英和辞書

strongly

/ˈstrɔŋ.li/

副詞

強く,激しく / 熱心に

このボタンはなに？

She strongly believes in the power of education.

彼女は教育の力を強く信じています。

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解説

以下では、「strongly」という英単語について、多角的に解説していきます。

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1. 基本情報と概要

英単語: strongly

品詞: 副詞 (adverb)

意味（英語）: in a strong or forceful way

意味（日本語）: 強く、力強く、断固として

「strongly」は、物事を力強く行ったり、意見をはっきりと主張したりするときに使われます。「強く主張する」「断固として反対する」のように「はっきりとした強さ・力」を伴った行動や感情を表現する場合によく用いられます。

活用形

副詞なので、形そのものの変化はありません。動詞の時制などに合わせて形が変わることはありません。

他の品詞の例

• 形容詞: strong (強い)
  


• 名詞: strength (強さ)
  


• 比較級: stronger (より強い)
  


• 最上級: strongest (最も強い)

CEFRレベルの目安

B2（中上級）：かなり幅広い表現を使って会話できるレベル。

“strongly”は文章や会話の中で意見を主張したり、感情・行動の度合いを強めるためによく使われるため、中上級以上の学習者が積極的に身に付けたい語彙といえます。

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2. 語構成と詳細な意味

語構成

• 語幹: strong (形容詞・強い)
  


• 接尾辞: -ly (形容詞を副詞化する一般的な接尾辞)
  

このように「strong」に副詞化の接尾辞「-ly」が付加されて「strongly」という副詞になっています。

派生語・類縁語

• strong (形容詞): 強い
  


• strength (名詞): 強さ
  


• strengthen (動詞): 強化する
  

よく使われるコロケーション（共起表現）10選

1. strongly recommend → 強く勧める
   


2. strongly believe → 強く信じる
   


3. strongly oppose → 強く反対する
   


4. strongly support → 強く支持する
   


5. strongly suggest → 強く示唆する／強く提案する
   


6. strongly encourage → 強く奨励する
   


7. strongly deny → 強く否定する
   


8. strongly object (to) → （～に）強く反対する
   


9. strongly advise → 力強く助言する／強く忠告する
   


10. strongly endorse → 強く承認する／支持する
    

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3. 語源とニュアンス

語源

• 「strong」という単語は古英語の “strang” から由来しており、「力強い」「堅固な」を意味していました。
  


• 副詞形の “-ly” は古くから形容詞を副詞へと変化させる標準的な接尾辞で、動作や状態に「～のように」「～の仕方で」といった意味合いを持たせます。

ニュアンス・使用時の注意点

• 「物理的・心理的に強い」という意味に加えて、「断固たる態度」「確信を持って」というニュアンスを伝えたいときに使われます。
  


• フォーマルな文章からカジュアルな会話まで幅広く使われますが、「非常に強い賛成・反対」というような主張をするときに特に適しています。
  


• 意見表明や論文、公式の場面などでよく用いられるため、「堅い印象」や「はっきりとした意思」を示すのに効果的です。

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4. 文法的な特徴と構文

• 副詞として、主に動詞を修飾し、「どのように行うか」を表します。
  


• 「strongly + 動詞」の形で「強く～する」の意味を作ります。
  
  
  
  • 例: I strongly believe (私は強く信じています)
    
  
  


• 副詞なので、可算・不可算の区別はなく、主語や複数形になることもありません。

イディオムや構文例

• “to feel strongly about something” → 何かについて強く感じる／強い感情・意見を持つ
  


• “speak strongly against” → ～に対して強く反対意見を述べる
  

フォーマル、カジュアルどちらの文章でも用いられますが、主張がはっきり伝わるため、ビジネスや公式の発言でよく使われます。

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5. 実例と例文

ここでは日常会話・ビジネス・学術的な文脈それぞれ3つずつ、計9例を示します。

1) 日常会話

1. “I strongly recommend trying the new café down the street. The coffee is amazing.”
   
