本文へスキップ
最終更新日 :2026/06/07

morality

IPA(発音記号)
名詞

〈U〉道徳,倫理;道徳学,倫理学 / 〈U〉道徳性 / 〈U〉品行 / 〈C〉教訓;寓意

このボタンはなに?
このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: morality

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語): Principles or standards concerning the distinction between right and wrong or good and bad behavior.

意味(日本語): 「善悪・正邪を区別し、それに基づいて正しい行動を行うための基準・原則」を表す言葉です。「善悪の区別・道徳的な価値観」といったニュアンスで使われる単語です。

  • 「morality」は道徳的な考えや行動指針を表し、個人や社会が「何が正しいか・何が善か」を決めるための基準のことを指します。宗教的・社会的・文化的な観点から用いられることも多い単語です。

活用形:

  • この単語は不可算名詞 (uncountable noun) なので、複数形の形は通常ありません。
  • ただし例外的に「moralities」の形で「複数の異なる道徳観」「複数の道徳体系」といった文脈で使われる場合があります。一般的には「morality」のままで用いられます。

他の品詞形:

  • 形容詞: moral 「道徳の、道徳的な」
  • 副詞: morally 「道徳的に」
  • 名詞: morals 「道徳的考え方」「道徳観」 (しばしば複数形で使われる)

CEFR レベル目安: C1 (上級)

  • 抽象的な議論や道徳・倫理の問題を扱う語彙で、学術的な文脈や議論に対応する単語です。

2. 語構成と詳細な意味

語構成:

  • mor-(ラテン語 mos・mores = 慣習、道徳)
  • -ality(名詞化の接尾辞 “-ality” = 「~の状態」を表す)

派生語・類縁語:

  • moral (形容詞/名詞)
  • amoral (形容詞: 道徳とは無関係の)
  • immoral (形容詞: 不道徳な)
  • morality play (名詞: 中世ヨーロッパで見られた教訓劇)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選:

  1. public morality → 公共の道徳
  2. personal morality → 個人の道徳
  3. question of morality → 道徳上の問題
  4. morality and ethics → 道徳と倫理
  5. Victorian morality → ヴィクトリア朝の道徳観
  6. code of morality → 道徳規範
  7. strict morality → 厳格な道徳観
  8. morality in politics → 政治における道徳
  9. religious-based morality → 宗教に基づく道徳
  10. moral relativism (複合的に “morality” と関連) → 道徳相対主義

3. 語源とニュアンス

語源:

  • 「morality」はラテン語の mōrālitās (mōrālis+tās)に由来し、“道徳的性質”を意味します。さらにたどると“mōs”(習慣・慣習)に遡り、そこから「人が行うべき習慣や行動規範」を示すようになりました。

歴史的変遷:

  • 中世ヨーロッパでは宗教的教訓の要素も強く、教会での説教や生活指針で盛んに使われてきました。近代になると社会学や哲学、人文科学の分野で「善悪の基準」「公的・私的な道徳観念」を論じるときにも盛んに用いられるようになりました。

ニュアンスと使用上の注意:

  • 「morality」はややフォーマルあるいは学術的に聞こえる傾向があります。日常会話でも使われますが、特に「倫理観や価値観について真面目に議論するとき」によく使われます。
  • 宗教や文化によって異なる「morality」のあり方を論じるときに使われるため、意見の対立が起きやすいテーマにもなり得ます。丁寧に文脈を考えて使うことが大切です。

4. 文法的な特徴と構文

  • 可算・不可算: 「morality」は不可算名詞として扱うのが一般的です。強調のために複数形「moralities」を使う場合がまれにあります。
  • 使用シーン: フォーマルな書き言葉や倫理・哲学の話題、学術的な論文、宗教的な説話などでよく登場します。日常会話でも「道徳の問題」について話す際に用いられます。
  • 構文例:
    • the morality of [something] → 「〜の道徳性」
    • a question of morality → 「道徳の問題」

イディオム/一般的な文型:

  • There is a need for morality in society.
  • The issue brings up questions of morality.

