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最終更新日 :2025/01/27

put on

IPA(発音記号)

【句動】を身につける,を着る, をつける / を上演する, を催す

このボタンはなに?

外に出る前にコートを身につけます。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

英語・日本語の意味

  • 「put on」は「身に着ける」「着る」「(感情や表情などを)装う」という意味の句動詞(phrasal verb)です。
    • 英語: “to put on (something)” = to place clothing or an accessory on your body, or to pretend/assume a certain mood or behavior.
    • 日本語: 「服やアクセサリーを身につける」「ある感情・態度を装う(=わざとそうして見せる)」という意味です。
    • 例えば、「コートを着る」なら “put on a coat”、「笑顔を作る」なら “put on a smile” というように使います。初級の学習者がよく覚える「着る」という基本的な意味だけでなく、比喩的に「(態度などを)装う」意味でも使われます。

品詞

  • 句動詞(phrasal verb)
    • 「put (動詞) + on (副詞/前置詞的要素)」の形で機能します。

活用形

  • 現在形: put on
  • 過去形: put on (過去形は “put” のまま)
  • 過去分詞形: put on (過去分詞形も “put” のまま)
  • 現在分詞形: putting on

「put」は不規則動詞で、過去形・過去分詞形ともに “put” となる点が特徴です。

他の品詞形の例

  • 名詞形:「put-on」(※「見せかけ」「まやかし」という名詞形が存在する場合がありますが、口語的)
  • 形容詞形:「put-on」(※「装った」「見せかけの」という形容詞。こちらもごく口語的に使われる)

CEFRレベル

  • おおよそA2(初級)からB1(中級)レベル
    • A2: まだ基本動詞や日常表現を学ぶ段階
    • B1: 日常会話の中で複数の意味に対応して使うことができる段階

2. 語構成と詳細な意味

語の構成

  • 「put」(動詞) + 「on」(副詞/前置詞)
  • 本来「put」は「置く」という意味がありますが、「on」が組み合わさることで「身に着ける」「装う」というフレーズに変化します。

詳細な意味

  1. 衣服・装飾品などを「身に着ける」
    • 例: “put on a hat” 「帽子をかぶる」
  2. 化粧品やクリームなどを「塗る/つける」
    • 例: “put on makeup” 「メイクをする」
  3. 感情・態度などを「装う」「〜のふりをする」
    • 例: “put on an act” 「芝居を打つ、とぼけそぶりをする」
  4. 音楽やテレビなどを「つける」
    • 例: “put on some music” 「音楽をかける」
  5. 体重を「増やす」(慣用表現)
    • 例: “put on weight” 「体重が増える」

※ “put on” には文脈によってさまざまな微妙な意味が加わるので、状況に応じた訳を考える必要があります。

よく使われるコロケーション(10個)

  1. put on a hat(帽子をかぶる)
  2. put on a coat(コートを着る)
  3. put on a smile(笑顔を作る)
  4. put on makeup(化粧をする)
  5. put on an act/facade(芝居を打つ、装う)
  6. put on weight(体重が増える)
  7. put on some music(音楽をかける)
  8. put on the TV(テレビをつける)
  9. put on perfume(香水をつける)
  10. put on a show(ショーを開催する、またはわざと目立つ行動をする)

3. 語源とニュアンス

語源

  • 「put」は古英語で「置く」「配置する」を意味する “putian” に由来するとされます。
  • 「on」は古英語の “on” と同じ綴りで、「上に」「接触している状態」を表します。
  • もともとは「何かを上に置く」ことを表していたものが、身につける動作や比喩的に「装う」ことを表すようになりました。

ニュアンス・使用時の注意

  • 「服を着る」という物理的な行為だけでなく、感情や態度の「装い」についても使う点が「put on」の面白い特徴です。
  • 日常的なカジュアルな場面からビジネスやフォーマルな場面でも、広く使われます。ただし「装う」「嘘をつく」の意味で使う場合はややネガティブなニュアンスにもなり得ます。

4. 文法的な特徴と構文

  • 「put on」は 他動詞句 (transitive phrasal verb) です。目的語が必要な場合も多いです。
    • 例: “put on a coat” / 正しい
    • 例: “put on” だけでは「何を着るのか」不明のため文が不完結
  • 名詞を入れる位置は、名詞が短い場合は「put + 名詞 + on」または「put on + 名詞」のいずれも可能です。代名詞の場合は「put it on」のように間に入れるのが一般的です。
    • 例: “I put on the coat.” / “I put the coat on.” / “I put it on.” (○)
    • 例: “I put on it.” (×)

イディオムや一般的な構文

  • “put on an act” (芝居を打つ)
  • “put on airs” (気取る)
  • “put on weight” (太る/体重が増える)

5. 実例と例文

日常会話 (3例)

