ダッシュ) を文章で使用。

5. 実例と例文

日常会話での例文 (3つ)

  1. “I’m going to make a dash to the store before it closes.”

    → 「閉店前にお店まで一走りしてくるね。」

  2. “Could you add a dash of pepper to the soup?”

    → 「スープに少しだけコショウを加えてくれる?」

  3. “Let’s take a quick dash across the street before the light changes.”

    → 「信号が変わる前に急いで道路を渡ろう。」

ビジネスシーンでの例文 (3つ)

  1. “He brought a dash of creativity to the project proposal.”

    → 「彼はプロジェクト提案に少しだけクリエイティブな要素を加えてくれた。」

  2. “We can’t just make a dash for profits; we need a long-term strategy.”

    → 「利益だけに突進するのではなく、長期的な戦略が必要だ。」

  3. “Please dash off a quick email to confirm the schedule.”

    → 「スケジュール確認のメールをさっと書いて送ってもらえますか。」

学術的な文脈での例文 (3つ)

  1. “In her thesis, she utilized a dash to separate her key arguments for clarity.”

    → 「彼女の論文では、重要な主張を明確化するためにダッシュ記号を用いていた。」

  2. “A dash of skepticism is necessary when evaluating statistical data.”

    → 「統計データを評価するときには、少し懐疑的な視点が必要だ。」

  3. “Researchers made a dash for the library archives just before it closed for renovation.”

    → 「研究者たちは改装閉館前に図書館のアーカイブへ大急ぎで向かった。」


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (シーンによって異なります)

  1. run (走る)

    • 「ダッシュ」と比較すると “run” は一般的な「走る」。 “dash” は短時間・短距離の全力走。
  2. sprint (短距離走)

    • “dash” 同様に「全力疾走」の意味。 “sprint” はスポーツ文脈で使われることが多く、少しフォーマル。
  3. pinch (ひとつまみ)

    • 料理で「塩ひとつまみ」のときに使われる。 “dash” は液体・粉末どちらでもOK、「軽く加える」イメージ。
  4. touch (ちょっとした量)

    • “a touch of something” は「微量」を表す柔らかめの表現。 “dash” より少し上品・控えめ。

反意語

  • 「多量」「ゆっくり動く」のように、反対の意味になる単語
    • load / lot (大量)
    • walk / dawdle (ゆっくり歩く)

7. 発音とアクセントの特徴

IPA

  • /dæʃ/

アメリカ英語 / イギリス英語の発音の違い

  • アメリカ英語: [dæʃ] (「ダァシュ」に近い)
  • イギリス英語: [dæʃ] (アメリカ英語と大きくは変わりませんが、若干短めに聞こえることがあります)

よくある発音ミス

  • “dash” の「ア」にあたる部分を長く伸ばしすぎる発音に注意。日本語の「ダッシュ」よりも短い音 [æ] のイメージです。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

  1. スペル: “dash” はシンプルですが、捨て字や重ね字はありません。 “dush” “dashe” などの間違いに注意。
  2. 同音異義語: “-” (hyphen) と混同しやすいが、 「dash」は句読点としてはもう少し長い記号(— or –) を指す。
  3. 短距離走と調味料の意味の区別: 文脈で判断。「ダッシュ」という和製英語でも「走る」の意味が強いので、料理の場面ではしっかり「a dash of ○○」などで覚えると混乱しにくい。
  4. 資格試験での出題例: TOEICや英検などでも “a dash of flavor” や “to dash to the station” といった熟語表現、句読点としての “-” / “—” の違いなどが問われることがあります。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

  • 「ダッシュ」は日本語でも「素早く走る」という響きで馴染みがあるので、そこから「短い距離を猛スピードで走る」「少量をぱっと加える」イメージを連想しやすいです。
  • 料理のときは「サッとひとふり」の感覚を思い浮かべると覚えやすいかもしれません。
  • スペルは “dash” と短く、「走るときもスッと短距離」というイメージでつなげると記憶に残りやすいでしょう。

以上が “dash” (名詞) の解説です。さまざまな場面でそれぞれ異なる意味をもつ単語ですので、状況に応じて使い分けてみてください。

意味のイメージ
dash
意味(1)

〈C〉《a~》(…への)突進,疾走(rush)《+at(for)+名》

意味(2)

《the~》短距離競走

意味(3)

《the~》(…に)打ちつける音《+against(on)+名》

意味(4)

〈C〉(元気・希望などを)くじくもの,(…の)障害《+to+名(do*ing*)》

意味(5)

〈C〉(混合・添加する)(…の)少量《+of+名》

意味(6)

〈U〉映気;(…する)気力《+to do》

意味(7)

〈C〉ダッシュ(一の符号)

意味(8)

〈C〉モールス信号の長音

復習用の問題

〈C〉《a~》(…への)突進,疾走(rush)《+at(for)+名》 / 《the~》短距離競走 / 《the~》(…に)打ちつける音《+against(on)+名》

He made a dash for the bus.

彼はバスを目指して懸命に走った。

英語 - 日本語

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