5. 実例と例文

ここでは、日常会話、ビジネス、学術的文脈に分けてそれぞれ3つずつ例文を挙げます。

① 日常会話

  1. “I wonder if lying to protect someone is against morality.”
    • (誰かを守るために嘘をつくのは道徳に反するのかな。)
  2. “Her sense of morality guides her every decision.”
    • (彼女の道徳観が彼女のあらゆる決断を導いているよ。)
  3. “Discussing morality can sometimes lead to heated arguments.”
    • (道徳について話すと、時に激しい議論になることがあるよ。)

② ビジネス

  1. “Our company’s code of morality focuses on honesty and fairness.”
    • (当社の道徳的規範は誠実さと公正さを重視しています。)
  2. “We must consider the morality of our advertising campaign.”
    • (私たちは広告キャンペーンの道徳性を考慮しなければなりません。)
  3. “In business ethics, profitability should not overshadow morality.”
    • (ビジネス倫理において、利益追求が道徳をないがしろにしてはならない。)

③ 学術的文脈

  1. “Philosophers often debate the origins of human morality.”
    • (哲学者たちはよく人間の道徳の起源について論じます。)
  2. “The study examines differing moralities across various cultures.”
    • (その研究は、さまざまな文化における異なる道徳観を調査しています。)
  3. “He challenged the established morality of the society.”
    • (彼は社会に定着した道徳観に異議を唱えた。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語

  1. ethics (倫理)
    • 「倫理」は学問的・客観的に「善悪」を考察する枠組みを指すことが多いです。一方「morality」は個人や社会全体がもつ価値観・規範に焦点が当たりやすいという違いがあります。
  2. virtue (徳、善行)
    • 「virtue」は美徳や善い行いを指し、「morality」は全体の道徳規範を示すやや広い概念です。
  3. principles (原則、指針)
    • 「道徳原則」は大まかな考え方を示す語彙です。「morality」は社会全体や個人の持つ善悪の体系に焦点を当てます。

反意語

  • immorality (不道徳)
    • 「morality」に反して善悪の基準を無視した行動や考えを指します。

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA):

  • アメリカ英語: /məˈræləti/ (マ・ラリティに近い発音)
  • イギリス英語: /məˈræləti/ or /mɒˈræləti/ (マまたはモ・ラリティに近い発音)

強勢(アクセント)の位置:

  • “mo-RÁ-li-ty” の2音節目 “rá” に強勢が置かれます。

よくある間違い:

  • “molarity” (化学用語で「モル濃度」) と混同してしまう人がいます。スペルが似ているので注意してください。
  • “morale” /məˈræl/(士気) と混ざることもあるため、末尾の “-ity” (morality) と “-e” (morale) の違いに気をつけましょう。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

  • スペリング: 「morality」は “o” と “a” の順番を間違えやすいので注意してください。
  • 同音異義語との混同: 上記の “molarity” や “morale” など、似たつづりの単語には注意しましょう。
  • 試験対策: TOEICや英検などでは、倫理・社会問題を扱うリーディングやリスニングで登場する場合があります。文脈から「道徳を論じていること」を読み取る力が大切です。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

  • 「moral(道徳)+-ity(~の性質)」と考えると覚えやすいです。
  • 「morale(士気)」と混同しないように、「-ity」がついているから「道徳的な性質」の方!と意識しましょう。
  • 「モラリティ」とカタカナで覚えるよりも、強勢位置を “mo-RÁ-li-ty” としっかり意識して発音する習慣をつけると、耳に残りやすいです。

以上が名詞「morality」の詳細な解説です。個人・社会の善悪基準を示す重要な単語なので、抽象的な議論や倫理・哲学の話題などでよく使用されます。学習の際は、似た単語や発音の混同に注意しながら、さまざまな文脈で使えるように練習してみてください。

意味のイメージ
morality
意味(1)

〈U〉道徳性

意味(2)

〈U〉品行

意味(3)

〈C〉教訓;寓意

意味(4)

〈U〉道徳,倫理;道徳学,倫理学

復習用の問題

〈U〉道徳,倫理;道徳学,倫理学 / 〈U〉道徳性 / 〈U〉品行 / 〈C〉教訓;寓意

Morality is the foundation of a civilized society.

正解を見る

道徳は文明社会の基盤です。

道徳は文明社会の基盤です。

正解を見る

Morality is the foundation of a civilized society.

英語 - 日本語

項目の編集設定
  • 項目の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
  • 項目の新規作成を審査する
  • 項目の編集を審査する
  • 項目の削除を審査する
  • 重複の恐れのある項目名の追加を審査する
  • 項目名の変更を審査する
  • 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
  • 決定に必要な投票数 - 1
例文の編集設定
  • 例文の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
  • 例文の編集を審査する
  • 例文の削除を審査する
  • 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
  • 決定に必要な投票数 - 1
問題の編集設定
  • 問題の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
  • 審査に対する投票権限を持つユーザー - すべてのユーザー
  • 決定に必要な投票数 - 1
編集ガイドライン

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★