   （あそこの通りに新しくできたカフェ、すごくおすすめだよ。コーヒーが最高なんだ。）




2. “She strongly believes that daily exercise helps relieve stress.”
   
   （彼女は毎日の運動がストレスを和らげると強く信じている。）




3. “I strongly suggest you wear a jacket; it’s going to be cold tonight.”
   
   （今夜は寒くなるから、ジャケットを着た方がいいよ。）

2) ビジネス

1. “We strongly advise all employees to update their passwords regularly.”
   
   （私たちはすべての従業員に、定期的にパスワードを変更するよう強く推奨します。）




2. “I strongly recommend finalizing the contract before the end of this quarter.”
   
   （今四半期が終わる前に契約をまとめることを強くお勧めします。）




3. “They strongly oppose the merger plan due to potential conflicts of interest.”
   
   （利益相反が起こる可能性があるため、彼らは合併計画に強く反対しています。）

3) 学術的な文脈

1. “The study strongly indicates a correlation between the two variables.”
   
   （その研究は、これら2つの変数の相関を強く示唆している。）




2. “Experts strongly argue that more data is required to confirm the hypothesis.”
   
   （専門家たちは、この仮説を確認するにはさらなるデータが必要だと強く主張している。）




3. “The results strongly support the validity of the proposed model.”
   
   （その結果は、その提案されたモデルの妥当性を強く支持している。）

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6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)

1. firmly (しっかりと)
   


2. powerfully (力強く)
   


3. forcefully (強引に、力強く)
   


4. emphatically (強調して、断固として)
   


5. wholeheartedly (心から、全身全霊で)

• 「firmly」や「powerfully」は物理的な力に焦点を当てる感じ、「emphatically」は「強調する」ニュアンスがより強いなど微妙な違いがあります。

反意語 (Antonyms)

1. weakly (弱々しく)
   


2. faintly (かすかに)
   

• 「weakly」は文字通り弱々しく力強さがないイメージ、「faintly」はかすかに表現する感じで、「はっきりしない」ニュアンスを持ちます。

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7. 発音とアクセントの特徴

• 発音記号 (IPA)

  
  
  • イギリス英語(BrE): /ˈstrɒŋ.li/
    
  
  
  • アメリカ英語(AmE): /ˈstrɔːŋ.li/ または /ˈstrɑːŋ.li/
  
  



• アクセント（強勢）の位置: 単語の最初の音節 “STRONG” に強勢がきます。




• よくある発音の間違い: “strong” を「ストロン」ではなく、舌を奥に引いて「ストロング」に近い音で発音し、後半の “-ly” をはっきり発音するように注意します。

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8. 学習上の注意点・よくある間違い

1. スペリングミス: “strogly” や “stronlgy” といった誤字が起こりやすいです。綴りは「str + ong + ly」であることを覚えましょう。
   


2. 同音異義語と混同は少ない単語ですが、語尾の “-ly” を落として “strong” と書かないように注意します。
   


3. 試験対策 (TOEIC・英検など): 意見を述べる設問や、主張を強調するような文章中で頻出します。“recommend strongly” など慣用的フレーズを覚えておくと役立ちます。

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9. 記憶に残るヒントやイメージ

• 「strong + ly」で「強く」という意味を補強しているイメージを持つと覚えやすいです。
  


• 日本語の「強く」というイメージを思い浮かべ、そのまま英語の表現に転換すると自然に使いこなしやすいです。
  


• 「S + strongly + V（意見や行動を強調）」という構文をまとめて覚えると便利です。

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以上が副詞「strongly」の詳細解説です。「物事を強く主張する」「はっきりとした力で行動する」など、意見や行為に強さを添えるときに便利な表現なので、ぜひ活用してみてください。

意味のイメージ

意味（1）

強く,激しく

意味（2）

熱心に