next door
1. 基本情報と概要
単語: next door
品詞: 副詞(場合によっては形容詞的に使われることもある)
意味(英語): “in or to the house or building next to yours”
意味(日本語): 「隣の家や建物に(で/へ)」という意味です。たとえば「お隣さんのところで起こった」「お隣の家へ行く」といった状況で使われます。とても口語的で、カジュアルな表現です。
- 「next door」は「隣の家(に/へ)」を表す副詞として使われますが、形容詞的に「next-door neighbor(隣の人)」のように使われるときもあります。
- 活用形としては、特別な変化形はありません(副詞+名詞構成なので、動詞のような活用はありません)。
- 形容詞的用法の一例: next-door (隣に住む、直後の) という形で、修飾語として使います。
CEFRレベルの目安:
- B1(中級)レベル: 日常の会話でよく用いられ、意味もわかりやすい単語です。中級レベルの学習者にとっても比較的習得しやすいでしょう。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 「next」(形容詞・副詞) + 「door」(名詞) の組み合わせによって生まれた熟語的な表現です。
- 接頭語・接尾語というよりは、2つの単語が連結して独自の意味(隣の家・隣の建物に)を成しています。
派生語・類縁語:
- next-door neighbor: 「お隣さん」
- door-to-door: 「家から家へ」「訪問販売の」など、doorという語を使った表現の一例
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
- live next door (お隣に住む)
- the people next door (隣に住む人々)
- come from next door (隣からやってくる)
- knock on the door next door (隣のドアをノックする)
- hear noises from next door (隣からの物音を聞く)
- the house next door (お隣の家)
- go (over) next door (隣の家へ行く)
- next-door neighbor (お隣さん)
- rent the apartment next door (隣のアパートを借りる)
- across the hallway next door (廊下越しの隣)
3. 語源とニュアンス
語源:
- 「next」は古英語「nēhsta」からの由来で、「最も近い」や「次の」という意味を持ちます。
- 「door」は同じく古英語「dor」からの派生で、「開口部」や「出入口」という意味。
- 古くから「next to one’s door」(自分のドアの隣)という形で使われてきたものが短縮されて「next door」と定着したと考えられています。
ニュアンス・使用時の注意点:
- 「next door」はカジュアルな日常表現であり、フォーマルな文章の中でも使えなくはないですが、やや口語的な響きがあります。
- 「隣接している家や建物」を指すので、物理的にとても近い距離感を伴います。
4. 文法的な特徴と構文
副詞的用法
- 例: “He lives next door.”
- 「(彼は)隣に住んでいる。」という副詞の働きをします。
- 例: “He lives next door.”
形容詞的用法(連結した形): next-door
- 例: “She is my next-door neighbor.”
- 「彼女は私のお隣さんです。」という形で使われます。
- 例: “She is my next-door neighbor.”
フォーマル/カジュアル:
- 主に口語で非常にカジュアル。フォーマルな文書では “in the adjacent building” などに言い換えることもあります。
可算・不可算等の区別
- 「next door」は副詞句や形容詞句として扱われるため、可算・不可算の区別は当てはまりません。
5. 実例と例文
(A) 日常会話での例文(3つ)
“I heard some music coming from next door last night.”
「昨夜、隣から音楽が聞こえてきたよ。」“They just moved in next door, so I haven’t met them yet.”
「隣に引っ越してきたばかりだから、まだ会ってないんだ。」“I think the kids next door are having a birthday party.”
「お隣の子どもたちが誕生日パーティーをしているみたい。」
(B) ビジネスシーンでの例文(3つ)
“Our sister company is located next door to the main office.”
「私たちのグループ企業は、本社の隣にあります。」“Could you ask the team next door if they have any spare chairs?”
「隣のチームに、予備の椅子があるか聞いてもらえますか?」“The conference room next door is already booked for the afternoon.”
「隣の会議室は午後はもう予約済みです。」
(C) 学術的な文脈での例文(3つ)
“The lab next door specializes in robotics research.”
「隣の研究室はロボット工学の研究を専門にしています。」“We can collaborate with the department next door on this project.”
「このプロジェクトでは、隣の学科と協力できます。」“The library next door holds a rare collection of medieval manuscripts.”
「隣の図書館には、中世写本の貴重なコレクションがあります。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- “nearby” (近くに)
- 「近場に」という広い意味で使われます。必ずしも隣とは限らないため、距離感がややあいまい。
- 「近場に」という広い意味で使われます。必ずしも隣とは限らないため、距離感がややあいまい。
- “adjacent” (隣接している)
- フォーマルな表現で、建物や土地がすぐ隣に位置している場合に使われます。
- “nearby” (近くに)
反意語
- “far away” (遠くに)
- “distant” (遠方の、遠い)
- “far away” (遠くに)
上記のように “next door” は物理的な隣を強調しますが、 “nearby” はそれより少し広い距離感を指し、“adjacent” はフォーマルでやや堅い印象を与えます。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /ˌnɛkst ˈdɔːr/ (イギリス英語), /ˌnɛkst ˈdɔːr/ または /nɛks(t) dɔɚ/ (アメリカ英語)
- アクセント: “next” と “door” の両方が強めに発音される傾向がありますが、あえてどちらかに強勢を置く場合、「nèxt dóor」のようになります。
- よくある間違い:
- “door” の発音を「ドーァ」のようにあいまいにしてしまう。
- “next” の[t]を弱く発音しすぎる、または省略して “nex door” のようにしてしまう。
- “door” の発音を「ドーァ」のようにあいまいにしてしまう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “nextdoor” と続けて書いてしまうミスが起こりやすいですが、基本的には2語で表記します。形容詞的に「next-door」とハイフンを入れることはあります。
- 他の語との混同: “next store” (次の店) とスペリングを間違えてしまうことがありますが、意味が全く異なるので要注意。
- 試験対策:
- TOEICや英検などでは、比較的初級~中級レベルで出題されやすく、日常会話やEメールの文脈でよく登場します。
- 短い熟語ですが、文意が大きく変わるので文中の場所や周囲の文脈に注意して問題を解く必要があります。
- TOEICや英検などでは、比較的初級~中級レベルで出題されやすく、日常会話やEメールの文脈でよく登場します。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “next door” = 「次のドア」という直訳から、「お隣のドア」→「隣の家・建物」という連想をすると覚えやすいです。
- 短いフレーズなので、隣人にあいさつをする場面やイメージ写真などと一緒に覚えるのも効果的。
- “door” と “doorway” の違いなど、関連語と結びつけてみる習慣も記憶を助けます。
以上が「next door」の詳細な解説です。ぜひ日常会話やビジネスシーンでも使ってみてください。
復習用の問題
英語 - 日本語
- 項目の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 項目の新規作成を審査する
- 項目の編集を審査する
- 項目の削除を審査する
- 重複の恐れのある項目名の追加を審査する
- 項目名の変更を審査する
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
- 決定に必要な投票数 - 1
- 例文の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 例文の編集を審査する
- 例文の削除を審査する
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
- 決定に必要な投票数 - 1
- 問題の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 決定に必要な投票数 - 1