protest
(…に対して,…について)抗議をする,異議を申し立てる《+about(against)+名(doing)+at(to)+名》 / (不信に対して,また不満・反対があって)…‘を'主張する,断言する / 《米》…‘に'坑議する(protest against)
1. 基本情報と概要
単語: protest
品詞: 動詞 (他に名詞形もあり)
意味(英語): to express strong disagreement or disapproval about something, often publicly
意味(日本語): 何かに対して強い反対や抗議の意志を示すこと
「protest」は、何らかの行為・決定・状況などに対して「抗議する」「反対を表明する」というニュアンスの動詞です。デモをしたり、口頭や書面で表明したり、SNS上で意見を発信したりと、幅広い場面で使われます。
活用形:
- 現在形: protest
- 過去形: protested
- 過去分詞形: protested
- 現在分詞形: protesting
- 現在形: protest
他の品詞形:
- 名詞形: protest (「抗議」「デモ」などの意味)
- 例: They held a protest against the new law.(新しい法律に対して抗議デモを行った)
- 名詞形: protest (「抗議」「デモ」などの意味)
CEFR レベルの目安: B2(中上級)
- 多少専門的な内容も含む文章やニュースで頻繁に登場し、社会問題や政治の文脈でよく使われる単語です。初級者にとってはやや難しいかもしれませんが、時事ニュースなどを読む際に理解しておくと便利です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 「pro」の部分は「前に」「前方に」というニュアンスを含みます。
- 「test」は「証言する」「証明する」というラテン語の語源(testari)に関連します。
- 元々は「公に証言する」イメージから、現代では「公に異議を唱える」意味へ発展しました。
- 「pro」の部分は「前に」「前方に」というニュアンスを含みます。
派生語・類縁語:
- protester(名詞): 抗議者
- protestation(名詞): (正式な) 抗議や主張
- protestful(形容詞・ややマイナー): 抗議の意思を必死で表明する様子
- protester(名詞): 抗議者
コロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10語)
- hold a protest → 抗議デモを行う
- protest against injustice → 不正に対して抗議する
- peaceful protest → 平和的な抗議
- protest loudly → 大声で抗議する
- formally protest → 公式に抗議する
- protest march → 抗議行進
- protest letter → 抗議文
- protest strongly → 強く抗議する
- mass protest → 大規模抗議行動
- street protest → 街頭での抗議行動
- hold a protest → 抗議デモを行う
3. 語源とニュアンス
語源:
ラテン語の “protestari” に由来し、「公に述べる」「証言する」という意味がありました。そこから英語に入り、「反対意見を公に強く示す」意味へと発展しました。ニュアンス・使用時の注意点:
- 「protest」は単に意見を述べるというより、強い反対や不満を表すときに使う言葉です。
- 感情的な響きがある場合もあり、デモや書面での「抗議」といった公的でフォーマルな場面から、個人的に声をあげるカジュアルなシーンにも使えます。
- ただし、公の場面では「抗議活動」を想起させやすく、文書やスピーチでは厳粛な響きがあります。
- 「protest」は単に意見を述べるというより、強い反対や不満を表すときに使う言葉です。
4. 文法的な特徴と構文
文法上のポイント:
- 「protest」は主に他動詞として使われ、「He protested the decision.」のように目的語を直接取ることができます。
- 同時に「He protested against the decision.」のように前置詞 “against” を用いる使い方も一般的です。場合によっては「He protested to the chairman.」などの形で抗議の相手にフォーカスする用法もあります。
- 名詞として使う場合は可算名詞で「a protest / the protest」と冠詞をつけるのが一般的です。
- 「protest」は主に他動詞として使われ、「He protested the decision.」のように目的語を直接取ることができます。
一般的な構文例:
- protest + 目的語: “They protested the policy.”
- protest against + 名詞: “They protested against the decision.”
- protest that + 文: “She protested that she had done nothing wrong.”
- protest + 目的語: “They protested the policy.”
フォーマル/カジュアルな違い:
- フォーマル: 文書や公的な集会での表明 (例: “We hereby protest against the proposed legislation.”)
- カジュアル: 個人が口頭で意見を述べる際 (例: “I have to protest—I think this plan is unfair.”)
- フォーマル: 文書や公的な集会での表明 (例: “We hereby protest against the proposed legislation.”)
5. 実例と例文
(A) 日常会話での例文
- “I must protest—this is completely unfair!”
(抗議させてもらうけど、これはまったく不公平だよ!) - “She protested when her parent took her phone away.”
(親が彼女のスマホを取り上げたとき、彼女は抗議した。) - “My friends plan to protest if the ticket prices go up again.”
