land
(…に)〈飛行機などが〉着陸(着水)する《+at(in, on)+名》 / (…に)〈船が〉着岸する,陸づけする《+at(in)+名》 / (…に)〈人が〉船から上陸する《+at(in, on)+名》 / (ある所・物に)〈物が〉当たって止まる;〈鳥が〉舞い降りる《+at(in, on)+名》 / (悪い状態に)なる,陥る《+up in+名》 / 《話》〈職・賞など〉‘を'得る,獲得する
1. 基本情報と概要
単語: land
品詞: 動詞 (他に名詞としても使用されます)
「land」は英語で「着陸する、上陸する、達する」などを意味する動詞です。
日本語では、「着地する」「降り立つ」「到達する」などと訳されます。飛行機が滑走路に「着陸する」イメージや、人が目的地に「辿り着く」イメージとして使われる単語です。割とよく使われる動詞で、ふだんの会話でも耳にする機会があります。
活用形:
- 原形: land
- 三人称単数現在形: lands
- 現在分詞/動名詞: landing
- 過去形・過去分詞: landed
- 原形: land
品詞転換例:
- 名詞形: a piece of land (土地) – ただし「land」の名詞形はもともと同じつづりです。
- 派生語: 「landed (形容詞)」→「土地を所有する」「定住している」という形容詞で使われることがあります。
- 名詞形: a piece of land (土地) – ただし「land」の名詞形はもともと同じつづりです。
CEFRレベル: B1 (中級)
- 日常的に使われる語で、ある程度英語を学んでいるときには覚えておくと便利な単語です。
2. 語構成と詳細な意味
「land」は構成上、特に顕著な接頭語や接尾語は含まれていませんが、語源はゲルマン語系に由来し、「土地」「大地」をあらわす要素を持ちます。
もともと「土地」を意味する名詞から派生して、「(どこかに)到着する」「(陸に)上がる」という動作動詞となりました。
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- land a plane → 飛行機を着陸させる
- land on the runway → 滑走路に着陸する
- land safely → 無事に着地する
- land a job → 仕事をうまく手に入れる
- land in trouble → トラブルに巻き込まれる
- land on one’s feet → うまく切り抜ける(直訳は「自分の足で着地する」)
- land at the airport → 空港に着く
- land an opportunity → チャンスを獲得する
- land a punch → パンチを当てる
- land a blow → 一撃をくらわす
3. 語源とニュアンス
- 語源: 古英語の”land”からきており、「地面」「国土」といった意味を持っていました。そこから「大地に下りる・到着する」といった意味が転じて動詞として使われるようになりました。
- ニュアンス:
- 「着地する」「(苦労の末)辿り着く」というイメージが強いです。
- 比喩的に「手に入れる」「取り付ける」という意味合い(land a deal、land a jobなど)としても自然に使われます。
- 「着地する」「(苦労の末)辿り着く」というイメージが強いです。
- 口語/文章の区別: 比較的カジュアルな場面からフォーマルな場面まで幅広く用いられますが、ビジネスの場でも「land a contract(契約を取る)」などの表現はよく使われます。
4. 文法的な特徴と構文
他動詞/自動詞の使い分け:
1) 自動詞として使う場合: 「(飛行機や人が)着地する」など- 例: The plane landed safely. (飛行機は無事に着陸した)
2) 他動詞として使う場合: 「(飛行機を)着陸させる」「(契約を)取る」など - 例: The pilot landed the plane. (パイロットは飛行機を着陸させた)
- 例: The plane landed safely. (飛行機は無事に着陸した)
一般的な構文例:
- land + 場所: 「ある場所に着陸・到着する」
- land + 目的語 (仕事・契約など): 「~を取る/獲得する」
- land + 場所: 「ある場所に着陸・到着する」
5. 実例と例文
(1) 日常会話例
- “My plane lands at 5 PM, so I’ll meet you at the airport.”
(私の飛行機は午後5時に着くから、空港で待ち合わせしよう。) - “I can’t believe I finally landed a spot in the cooking class!”
(ついに料理教室の席を確保できたなんて信じられない!) - “When the bus lands at the terminal, please stay seated until the driver gives the go-ahead.”
(バスがターミナルに到着したら、運転手が指示を出すまで席についていてください。)
(2) ビジネス例
- “We managed to land a major contract with that new client.”
(新しいクライアントとの大口契約を獲得できた。) - “If we can land this deal, our quarterly figures will look great.”
(もしこの取引をモノにできれば、今期の業績はすごく良くなるでしょう。) - “He landed a great job at a tech startup.”
(彼はテック系のスタートアップでとても良い仕事を手に入れた。)
(3) 学術的な文脈例
- “Researchers often land in remote areas to study local ecosystems.”
(研究者たちはよく遠隔地に行き、現地の生態系を調査する。) - “The spacecraft successfully landed on Mars for further exploration.”