  1. “Don’t forget to put on your jacket before going out; it’s cold today.”
    • 「外に出る前にジャケットを着るのを忘れないでね。今日は寒いから。」
  2. “I usually put on some music while I’m cooking.”
    • 「料理している間は、いつも音楽をかけるんだ。」
  3. “He put on a big smile when he saw me.”
    • 「私を見たとき、彼は大きな笑顔を作った。」

ビジネス (3例)

  1. “Could you put on the presentation slides for everyone to see?”
    • 「みんなが見られるようにプレゼンのスライドを映してもらえますか?」
  2. “She put on a confident demeanor during the meeting.”
    • 「彼女はその会議中、堂々とした態度を装っていた。」
  3. “Please put on your ID badge before entering the office.”
    • 「オフィスに入る前にIDバッジを身につけてください。」

学術的 (3例)

  1. “When experimenting in the lab, students must put on protective goggles and gloves.”
    • 「実験室で実験するときは、学生は保護メガネと手袋を着用しなければなりません。」
  2. “The researcher put on a neutral expression to avoid influencing the participants.”
    • 「研究者は被験者に影響を与えないように、表情を作らない(ニュートラルな表情を装う)ようにした。」
  3. “It is recommended to put on headphones for a more accurate sound analysis.”
    • 「より正確な音の分析を行うためには、ヘッドフォンを装着することが推奨されます。」

6. 類義語・反意語と比較

類義語

  1. “wear”(身につける)

    • “wear” は「着用する状態」を表し、「着る」動きを示すより、「着ている」状態に焦点があります。
    • 例: “I’m wearing a new dress today.” / 「今日は新しいドレスを着ているの。」
    • “put on” は動作、 “wear” は状態を表す点が違いです。
  2. “don”((やや文語的に) 着用する)

    • 「衣服を身につける」という意味ですが、フォーマルで古風な響きがあります。
    • 例: “He donned his graduation gown.” / 「彼は卒業式のガウンを着た。」
  3. “slip on”(さっと着る)

    • 「短時間で手早く着る」ニュアンスを持ちます。
    • 例: “She slipped on her running shoes and left.” / 「彼女は素早くランニングシューズを履いて出ていった。」

反意語

  • “take off”(脱ぐ/取り外す)
    • “put on” の真逆で、何かを身から取り除く動作を表します。
    • 例: “He took off his jacket because it was too hot.” / 「暑かったので、彼はジャケットを脱いだ。」

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)

  • アメリカ英語: /pʊt ɔːn/ または /pʊt ɑːn/
  • イギリス英語: /pʊt ɒn/

アクセント

  • 通常「put」も「on」も短い単語のため、単独で強いアクセントはあまり顕著ではありませんが、“put on” の全体をさらっと発音します。
  • “put” の “u” は唇をすぼめて「プッ」のように出し、「on」は音が曖昧になりやすいので注意します。

よくある発音の間違い

  • “put” と “putt” (ゴルフ用語や動詞 “to putt” で /pʌt/) を混同しないようにしましょう。
  • “on” の母音 /ɒ/ を日本語の「オー」と伸ばしすぎたり、/æn/ のように鼻母音化しないよう気をつけます。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

  • “put on” と “wear” の使い分け: “put on” は「着る・身につける」という動作、 “wear” は「着ている・身につけている」という状態を表します。
  • 単に「置く」という意味の “put” と組み合わせる他の表現 (“put away”, “put off”, “put up with”など) と混同しないように注意 専門的なイディオムが多く、意味が大きく異なるので詰め込み学習しやすい箇所です。
  • スペルミスは起こりにくい一方、代名詞を置く位置(I put it on / I put on it ×)を間違えやすいので気をつけましょう。
  • TOEICや英検などでも「句動詞の意味を問う問題」で “put on” は頻出です。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

  • “put on” は「上に置く」をイメージするとわかりやすいです。服を「体の上に置く(乗っける)」という感覚です。
  • 「動作」であることを常にイメージし、“wear” との区別を頭の中で「まず “put on” して、そのあと “wear” の状態になる」とストーリーで覚えましょう。
  • 代名詞が間に来ること (“put it on”) も早い段階で口に出して練習すると自然に身につきます。

以上が「put on」の詳細な解説です。服を着るだけでなく、メイクをする、態度を装うなどさまざまなシーンで活用できる句動詞ですので、ぜひ日常的に使ってみてください。

意味のイメージ
put on
意味(1)

【句動】を身につける,を着る

意味(2)

を上演する, を催す

復習用の問題

【句動】を身につける,を着る, をつける / を上演する, を催す

I put on my coat before going outside.

正解を見る

外に出る前にコートを身につけます。

外に出る前にコートを身につけます。

正解を見る

I put on my coat before going outside.

英語 - 日本語

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