(友人たちはチケット代がまた上がったら抗議するつもりだ。)
(B) ビジネスシーンでの例文
- “Our employees are planning to protest the sudden change in working hours.”
(従業員たちは勤務時間の突然の変更に抗議するつもりだ。) - “He officially protested against the breach of contract.”
(彼は契約違反に対して正式に抗議を申し立てた。) - “The labor union protested that the new policy would reduce wages.”
(労働組合は、その新しい方針が賃金を下げるものだと抗議した。)
(C) 学術的・公的な文脈での例文
- “Scholars have publicly protested the government’s restrictions on academic freedom.”
(学者たちは政府による学問の自由への制限に対して公に抗議している。) - “Several environmental groups protested the construction of the new factory.”
(いくつかの環境団体が新しい工場の建設に抗議した。) - “Amnesty International often protests human rights violations around the world.”
(アムネスティ・インターナショナルは世界各地の人権侵害に対してしばしば抗議活動を行っている。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- oppose(反対する)
- 「protest」と同様に「反対の意」を表すが、必ずしも公に抗議するニュアンスではない。
- 「protest」と同様に「反対の意」を表すが、必ずしも公に抗議するニュアンスではない。
- object(異議を唱える)
- 口頭や文書で反対を示すときに使われるが、formal な場面で法的・議論的に使われることが多い。
- 口頭や文書で反対を示すときに使われるが、formal な場面で法的・議論的に使われることが多い。
- complain(不満を言う)
- 個人的な不満にも使われるカジュアルな表現。必ずしも公に抗議するわけではない。
- 個人的な不満にも使われるカジュアルな表現。必ずしも公に抗議するわけではない。
- oppose(反対する)
反意語 (Antonyms)
- agree(同意する)
- approve(賛成する)
- agree(同意する)
「protest」は「何かしらのアクションを伴って強く拒否・抗議する」という意味合いが強いのに対し、「complain」はもっと軽い日常的な不満、「oppose」は単なる反対・意見の相違を含むなど、それぞれニュアンスが異なります。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA) [動詞の場合]: /prəˈtɛst/
- アクセントの位置:
- 動詞: 「pro-TEST」で後ろにアクセントが置かれます。
- 名詞: 「PRO-test」で前にアクセントが置かれます。
- 動詞: 「pro-TEST」で後ろにアクセントが置かれます。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- アメリカ英語: /prəˈtɛst/(カタカナ表記だと「プロテスト」)
- イギリス英語: /prə(ʊ)ˈtɛst/(「プロウテスト」に近い音)
- アメリカ英語: /prəˈtɛst/(カタカナ表記だと「プロテスト」)
- よくある発音ミス:
- 名詞と動詞のアクセントが逆になる。意味の取り違いにもつながるので注意が必要です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “protset” “proteset” など、t や s の位置を間違えやすいので気をつけましょう。
- 動詞と名詞のアクセント誤用: 動詞なのに “PRO-test” と読んでしまったり、名詞なのに “pro-TEST” としてしまうミスが多いです。
- 前置詞の使い分け: “protest against + 名詞” を忘れがち。目的語をとるときは前置詞なしでも可能。
- 試験対策: TOEIC や英検などで、「抗議文を書く」「反対意見を述べる」といった文脈で出題されることがあります。文脈に合わせて前置詞の用法にも注意を払いましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚え方のイメージ:
- 「pro-(前へ) + test(証言する) = 前に出て声を上げる」というイメージで覚えると、「公に抗議する」というニュアンスを思い出しやすいです。
- 「pro-(前へ) + test(証言する) = 前に出て声を上げる」というイメージで覚えると、「公に抗議する」というニュアンスを思い出しやすいです。
- スペリングのポイント:
- 「pro + test」で区切るとスペリングが覚えやすい。
- 「pro + test」で区切るとスペリングが覚えやすい。
- 勉強テクニック:
- ニュース映像やSNSなどでデモやストライキの話題が出たら、“protest” の用例を意識して確認すると実感を伴って学習できます。
以上が、動詞「protest」の詳細解説です。日常会話でもビジネスや公的な場面でも使える重要な単語なので、前置詞との組み合わせや名詞とのアクセントの違いに気をつけながら、しっかりマスターしましょう。

(…に対して,…について)抗議をする,異議を申し立てる《+about(against)+名(do*ing)+at(to)+名*》
(不信に対して,また不満・反対があって)…‘を'主張する,断言する
《米》…‘に'坑議する(protest against)
復習用の問題
(…に対して,…について)抗議をする,異議を申し立てる《+about(against)+名(doing)+at(to)+名》 / (不信に対して,また不満・反対があって)…‘を'主張する,断言する / 《米》…‘に'坑議する(protest against)
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