最終更新日
:2025/01/28
wound
IPA(発音記号)
解説
動詞 wound
を徹底解説
1. 基本情報と概要
単語: wound
品詞: 動詞 (他動詞)
発音: /wuːnd/ (名詞やこの動詞の形が同じつづりになる場合もあるので注意)
「wound」は「(人や動物を)傷つける、負傷させる」という意味を持つ動詞です。日本語では「傷つける」「負傷させる」という感じです。「相手に物理的、精神的なダメージを与える」ニュアンスがあります。
- 現在形: wound
- 三人称単数現在形: wounds
- 現在分詞・動名詞: wounding
- 過去形・過去分詞形: wounded
また、スペルは同じ「wound」でも「wind(巻く)」の過去形・過去分詞形として /waʊnd/ と発音されることがあります(例: wind → wound → wound)。ここでは「傷つける」意味の動詞としての wound
(/wuːnd/)を中心に説明します。
CEFRレベル: B2(中上級)
「wound」はニュース記事やフォーマルな文書などでも見かける単語なので、初級を終えて中上級あたりで知っておくと自然に使えるようになります。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- 特別な接頭語・接尾語はなく、語幹
wound
のみで成立している単語です。
詳細な意味
- 「(人や動物に)傷を負わせる、負傷させる」
物理的に刃物や銃などで怪我をさせる場合に使われます。 - 「感情的に傷つける」
心を傷つける表現として使われる場合もあり、ややフォーマルまたは文学的なニュアンスがあります。
派生語や類縁語
- wound (名詞): 「傷」「負傷」
同じつづりですが、名詞の場合も発音は /wuːnd/ です。 - wounded (形容詞): 「負傷した」「傷つけられた」
受動的に使われる場合が多いです(例: a wounded soldier)。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
- be seriously wounded(重傷を負う)
- be slightly wounded(軽傷を負う)
- war-wounded soldiers(戦争で負傷した兵士たち)
- wound someone’s pride(誰かのプライドを傷つける)
- fatal wound(致命傷)<名詞形と結びついて使われる>
- inflict a wound(傷を負わせる)
- heal a wound(傷を癒す)<名詞形と併せて>
- open up an old wound(昔の辛い記憶を再び傷つける)<イディオム的用法>
- be psychologically wounded(精神的に傷つく)
- wound one’s feelings(感情を傷つける)
3. 語源とニュアンス
語源
- 古英語の
wundian
が起源とされています。元々は「物理的に傷を負う、怪我をさせる」意味で用いられていました。
使用時のニュアンスや歴史的背景
- 古くから主に戦争の場面や怪我の描写など物理的な場面で使われることが多いです。近年では「心の傷」を表す比喩的用法もあり、文学などにもよく登場します。
カジュアルかフォーマルか
- 「wound」はややフォーマルまたは文語的な響きがあります。日常会話で「ケガをさせる」と言いたいときは “hurt” のほうが口語的で頻度が高いです。しかし、ニュースや医療系、軍事関連の文脈では “wound” のほうが自然です。
4. 文法的な特徴と構文
他動詞としての使い方
- 「誰かを傷つける」時に目的語を伴います。
- 例: “He wounded the enemy soldier.”
- 「誰かを傷つける」時に目的語を伴います。
受動態
- 「〜が傷を負わされる」という意味を表すときは
be wounded
を使います。 - 例: “He was wounded in the battle.”
- 「〜が傷を負わされる」という意味を表すときは
名詞との混同
- 同じスペル
wound
が名詞としても存在し(「傷」)、よく使われます。
- 同じスペル
フォーマル / カジュアル
- 繰り返しになりますが、カジュアルには “hurt” や “injure” が好まれる場合が多く、“wound” はよりフォーマル・書き言葉寄りの印象です。
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文 (3つ)
- “I don’t mean to wound your feelings, but I have to be honest.”