(その宇宙船はさらに探査を進めるために火星への着陸に成功した。) - “After extensive debate, scholars landed on a consensus regarding the theory.”
(幅広い議論の末、学者たちはその理論に関して合意に達した。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- arrive (到着する)
- 「arrive」は単に「到着する」を表しますが、「land」は「(上空から)着陸する」ニュアンスや「苦労して辿り着く」「得る」ニュアンスを持ちやすい点が異なります。
- 「arrive」は単に「到着する」を表しますが、「land」は「(上空から)着陸する」ニュアンスや「苦労して辿り着く」「得る」ニュアンスを持ちやすい点が異なります。
- touch down (着陸する)
- 「land」とほぼ同義。特に飛行機が「接地する」というニュアンスが強調されます。
- 「land」とほぼ同義。特に飛行機が「接地する」というニュアンスが強調されます。
- secure (確保する/手に入れる)
- 「land a deal」のように「契約を取り付ける」を「secure a deal」ということがあります。ニュアンスは類似していますが、「secure」はよりフォーマルな響き。
- 「land a deal」のように「契約を取り付ける」を「secure a deal」ということがあります。ニュアンスは類似していますが、「secure」はよりフォーマルな響き。
- arrive (到着する)
反意語
- take off (離陸する)
- 「離陸する」の意味で、「land」に対しての明確な反義語としてよく使われます。
- 「離陸する」の意味で、「land」に対しての明確な反義語としてよく使われます。
- take off (離陸する)
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /lænd/
- 強勢(アクセント): “land” は 1 音節なのでアクセントはそのまま最初の “l” 音から発音されます。
- アメリカ英語とイギリス英語:
- アメリカ英語: /lænd/ (「ラァンド」寄り)
- イギリス英語: /lænd/ (ほぼ同じ発音ですが、若干口の開き具合や母音の長さに差があります)
- アメリカ英語: /lænd/ (「ラァンド」寄り)
- よくある発音の間違い: /r/ と間違えて「ランドゥ」とならないよう注意。短い母音「æ」の発音を意識しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “land” を “l and” と切ってしまったり、余計な文字を足してしまったりしないように気をつけましょう。
- 同音異義語: ほぼ同音異義語はありませんが、“lend” (お金を貸す) と似ているので聞き間違い・言い間違いに注意。
- 試験対策: TOEICや英検などでは、特にビジネス文脈で「land a deal」「land a job」などの表現が出題される可能性があります。類似表現“secure a deal” とのペアで覚えるのも効果的です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「land」は「大地を獲得する」イメージで覚えると、「飛行機が地面に降りた」「契約をものにした」といった「得る・到達する」感覚がしっかりイメージできます。
- スペリング的には「l + and」で「l」の後に「and(~と)」が隠れていると考えると覚えやすいかもしれません。短い単語なので、何度も発音・書き取りして定着させましょう。
以上が動詞「land」の詳細解説になります。ぜひ日常会話からビジネスシーンまで、いろいろな場面で使ってみてください。

(…に)〈飛行機などが〉着陸(着水)する《+at(in, on)+名》
(…に)〈船が〉着岸する,陸づけする《+at(in)+名》
(…に)〈人が〉船から上陸する《+at(in, on)+名》
(ある所・物に)〈物が〉当たって止まる;〈鳥が〉舞い降りる《+at(in, on)+名》
(悪い状態に)なる,陥る《+up in+名》
(…に)〈飛行機など〉‘を'着陸させる《+名+at(in, on)+名》
(…に)〈人・貨物など〉‘を'上陸させる,陸揚げさせる《+名+at(in, on)+名》
(悪い状態に)〈人〉‘を'陥らせる《+名+in+名》
(陸・船内に)〈魚〉‘を'引き(釣り)上げる
《話》〈職・賞など〉‘を'得る,獲得する
復習用の問題
(…に)〈飛行機などが〉着陸(着水)する《+at(in, on)+名》 / (…に)〈船が〉着岸する,陸づけする《+at(in)+名》 / (…に)〈人が〉船から上陸する《+at(in, on)+名》 / (ある所・物に)〈物が〉当たって止まる;〈鳥が〉舞い降りる《+at(in, on)+名》 / (悪い状態に)なる,陥る《+up in+名》 / 《話》〈職・賞など〉‘を'得る,獲得する
英和辞書

- 項目の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 項目の新規作成を審査する
- 項目の編集を審査する
- 項目の削除を審査する
- 重複の恐れのある項目名の追加を審査する
- 項目名の変更を審査する
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
- 決定に必要な投票数 - 1
- 例文の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 例文の編集を審査する
- 例文の削除を審査する
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
- 決定に必要な投票数 - 1
- 問題の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 決定に必要な投票数 - 1