最終更新日 :2025/01/27

story

【名/C】(建物の)『階』 / 《集合的に》同じ階の部屋全部

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解説

1. 基本情報と概要

単語: story

品詞: 名詞 (countable noun)

意味 (英語):


  • A narrative or account of imaginary or real events, often told for entertainment or information.

意味 (日本語):


  • 物語、または出来事や事件などを語るストーリーのことです。

    「誰かに話を聞かせるときに使ったり、本や映画などの物語を指したりするときに使います。実話でも架空の物語でもOKです。」

活用形:


  • 単数形: story

  • 複数形: stories

他の品詞形:


  • 形容詞形については直接の派生語はありませんが、形容詞的に使われるフレーズとして “story-like (物語のような)” などが作られることはあります。

  • 「ストーリーを語る」という動詞として直接 “to story” は一般的ではなく、通常は “to tell a story” のような表現をします。

CEFRレベル (目安): A2 (初級)


  • A2:基本的な日常表現を理解し、簡単なやり取りができるレベルなので、「story」は初級の学習者でもよく登場する頻出語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • 接頭語・接尾語はありません。

  • 語幹: story (ラテン語の “historia” が由来)

派生語や類縁語:


  • history(歴史): 語源的には「物語を記録したもの」から転じた言葉。

  • storybook(物語の本): 物語が書かれた本。

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. tell a story(物語を語る)

  2. short story(短編小説)

  3. true story(本当の話)

  4. fake story(偽りの物語)

  5. cover story(特集記事)

  6. news story(ニュース記事)

  7. bedtime story(寝る前に読むお話)

  8. backstory(キャラクターや出来事の背景情報)

  9. story arc(物語の起承転結・ストーリーアーク)

  10. long story short(手短に言うと)


3. 語源とニュアンス

語源:


  • 中英語の “storie” より。さらに古フランス語の “estorie” やラテン語 “historia” を経由。

  • 元々は「物語られた出来事」や「歴史的事実の記録」のニュアンスがありました。

ニュアンス・使用場面:


  • 小説や映画などの物語から、実際の体験談まで幅広く使われます。

  • 口語でもフォーマルでも、どちらの文脈でも登場する言葉です。

  • 「モノの由来や背景を説明する」といったニュアンスもあるため、オフィシャルなプレゼンテーションでも使われます。

  • 「話半分」や「作り話」のような、やや感情的・比喩的に「お話」を指す場合にも用いられます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: story は数えられる名詞です。1つのストーリー、2つのストーリーといった形で扱います。

  • 構文:


    • “tell + 人 + a story” (人に物語/話をする)

    • “read a story to + 人” (人に物語を読む)

    • “the story of + 名詞” (〜の物語)


  • 文章・口語での使われ方:


    • どちらでも使われますが、カジュアルな会話では「~の話しをしてあげるよ」として “I’ll tell you a story.” のように頻出します。

    • フォーマルな文書でも “This report tells the story of how we improved our business process.” のように使用できます。


  • 他の意味(米英の違い):


    • アメリカ英語では “story” が建物の「階」を表すこともあります(例: a two-story building)。イギリス英語では「階」を “storey” と綴ります。



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I have a funny story to tell you about what happened at the park today.”

    「公園で今日あった出来事で面白い話があるんだ。」


  2. “My grandmother used to read me a bedtime story every night.”

    「おばあちゃんは毎晩、寝る前にお話を読んでくれたんだ。」


  3. “That’s an amazing story! I can’t believe it actually happened.”

    「すごい話だね! 本当にあったことだなんて信じられないよ。」


(2) ビジネスでの例文


  1. “Our company’s success story began with a small startup in a garage.”

    「わが社の成功物語はガレージで始まった小さなスタートアップから始まりました。」


  2. “He presented a compelling story about how our new product can help customers save time.”

    「彼は私たちの新製品がいかに顧客の時間を節約できるかを魅力的に語りました。」


  3. “We need a cover story for our newsletter that highlights our recent achievements.”

    「最新の成果を強調するニュースレター用の特集記事が必要です。」


(3) 学術的な文脈での例文


  1. “The study analyzes the oral history of indigenous peoples, focusing on the cultural context of each story.”

    「この研究では、先住民の口承史を分析し、各物語の文化的背景に焦点を当てています。」


  2. “His paper examines the narrative structure of short stories in modern American literature.”

    「彼の論文は、現代アメリカ文学における短編小説の物語構造を考察しています。」


  3. “Archaeological findings contributed to our understanding of the story of early settlements in this region.”

    「考古学上の発見によって、この地域の初期定住の物語を理解する上で役立ちました。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (synonyms)


  1. tale(おとぎ話、説話)


    • より「昔話」や「おとぎ話」に近いニュアンス。


  2. narrative(物語、叙述)


    • もう少し文語的で、文章全体としてのストーリーテリングを強調するときによく使います。


  3. account(説明、報告)


    • 「出来事の話」や「報告書」という意味合いを強調。


  4. anecdote(逸話)


    • 個人的で短い面白いエピソードに限定されることが多いです。


反意語 (antonyms)


  • 「物語(フィクション的)」という意味であえて反意語を挙げるならば、fact(事実)などが対比される場合がありますが、完全な反意語ではありません。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA:


    • アメリカ英語: /ˈstɔːri/ または /ˈstɔri/

    • イギリス英語: /ˈstɔːri/


  • 強勢 (アクセント): 最初の音節 “STOR” にあります。

  • 発音上の注意:


    • “o” の音は “オー” と長めに発音されることが多いため、日本語の「ストーリー」に近いですが、実際にはやや口を開き気味にします。

    • アメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはありませんが、米音でやや短めに聞こえる場合もあります。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “storey” と綴るのは主にイギリス英語で「建物の階」を意味するときなので、文脈に合わせて注意が必要です。

  • 同音異義語との混同: “storey (英: 階)” と “story (物語)” は発音はほぼ同じですがスペルと意味が異なります。

  • 試験対策: TOEICや英検でも、“tell a story” や “short story” といった熟語表現や文中での意味の取り違えを問う設問が出る可能性があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “story” を「ヒストリー (history) の頭文字『h』を取ったもの」とイメージすると覚えやすいかもしれません。実際、語源は “history” と近い関係を持ちます。

  • 「ストーリーを語る = tell a story」という基本表現をしっかり頭に入れ、会話や文章でたくさん使ってみましょう。

  • ショートストーリーや絵本などの読み聞かせのイメージから覚えると、気軽に楽しく学習できます。


物語から床の階数まで、多彩な意味を持つ “story”。ぜひ、さまざまな文脈で使ってみてください。

意味のイメージ
story
意味(1)

(建物の)

意味(2)

《集合的に》同じ階の部屋全部

復習用の問題

【名/C】(建物の)『階』 / 《集合的に》同じ階の部屋全部

My house is two-story builing.

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私の家は2階建ての建物です。

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