(気持ちを傷つけるつもりはないけど、本当のことを言わなくちゃいけないんだ。) - “That harsh comment really wounded my self-esteem.”
(あのきつい一言で自尊心がかなり傷ついた。) - “Be careful with that knife; you don’t want to wound yourself.”
(そのナイフには気をつけて。自分を傷つけないようにね。)
(2) ビジネスでの例文 (3つ)
- “The company’s reputation was wounded by the recent scandal.”
(最近のスキャンダルで、その企業の評判は傷ついた。) - “His remarks wounded the team’s morale during the meeting.”
(彼の発言は、ミーティング中にチームの士気を傷つけた。) - “We must ensure no one is emotionally wounded by this restructuring.”
(このリストラで誰も精神的に傷つかないようにする必要がある。)
(3) 学術的・公共の文脈での例文 (3つ)
- “Several civilians were wounded in the explosion, according to official reports.”
(公式発表によると、その爆発で数人の民間人が負傷した。) - “Historical records show that many soldiers were severely wounded in that battle.”
(歴史的記録によると、その戦いで多くの兵士が深刻な負傷を負った。) - “Research on trauma emphasizes how deeply one can be wounded by emotional abuse.”
(トラウマに関する研究は、感情的虐待によってどれほど深く傷つけられるかを強調している。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- hurt(傷つける)
- よりカジュアルで幅広い場面で使われる。身体的にも精神的にもOK。
- よりカジュアルで幅広い場面で使われる。身体的にも精神的にもOK。
- injure(負傷させる)
- 物理的なケガを表す時に圧倒的によく使われる。
- 物理的なケガを表す時に圧倒的によく使われる。
- harm(害を与える)
- 身体や心だけでなく、物質的なものなど幅広く「害を与える」ニュアンス。
- 身体や心だけでなく、物質的なものなど幅広く「害を与える」ニュアンス。
- damage(損傷させる)
- 物や名誉などに対しても使えるが、人間の身体的負傷にはあまり使わない。
反意語
- heal(治す、癒す)
「wound」は「傷を与える」イメージ、対して「heal」は「傷を癒やす」という逆の意味を表します。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /wuːnd/ (動詞および名詞「傷」の場合)
- 強勢(アクセント)は一つめの音節 “wuː” にあります。
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはありませんが、母音の長さ /uː/ をしっかり伸ばす点に注意しましょう。
- よくある間違い: 「wind(巻く)」の過去形・過去分詞形 “wound” は /waʊnd/ という異なる発音なので混同しやすいです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペリングと発音のギャップ
- つづりは同じ
wound
でも、意味・発音が異なるケース(「巻いた」「負傷させる」)があるので注意。
- つづりは同じ
- 可算名詞・不可算名詞との混同
- 名詞
wound(傷)
は可算名詞として扱われる(多くの場合 “wounds”)。
- 名詞
- 試験対策
- TOEICや英検などで、語い問題に出ることがあります。特に “wounded” という形容詞や “be wounded” の受動態表現が読解問題に出やすいです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「wound = 傷を負わせる」と覚えるには、“ウーン...(痛そう)” → “傷を負わされたイメージ” と音で覚えるのも一つの手です。
- 「名詞の wound(ウーンンド)」と動詞の “wound” は同じ発音なので、セットで覚えておくと使いやすいでしょう。
- 「wind/wound」のような発音違いにも注意。熟語や例文を音読して、「負傷」なのか「巻く(過去形)」なのかを場面ごとに区別すると記憶に定着しやすいです。
以上が動詞 wound
の詳細解説です。同じスペルでも違う意味・発音のケースがあるややこしい単語ですが、ぜひ例文を通して使い方をマスターしてください。気をつけて正しい場面で役立てましょう。
意味(1)
…‘を'負傷させる
意味(2)
〈感情など〉‘を'傷つける,〈人〉‘の'感情などを傷つける
復習用の問題
英語 - 日本語
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